昨日の夜は一人で映画を観てきた(映画は一人がよい)。
これ 矢沢永吉「ROCK」
平日の夜にもかかわらずお客さんが意外に多く、中年のおじさんおばさんがほとんどだけど、「にぎやかな」コンサート会場とは明らかにちがう雰囲気で、白いスーツ着た「そっくりさん」はさすがにおらず、静かに映画が始まった。
映画はコンサートとインタビューのドキュメンタリーで、30年前の懐かしい映像もでてくる。
これ 矢沢永吉「ROCK」
平日の夜にもかかわらずお客さんが意外に多く、中年のおじさんおばさんがほとんどだけど、「にぎやかな」コンサート会場とは明らかにちがう雰囲気で、白いスーツ着た「そっくりさん」はさすがにおらず、静かに映画が始まった。
映画はコンサートとインタビューのドキュメンタリーで、30年前の懐かしい映像もでてくる。
高校時代、友人から聞かされたのが私と「永ちゃん」との出会いで、不良でなくてもそのメロディにシビれ、以来80年中頃まではかなりコアなファンだった。
知人が彼の衣装デザインをしていたり、ボディガードも知り合いだったりで、コンサートに行けば楽屋に入れてもらえたり。
いつも使うガソリンスタンドが偶然同じで、しかも同じポルシェだったので、給油中に待合室でのちょっとしたおしゃべりも楽しみだった。
いつも使うガソリンスタンドが偶然同じで、しかも同じポルシェだったので、給油中に待合室でのちょっとしたおしゃべりも楽しみだった。
彼が海外に目を向けた90年ごろから、音楽性が変わってきたように感じて、だんだん聞かなくなったけれど、今のジャパニーズロックの元祖はやっぱり「ヤザワ」。
「キャロル」でデビューするとき、売り側がインパクトのある恰好をさせようと、「リーゼントに革ジャン」で売り出したので、以来「不良のカリスマ」になってしまったけど、もっと別なスタイルだったら、今ごろは全然ちがうロックスターになっていたと思う。
彼が30年以上に渡り、先頭に立って日本のロックシーンを引っ張ってこなかったら、B‘Zや今売れているロックバンドも、これほどメジャーにはなれなかっただろう。
60になってフツーのおじさんがこんなこと言ったらただのバカだけど、永ちゃんなら許せる。
個人的にはキャロルのころから80年代までが好きで(去年の自分の結婚式で退場するときの曲は「I LOVE YOU OK?」)、映画の中で30年前の「トラベリンバス」の映像が流れたとたん、熱いものがこみあげて、スクリーンがにじんで見えた.....。
http://www.youtube.com/watch?v=exYkjGulr-g
一番よく声が出ていたころかな
一番よく声が出ていたころかな
60歳になってちょっと「北島三郎」っぽくなった今の永ちゃんと、髪の毛フサフサでカッコよかった昔の映像を比べると、かなり痛々しく感じる。
映画を観終わったおじさんたちからも、「永ちゃん、トシとったなァ...」って声が聞こえたけれど、私がコンサートに行かなくなったのも、髪の毛がうすくなった彼を見るのが、辛くなったからかも...。
映画を観終わったおじさんたちからも、「永ちゃん、トシとったなァ...」って声が聞こえたけれど、私がコンサートに行かなくなったのも、髪の毛がうすくなった彼を見るのが、辛くなったからかも...。
それでもやっぱり永ちゃんは「孤高の天才」
もうコンサートは行かないけど、ずっとファンではあり続けるよ。
もうコンサートは行かないけど、ずっとファンではあり続けるよ。
こちらも平均年齢64歳、キャリア40年以上、説明不要、世界最強のロックンロールバンド
子供のころ同級生のお兄さんが聞いていた、「Junpin Jack Flash」を聞いて初めてオチ○チンが立った。
以来30数年、こちらはいまだにメロメロ
子供のころ同級生のお兄さんが聞いていた、「Junpin Jack Flash」を聞いて初めてオチ○チンが立った。
以来30数年、こちらはいまだにメロメロ
去年上映された映画「Shine a light」は、観客が3000人も入らない、ストーンズからすれば「小さな」ライブハウスでのプレイを、映画「タクシードライバー」監督の、巨匠マーティン・スコセッシがドキュメンタリーで撮ったもの
初来日した90年の東京ドーム公演は、10日間のうち5回行った。
ストーンズフリークSさんの好意で、キースの投げるピックが届くくらい、毎回アリーナの前列で観ていたが、なぜかいつも隣りがシーナ&ロケッツの鮎川夫妻、周りは忌野清志郎ら有名ミュージシャンばかりで、そっちのほうが驚きだった。
RCサクセションはファンではないが、鮎川氏はサンハウスのころ、私の田舎にツアーで来ていた。
小学生だった私は会場に入れず、公会堂の外に漏れる音を、必死に聞いていたのを思い出す。
ストーンズフリークSさんの好意で、キースの投げるピックが届くくらい、毎回アリーナの前列で観ていたが、なぜかいつも隣りがシーナ&ロケッツの鮎川夫妻、周りは忌野清志郎ら有名ミュージシャンばかりで、そっちのほうが驚きだった。
RCサクセションはファンではないが、鮎川氏はサンハウスのころ、私の田舎にツアーで来ていた。
小学生だった私は会場に入れず、公会堂の外に漏れる音を、必死に聞いていたのを思い出す。
その後、何度も来日するたびにSさんから、
「次はキースかチャーリーが死んでるかもしれないから、今回が最後かも?」
と言われ、毎回見に行った。
たしかに若いころドラッグ中毒の後遺症で、メンバー全員ボロボロに見える。
でも前々回の来日で、真っ先に「元気よく」飛び出してきたキースを見て、
でも前々回の来日で、真っ先に「元気よく」飛び出してきたキースを見て、
「こりゃしばらく死なないな」
と思い、以来行かなくなった。
次回もいろいろ水面下では動いているようですが、そろそろみなさんご高齢なので、もし来れるならこれが最後かな....。
そんなストーンズのドキュメンタリーは、メディアから「豪華なプロモーションビデオだ」と酷評されたり、「シロート以下の演奏」とか言われているけど、それはそれでよい。
永ちゃんの映画は「満を持して」って感じで、ちょっとチカラ入りすぎかも?
演奏は・・・・、まぁ、好きな人だけ聴いてもらえれば。
映画が終わって夜の銀座をブラブラ歩き・・・・
知り合いがやっているワインバーに立ち寄った。
照れ屋の彼はカメラを向けると、映画のパンフで顔を隠し。
照れ屋の彼はカメラを向けると、映画のパンフで顔を隠し。
会員制で常連さんしか来ないので、看板も出してない。
ワインリストもないので(あっ、あるの?)、
ワインリストもないので(あっ、あるの?)、
「赤の濃い~やつ」
って言ったら、これが出てきた。
「レイシス1」、1998年に一度だけ作られたスペインのワイン。
これ美味い♪(彼が選ぶんだから当り前か)
「レイシス1」、1998年に一度だけ作られたスペインのワイン。
これ美味い♪(彼が選ぶんだから当り前か)
食事してないって言ったら、彼が「甲斐甲斐しく」玄米オニギリを作ってくれたり、自家製の「ぬか床」で作った漬物もご馳走になった(ここは新宿2丁目のゲイバーか)
(写真右手、大きなタッパーなので、てっきりカブトムシの幼虫でも飼育してるのかと思ったら、ぬか床だった)
(写真右手、大きなタッパーなので、てっきりカブトムシの幼虫でも飼育してるのかと思ったら、ぬか床だった)
雑然とした店内はまさに「男のワインバー(?)」
ネットで覚えた知ったかぶりのウンチクで、
ネットで覚えた知ったかぶりのウンチクで、
「ワインバーは女を口説くところ」
としか思ってない、「さみしい」アソビ人たちよ。
キミタチがもっとオトナになるまで、この良さはわからないんだろうナ.....