カフェしなの

TREK とKONAとEVILと、たまに1250 GS HP

初スキー

「悪夢の」ラリークランキングもやっと終わり、ずっとお預けになっていたスキーに、娘と行くことに。
物置からスキーを出しワックスがけ

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長野県北部の山に囲まれた町で育った私は、小学校の授業でスキーがあるほど、スキーは身近な存在だった。

朝起きて天気が良ければ、母におにぎりを握ってもらいスキーに行くのが当たり前。

都会の人が吹雪のなかスキーするのを見て、
「なんでこんな天気で滑るのかなぁ?」
と不思議だったが、自分が東京に住んでみて、宿を予約したら吹雪でも行かないとならないことを知った。

始めて履いたスキーは、姉のおさがりの「木」のスキーだった。
姉もたぶん誰かのおさがりだったろう、もうボロボロでエッジが無いうえに、身長130cmなのに170cmと長すぎた
(洋服や自転車と同じで{長く使えるように}と、昔はなんでも大きめだった)。

ブーツは長靴でストックは「竹」製、
学校の裏山に担いで登り滑っていたが、みんながちゃんと止まれるところで、エッジのない私だけ止まれず、何度もがけ落ちした。

そのうち近所のお兄さんがオガサカの工場で働くようになり、塗装が失敗した不良品のスキーを、格安で譲ってもらった。

ブーツも長靴から、真っ黒な編み上げヒモの革製ブーツになり、週末は友達とスキーに行った。

家から一番近いスキー場は「山田温泉スキー場」。
クルマのなかった我が家は、バスでふもとの山田温泉まで行き、そこからスキー場までの登山道を、親の「準備運動だから」という言葉を信じて、30分ほど担いで登った。
帰りも担いで下りるので、滑って転んだりがけ落ちする人が続出。
それでもみんな笑いながら登っていた。

ある日、やっとスキー場に着くと同級生がいた。

「どうやってきたの?」
と聞くと
「親とクルマで来た」
って。
そこにはスキー客用の駐車場があり、クルマだと山を登らなくていいことを知った....

それに比べたら今は本当にいい時代。
娘のスキーは中古のセットで3000円だが、ちゃんとエッジもあるしブーツもプラスチック。
長さも身長130cmに対し130cmで、身長が伸びたら下取りに出して、いくらでも安く買い替えられる。

むかしはフリースもゴアテックスも、ヒートテックも無くて、子供用のババシャツに毛玉だらけのセーター、そのうえにアノラック(というかヤッケ?)、ペンキ屋さんがよく着ているナイロン製のペラペラのジャンパー。
それでも寒いなんてだれも言わず、みんな元気に滑っていた。


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しっかりワックスもかけて準備完了

日帰りだがせっかく早起きしても、最近は休日朝の高速が事故渋滞している。
なのでスキー場近くの道の駅で、車中泊することにした。

今回は東京から一番近い、関越道「沼田インター」にある「たんばらスキーパーク

「子供と行く日帰りスキー場」で検索して、近くの「川場スキー場」と迷ったが、たんばらのほうが初心者向けらしい。

車中泊は沼田インター近くの「道の駅 白沢」
ネットで車中泊の評価が高かった。
温泉もあるが夜9時まで。
土曜夕方のバレエ教室が終わってからでは、間に合わない。
なのでバレエから帰宅して夕食を食べて、風呂に入って8時半に出発。

高速も空いていて道の駅に11時到着。
すでに車中泊のクルマが10台ほど停まっていた。

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外気温は0℃、これからもっと冷え込むだろう。
車中でも爆睡していた娘には、0℃まで対応のシュラフにゴアカバー、毛布とシートもかける

私は25年前に買った、3シーズン用シュラフ+ゴアカバーだが、さすがに寒さで目が覚めた。
娘が生きているか心配になって、ほっぺに手を当てると冷たい(!?)

と思ったらいびきをかいて、あいかわらず爆睡中でホッとした。

トイレに行こうと外に出ると、雪が降っている(どおりで寒いわけだ)。

フリースとジャケットを着込み、靴下を2枚重ねにしてもう一度寝る。

いつからかマミー型の足先が狭いシュラフは、息苦しく感じるようになったので、
封筒型に買い替えたい。

クルマも以前のVは広かったので、「浅間ファンライド」に行ったときなど、車中泊は楽だったが、レヴォーグは天井も低いし、やはり狭い。

今年4年目のレヴォーグ。
キャンプ道具がたくさんあると、載せるのに苦労するくらいで、他に不満はないが、次はミニバンも考えようか。

けっきょくウトウトしながら寝て、6時に目が覚めた。
ふだんは寝坊助の娘も、珍しくパッとお目覚め。

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「早くいかないと駐車場が混雑する」
とネットに書かれていたので、近所のコンビニでおにぎりを買い、スキー場へ向かう。
山道を登ると道路には雪があり、「4年目のスタッドレスで大丈夫か?」と、ちょっと不安になる。
雪のうえでブレーキをかけたら、ちゃんと止まるので安心した。

8時すぎに到着。
すでにたくさんの日帰り客が来ていた。
吹雪まではいかないが天気は雪
準備してリフト券を並んで買い、9時前に滑り出す。

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スキーは去年の4月、ふたりで奥志賀高原に行って以来だが、あいかわらずボーゲンでガンガン滑っていく。


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「こっち(初級)とあっち(上級)、どっちがむずかしいの?」
「あっちだよ」
「じゃあ あっちいく~」
初級コースだと後半が緩斜面になるところがあるので、自力で漕ぐのが面倒らしい。
上級コースもボーゲンで、ガンガン降りていく。

ターンの手前でひざを曲げ、回るとき伸びあがるよう教えると、なんとなく両足が揃って、シュテムターンぽくなってきた。

子供でもボーゲンをずっと続けていると、かなり疲れるもの。
「ターンのときボーゲンするシュテム」から、両足をそろえて曲がるパラレルができるようになれば、格段にスキーが楽しくなるはず。

そしてお昼は定番のラーメン
私は名物らしい地元群馬の豚肉を使った、カツカレー



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去年、義母がスノーボーダーとぶつかり、軽い脳震盪になったのを見て、ヘルメットの重要性を実感した。
今日はMTBで使っているBELLの、ヘルメットのバイザーを取って即席ヘルメットにしてみたが、これも最新の「MIPS」なので、良しとしよう。

ここは90%がスノーボーダーで、斜面のそこらじゅうで止まっていて危険。
私をスキーに連れてって」のころは、リフト待ち1時間なんてこともあったが、スキースノボ人口は減り続けている反面、「4人乗り高速リフト」などハード面は進化しているので、5分も待たずに乗れるのがありがたい。

午後もめいっぱい滑ったので、
「そろそろ帰ろうか」
というと
「もっとすべる~」
って。

そう言いながらもリフトに乗ると、疲れて居眠りしそうなので、ちょっと休憩することに。

この一年間、マウンテンバイクでガシガシお山を走り回ったので、さぞ足腰が丈夫になって、むかしのように華麗に滑れるかと思ったが、20代のころに比べて体重は増えているので、現実はちょっと違っていた......。


「休むときはブーツもソックスも脱いで休むのよ」

と、むかし三浦雄一郎の弟子の、ドルフィンズのおねえさんに教わった。
なので我が家はレストハウスで動きやすいよう、折りたたみのスリッパを持参している。



そして足をマッサージしてあげる、まさにセレブ待遇

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渋滞する前に帰りたかったが、結局3時半までガッツリ滑り、帰りは渋滞&娘は後ろで爆睡中


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それでも都内に入ったら首都高は空いていて、7時半には帰宅できた。

今回も「ドラぷらウィンターパス」を申し込んだが、割り引きで往復6000円のところ、練馬~沼田は正規料金でも3000円以下なので、かえって割高だった。

湯沢くらいまで行かないと割引の恩恵は薄いようだが、この時期は沼田でも雪質はいいし、むかし苗場スキー場の帰りが大渋滞して、10時間以上かかったトラウマがアタマをよぎるので、遠いところは気が引ける。

でも50歳以上はシニア割引があるので、まあよしとしよう。

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ほんとうは毎週でも連れて行ってやりたいが、ピアノとバレエに加えて、2月から学習塾も始まったので、私より娘のほうが忙しい。

私が娘くらいのときは、青っ洟たらして野山を駆け回っていたが、今の子供は可哀そう。
そんなに勉強しなくてもと思うが、それを言うと家庭不和の元になりそうなので、娘のスケジュールが空いているときに、また連れて行ってやりたい。