R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

交流ライド

 

 

 

先々週のお山で前転し肩とアバラを痛めたので、日曜はMTBには行かず町会のもちつきの予定だった。
が、肩が痛くて上がらず、モチがつけそうにない(アバラも痛いし)。

24日はバレエの発表会がある妻と娘(今回は妻も舞台デビュー)、
日曜は朝から夜までリハーサルと練習があるそうで、
「夜、会場までクルマで迎えに来てくれれば、どこ行ってもいいよ」
とお許しをいただく。

ならばと町会長に餅つき不参加の連絡をして、急きょモンキーと西多摩のMTBショップ「ナカザワジム」の、交流ライドに参加させてもらうことに。
まさか「自転車で転んでアバラを折ったので、餅つきができない」と言い訳しながら、MTBに乗りに行くとは思わないだろうナ。

場所はナカザワジムさんが地主さんから好意で借りている、西多摩の森。
高低差50mくらいの森というより小高い丘に、「タナトレ」というショートコースを作り、地元の有志で管理、整備している。

朝8時にモンキーズオカダさん指定のコンビニに集合。
近くに高速のICがないので、一般道で向かう。
はじめての場所なので時間に余裕をもって、6時すぎにアドべで出発した。

この日は一番の寒さとかで、埼玉に入るとメーターに「雪マーク」が点きっぱなし。
表示の外気温はマイナス3度。
ナビが指示する農道を走ると、畑には一面霜が降りて真っ白。
路面凍結していないかドキドキしながら、慎重に走る。

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下道は空いていて7時過ぎに到着してしまった。
さすがにまだ誰も来ていない。

今日もマックスのインナージャケットの上にマッキーノジャケット、
下もあったかパンツなのでポカポカだが、指先だけはグリップヒーターを点けても、かじかんでいる。
そろそろ今年もハンドルカバーの出番かな。

朝食に肉まんとホットコーヒーを買い、みんなを待つ。

と、モンキー総裁と息子のヒロくんが到着。

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私のも含めたモンキー3台と、ヒロ君が勤めるA&Fさんが輸入している、ロッキーマウンテンのフルサス試乗車が3台。


むかし新宿(というか大久保)の職安通りにあった「A&F」は、今ではデイパックのロールスロイスと言われるグレゴリーや、ナイフの老舗「バック」などなど、狭いながらもアウトドア好きのココロをくすぐるモノであふれていた。
いつのまにか新宿のお店は無くなっていたが、創業40年の大きな商社になっていた。

モンキーズのオチアイさん、オカダさん家族など、10人ほどのモンキー乗りが集まったところで、駐車場へ移動。

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コースには駐車場がないので、オカダさんの知り合いの板金屋さんの駐車場をお借りした。
ここから自走で10分、

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コースにはナカザワジムの有志たちが、20人ほど集まっていた。

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霜が降りてツルツル滑る路面に、苦労している私を見かねたナカザワさんから、特別にライディング教室ちゅう

オートバイと違い自転車は乗り手より軽いので、どうしても不安定になるらしい。
バイクからMTBに転向する人は、だれでもcooky道の違いに戸惑うとか。
前後左右の荷重のかけ方などレクチャーを受けるが、なかなかアタマもカラダも理解できない。

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自分ではかなりバンクさせているつもりだが、ほとんど「棒立ち」で重心が上すぎ。
ラインも毎回バラバラで何度も転倒。
痛めた肩をまた強打してしまった。

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こちらはヒロ先生
さすが元全日本ランカー
ツルツル滑る路面でもしっかりバンクさせて、ヒラヒラと軽快な体重移動で、狭いコースを走り抜けていく
ラインも全然違う。
コーナー入り口でしっかり減速し、アウトインアウトが基本とか。
コーナーの途中でマシンを起こし、素早く次のコーナーに向けて加速していく。
 
実家が自転車屋さんでオヤジは無類の自転車バカ。
そのオヤジに連れられて、小さいころからお山で育ったヒロ君

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こちらはオカダさんの息子さん
彼も全日本のレースに参戦しているので、力みのないスムーズなライディング。


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こちらはナカザワジムのナカザワさん。
20年前に比べて20kg以上太ったらしいが、さすがベテラン、おデブでも速い。

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そしてオカダ親子のバトルも。
奇声を発しながら息子をあおる、オトナゲナイお父さん
でも今年のレースでは、ついに息子に負けたとか。

 

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モンキーズで記念撮影
私も早く彼らとデッドヒートできるようになりたい。
 

そして午後は西多摩MTB友の会が管理している、山の上のパンプトラックへ移動。

 
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パンプとは凸凹のこと。
小さい子供たちもたくさん走っている。
 
 
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お母さんたちが作った手料理をいただく。
こんな集まりもいい。
 
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トン汁も。
冷えた体にはありがたい

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パンプトラックを走るのは初体験。
一度やってみたかった。

ライディングの基本を覚えるには反復練習が一番いいが、ずっとスタンディングはかなり足腰にきて、連続5周がやっと。

お山で下りのコーナリングは、ペダルを漕がずに加速するらしいが、どうやるのか意味が分からない。
「パンプの頂点で抜重して下りながら下方向へ荷重する」
と、加速できるらしい。
何度も繰り返し「なんとなく」わかったような、でもやっぱりわからないような...
上級者はこのパンプを下りのときの荷重で加速させ、ペダルを漕がずに何周も回れるらしいが、私はひたすらペダルを漕ぐので、ほんとうに疲れる。

毎週MTBに乗ってきたので、さぞ足腰が鍛えられたはず。
今シーズンの娘とのスキーはバッチリと思っていたが、実は全然鍛えれれていなかったのかと、かなりガッカリ。
それでもパンプを毎日走れば、絶対に上達するはず。
プライベートコースとパンプトラックが本当に欲しくなった。
 
 
ナカザワさんが西多摩のお山のトレイルに行くというので、パンプで足腰がパンパンになっていたが、付いていくことに。
と、いつもの「サルの穴」に比べたら、西多摩はそれほど難しくないと聞いていたが、登りは木の根が多いし斜度もきつくて、パンプで体力を使い果たしたアシでは、ちょっとの坂も登れない。

下りも岩こそないが太い木の根が張り巡らされていて前転。
また肩とアバラを強打して、おもわず悶絶............。

でも山の日暮れは早いので、のんびりしていられない。
痛みをこらえてやっと下ったとおもったら、
 
 
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最後は担ぎ上げが待っていた。
腕が上がらないからもちつきをサボったのに、結局自転車を持ち上げることに。
(神様はやっぱり見ているのネ)


帰宅して風呂に入ろうと服を脱いだら
 
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肩だけでなくウデもどこかにぶつけていた。

ともあれこのくらいはMTBではケガのうちに入らないらしい。

次こそ鎖骨を折りそうなので、ショルダープロテクター買わないとかなぁ