暑かった8月最後の週末は地元のお祭りで、「お山」はお休み
56歳で「若手」と呼ばれるほど、町内会の高齢化は進んでいる。
マンションや建売住宅は増えているが、住人は賃貸や若い家族が多いので、お祭りや地元のイベントに参加する人は本当に少ない。
町会の大人みこしも担ぎ手が少ないので、一度担ぐと最後まで抜けられない。
来年は八幡様の大きな「本社みこし」を担ぐので、最低でも今回の倍は人手が必要になる。
町会幹部たちは
「マンションや小学校にチラシを配って、募集しなくては」
と危機感をあらわにしている。
3年生の娘の友達も、おみこしに興味のある子は本当に少ない。
来年もこうして付き合ってくれればいいが......
そして仕事で都心に出た帰り道、ちょっと立ち寄り
あいにくじ~じもテルちゃんもスーさんも不在だったが、
もう来年のパンフが出来上がっていた
そのぶん難易度が上がるかもしれないが、ますますアマチュアにはハードルが高くなるのだろう。
この日は所用で板橋まで往復60kmのサイクリング。
山手通りは中目黒を過ぎると道路も歩道も広くなるので、自転車も走りやすいが、
川越街道は道路幅が狭いうえに、やたらとトラックが多い。
とくに「足立」と「千葉」「大宮」ナンバーのクルマが、「自転車はジャマ」とばかりに、スレスレに追い越していくので、走りづらくても歩道を走るようにしている。
いちおう自転車レーンはあるが、道路の幅は東京オリンピックがあった50年前のまま。
当時は軽自動車が主流だったが、クルマが大型化した今、自転車レーンのぶんだけ道路が狭くなっている。
私はクルマもバイクも自転車も乗るので、クルマ側から見た自転車のこわさもよくわかる。
毎日のように自転車と車の事故は起きているので、せめて大人も子供も自転車にヘルメットは、義務付けたほうがいいと思う。
むかし足立区の一家が
「小学生の女の子がみんな、モー娘のゴマキの格好を真似ていて、自分の娘の将来が心配になった」
と、世田谷区へ移住してきた。
ここ数年のミニバブルで地価が上がり、世田谷目黒などいわゆる「山の手」の不動産が買えなくなった不動産屋が、葛飾や足立、江戸川、江東区など「下町」の安い土地を買い漁り、投資用アパートやウサギ小屋と揶揄される、土地15坪以下の小さい建売住宅を、建てまくった結果だろう。
アパートを早く満室にして売るため、「ニンゲンならなんでもいい」と身元の怪しいガイジンでもなんでも入れてしまう。
足立のアパートに住む知り合いは、
「最近は両隣りにアフリカ系のガイジンが越してきて、夜な夜な仲間を呼んでうるさい」
と言っていた。
もうじきバブルがはじければ、このエリアは真っ先に地価が下落する。
子供がモー娘のカッコをしているくらいなら、まだかわいいもの。
そのうち近所の住民がガイジンばかりになって、治安が悪化し、
こわくて引っ越す人が激増する日もそう遠くないはず。
香港や中国の投資家たちは、
「このバブルがはじけて地価が暴落したら、山手線の内側を買い漁る」
と言っている。
そのうち
「山手線の内側は金持ちのガイジンしか住めない」
なんて、笑い話ですまない日が来るかもしれない。
治安が悪いエリアがスラム化するのは、世界共通の問題。
スウェーデンのオールソンやミッケも
「移民を受け入れすぎてストックホルムの治安が悪くなった」
と言っていたが、日本政府が観光客と移民を増やす政策をとっている限り、日本も対岸の火事では済まないだろう.....
そして帰宅途中の中目黒「バッチョーネ」でランチ休憩
Kさんも元気そう(長年の重労働でカラダはガタガタらしいが...)
定番の大盛りパスタをいただきカーボローディング。
Kさんがイタリアで修業していた関係で、「パルマ産生ハム」の店頭販売を始めたら、これが好評らしい。
「100g 2000円」
100g200円のハムしか食っていない私は、あぜんとするしかないが、ここは「高級住宅地」中目黒。
食事を済ませた人や飛び込みのお客さんが、次々に高級ハムを買っていく。
オーナーのKさん曰く
「外でお金を使わず、いいワインと美味しいおかずで、{家呑み}する人が増えた」
とのことだが、いえいえ、この人たちはきっと外でも美味しいものを、食べているはず。
そして先週末は2週間ぶりに「サルの穴」へ
朝7時、バイクの乗って走り出すと、肌に感じる風の冷たさで、
「あー、やっと秋になったんだなぁ」
と感じる。
そして8時半、お山のベースに到着
この日のメンバーは私が初めてここに来たとき、ご一緒したオチアイサン。
と、オチアイサンのクルマはあるが、本人がいない。
モンキーIさんから
「高速が渋滞していてちょっと遅れます」
と連絡をいただいたが、Oさんがいない旨を伝えると、
「彼は早く着いて、先に走りに行った」
とのこと。
地元生まれでMTB歴20年以上のOさん
私が「這うように」走るガレ場や倒木の難所の上を、「とび越えていく」エキスパート。
私が一緒だと自分のペースで走れないので、今日は別行動なのかもしれない。
そしてIさん到着
今日のマシンは「ミヤタ リッジランナー」というE-BIKE(電動自転車)
いつも犬のロビンをひざにのせて、峠を登るIさんだが、前回カゼをひいての強行軍は、本当に辛そうだったので、E-BIKEは正しい選択だと思う。
案の定、登りは軽快そのもの。
私が時速10km/hでヒィヒィ言う登りも、時速20km/hでグイグイ登っていく。
オチアイサンも戻ってきた。
「sinaさんとひさしぶりに走りたい」
とありがたいお言葉。
はじめてE-BIKEに乗ったオチアイサン
エキスパートライダーほど
「電動なんて邪道!」
とアレルギーがあるものだが、オチアイサンもその一人だったはず。
それが
「なにこれ!、すご~い~~~~」
と歓声をあげながら、激坂を「飛ぶように」登って行ってしまった。
転がる石と木の根が行く手をふさぐ長い激坂で、石にはじかれ足を着いた私。
ここから再スタートは無理なので、ハアハアゼイゼイ自転車を押しあげていると、歓声とともにオチアイサンが下りてきて一言、
「これ乗ってみて」
ラクなのはわかっているが、私も「自力で登りたい派」
でも頂上までまだしばらくあるので、ありがたくお借りした。
さっきまでヒイヒイ言っていたのは何だったの?
というくらい、ラクに登れる。
ホント「スイスイ」って感じで、あっというまに頂上に到着した。
そしてお待ちかねの下り。
ヘルメットをかぶり、ヒジとヒザにプロテクターを付けて走り始める。
前を走るオチアイサンに必死についていくが、どんどん離される。
たぶんオチアイサンは20%くらいで走ってくれているのだろうが、全然ついていけない。
それでも毎回スリップして転倒するような場面も、なんとかグリップできたり、マシンをバンクさせてコーナリングできるようになったのが、ちょっとうれしい。
先で待っていたオチアイサンも
「速くなりましたね~」
って。
スピードが上がると「とっ散らかって」、制御できないのは許せないが、まだ4か月、無理して大けがはしたくないので、これで良しとしよう。
ロビンと一緒にうしろから来たIさんだけが、浮かない顔をしている。
「登りはいいけど下りはどうしようもない」
と吐き捨てるように一言。
「こんなのはマウンテンバイクじゃない」
という思いが強いんだろう。
メーカーも販売するまでに、数えきれないくらいのテストを繰り返しているはずだが、
量産品ゆえ万人受けしなければならないのは、仕方ない、
電池の大きさや車体の重さは、まだ課題も多く残る。
Iさんもサスやタイヤを換えたり、セッティングをいじっているようだが、思い描く理想にはまだまだ近づかないらしい。
電動を見ながらボーゼンと立ち尽くすIさんだが、そこはスガワラじ~じと同じ「職人」。
帰宅して「モンキースペシャル」を作るべく、あーでもないこーでもないと楽しみながら、試行錯誤を続けているらしい。
オチアイサンを無理して追いかけるあまり、ガケを飛びそうになったり何度も転びながら、今日も無事にベースに戻れたことに感謝。
激坂を上るよりつらかった、帰りの炎天下の高速走行も、今日は気持ちがいい。
鳥海山は自転車をIさんにクルマで運んでもらい、私はアドべで行く予定。
そして翌日の17日(月)は、敬老の日でお休み。
三連休なのでどこも混んでいるだろう。
なのでSさんにいただいた「岡本太郎展」を見に、生田緑地へタンデム。
思いのほか道路も駐車場も空いていたので、
「クルマのほうがよかったかな?」
かな?と聞くと
「バイクのほうがいいに決まってるでしょ!」
と怒られた。
娘とタンデムするのはずいぶん久しぶりのような。
(毎週お山へ行っているんじゃ仕方ないか)
娘にとっては岡本太郎より、古民家館のほうがなじみがある。
楽しみにしていた古民家のお蕎麦屋さんは、耐震補強のため来年までお休み。
休憩はできるのでこちらも楽しみにしていた、お団子を買って食べる。
知らなかったが岡本太郎は川崎生まれとか。
このデザインをSさんの奥様が手掛けている。
子供なら岡本太郎の難解な芸術がわかるかも?
と思ったが、
「よくわかんない」
そう。
親に似て娘も凡人なことに、ちょっとホッとしたりして。
お昼は併設の「カフェ・タロー」
ナポリタンを頼んだら、かなり大盛り。
ちょっとパスタが「ソフト麺」みたいな触感で、おなかにたまる。
ゲージュツを堪能?したあとは、これもお気に入りの水浴び。
こうなることは想定内なので、着替え一式を持ってきた。
娘とのタンデムはソロの何倍も気を遣うので、帰宅するとグッタリだが、やっぱり楽しい(帰りは後ろで爆睡だが)
今週末は決算の準備があるので、お山はお休み。
明日の朝は早起きして、たまにはリドレーで走ってこようか。