R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

おだいじにネ

 
 
遅ればせながら2月11日開催の「DOAラリークランキング」に、参加申し込みをした。

当初は160kmだった行程も、あまりにハードすぎると主催者Y原さんも思ったのか、130kmに修正されていた。
当初のスタートは「朝7時」だったが、いつのまにか「未明スタート」って......

未明って4時?5時?
いちおう制限時間は12時間だが、「夕方ゴール」となんともあいまいな表示に。

当初8月開催が発表されたときは、160kmという距離と、その3分の1(2分の1?)がダートという設定に、ひさびさにドMの血が騒いだが、周りの自転車乗りを誘っても、
ロードバイクしかないからダートは走れない」とかで、だれも誘いに乗ってこない。
案の定人数が集まらず12月延期になったとたん、一気にやる気が失せてしまった。

加えて高くて乗りづらかったアドベのシートを、K&H製に換えて足つきがよくなった途端、乗るのが楽しくて毎週末のツーリングだけでなく、仕事のアシとして毎日バイクに乗ってばかり。

「寒い冬にバイク乗って寒くないの?」
とよく聞かれるが、一番寒く感じるアタマはヘルメットですっぽり覆っているし、ウェアはマックスフリッツのあったか上下に、「掟破りの」ハンドルカバーで完全防寒しているので、じつはアタマむき出しで歩いたり、自転車に乗るほうがよほど寒かったりする。
なので自転車はすっかりごぶさたになっていた。

自転車も街乗り程度なら汗もかかないが、ロードレーサーでガシガシ漕ぐと、寒いのに大汗をかく。
そしてコンビニ休憩でカラダが冷え、また漕ぎ出して汗をかきの繰り返し.....
寒いのに暑くなり、暑いのに寒くなる。なんとも理不尽なスポーツなのだ。

バイクのDOAなら体力は不要なので、ぶっつけ本番でも大丈夫だが、マラソンや自転車はエンジンが人力なので、ちゃんと準備していないと無理、というか危険。

制限時間の12時間が経ってもまだ山の中にいて、真っ暗ななか提灯のように暗いヘッドライトは、本当に危ない。
暗いなか前が見えず転んでけがをしたり、ガケ落ちしてはスタッフにも迷惑がかかる。

なので一度は参加をあきらめたが、
「完走しようとするから無理がある。自分のペースで走って、日が暮れる前にリタイアして、ゴール(ビバーク)に帰ればいい」
と考え方を変えてみたら、気持ちが楽になった。

海外ラリーと違い国内なら、どこでも言葉は通じるし、携帯もつながる。
GPSやグーグルマップが使えれば、自分の位置も分かるし、スタートゴールが一緒なので、帰る場所も分かる。

とはいえちゃんと練習しておかないと、楽しくないし苦しむのは自分。
なので元旦から毎朝ランニングを再開し、金曜から自転車に乗り始めた。

イメージ 1
 
マウンテンバイクは持っていないので、このクロスバイクで参加予定。
ダート用に少し太いタイヤを履いて、予備のチューブを2本持ち、荒れたダートは押して(かついで)歩こう。

「冬のサイクルウェア」で検索して、装備も揃えないと。
ワダケンいわく
ユニクロヒートテックは汗がかわかないので、カラダが冷えて体力が奪われる」
とのこと。
モンベルのジオライン」というインナーウェアが、吸湿速乾に優れるらしい。
すき間だらけの自転車用ヘルメットは、アタマも寒いし耳もちぎれるほど冷たいので、防寒対策も考えないと。
とりあえずバイク用のフリースやグローブなどの、防寒グッズを流用しよう。

DOAのホームページを見ると
「最低一人でも開催しますが、思った以上に集まってます」
とY原さんが書いていた。
大規模な告知をしているわけでもないのに、やっぱり彼のまわりには変態が多いようだ(ってオレも?.....)
 
2月といえば12月より寒い。
東京でも毎年雪が降るのは、2月が多いような....
10mのロープも持って、くれぐれも準備を万全にして臨みたい。
 
そして年末に娘の髪をカットしてもらった、代々木上原S君の「RIGID」に自転車で行き、自分の髪を切ってもらったあと、青山の自転車仲間Nさんの事務所に伺い用事を済ませ、恵比寿のセレブなニートYちゃんがいたら、年始のあいさつを兼ねてお茶でも飲もうと電話すると
 
「じつは足の骨折って自宅療養中なんだよね」って.....
 
とりあえずお見舞い兼ねて行ってみると
 
イメージ 2
 
下駄を履いた人が「カクッと」コケて折るという、小指の付け根あたりを骨折したらしい。
松葉づえかと思ったら、この一本足のようなギプス。
「松葉つえは疲れるので、他にいいのがないか探したら、スターウォーズの撮影中、足を折ったハリソンフォードがこれ使っていて」
探したらアマゾンにあったらしい。

でもこれ遠目から見ると、ヒザから下が見えないので、
「えー!アシ切断しちゃったの??」
と一瞬ドキッとした。

イメージ 3
 
その骨折の原因がコレ


イメージ 4
 
ホンダRC45
「めずらしい出物があったので、つい買っちゃった」
って世界限定500台だったか1000台だったか、さすがセレブなニート

市販車ベース(ホモロゲ)とかで、レーサーにナンバーを付けて街中を乗っていたらしいが、タイヤはスリックに申し訳程度にミゾが入った程度。
「カーブで滑って転んだ」
って真冬で路面μの低い一般道のアスファルトでは、転ぶのが当たり前。
よく骨折だけで済んだものだ。

イメージ 5
 
希少なマシンなんだから、本当は室内保管したほうがいいんだけど、Yちゃんのお父上も刀剣集めが趣味のわりに、
「手入れもせずに蔵のかめに、無造作に放り込んであった刀で、チャンバラごっこしておもいきり怒られた」
という家系なので、床の間に飾って眺めて喜ぶ人種ではないらしい(クルマもバイクも乗ってナンボなので、正解かと)
とりあえずお大事に。
治ったらせめてタイヤは換えて、コーヒー飲みに寄ってください。



イメージ 6
 
そして昨日、近所の中原街道が大渋滞に。
その先の交差点でハイエースが横転、警察と消防車が出て、道路封鎖していた。

スピード出し過ぎて右折を曲がり切れず横転

絵にかいたような単独事故だが、一歩間違えば歩行者や対向車を巻き込んで、重大事故になっていたかもしれない。

85歳の老人が女子高生二人をはねて重体とか、91歳で免許失効した老婆が、子供をはねたとか、高速道路の逆走で死亡事故など、高齢者の事故はあとを絶たないし、危険なあおり運転もあいかわらず多い
この運転手も外回りの営業中だったらしく、会社の名前が入ったユニフォームを着て、実況見分に立ち会っていたが、会社になんと報告するのか。

先日行った腹サイクルでも、松葉づえをついたお客さんが来ていて、ハラさん曰く
「ウチで買ったばかりのバイクで、横から一時停止無視で突っ込んできた4輪に、ぶつけられたんですよ」って
 
自分がいくら気を付けていても、向こうから突っ込んでこられたら、避けようがない。
子供を後ろに乗せて走るときも、前後左右にいくら気を配っても、キリが無くて本当に疲れる。
Yちゃんも転んだバイクが滑って人をはねていたら、のんきに自宅療養はできなかったはず。
私も運転中に心筋梗塞脳卒中になったら、誰かを巻き込むかもしれないし、巻き込まれるかもしれない。
バイクに乗る人もクルマに乗る人も、自転車に乗る人も、くれぐれも安全運転と健康管理には気を付けましょう
 
イメージ 7