カフェしなの

TREK とKONAとEVILと、たまに1250 GS HP

モンドール

パリダカ日本事務局のS女史から、
「フランスから美味しい食材たっぷり買ってきたから、食べに来ない?」
とお誘いを受け、奥さんとご自宅に伺った。

 

本当は2月末までNGOの仕事でモーリタニアにいる予定が、急きょキャンセルになって帰国されたそう。

 

Sさんにまつわるエピソードは枚挙にいとまがない。
私も98年のパリダカに「なんちゃってプレス」で参加したとき、ダカールのホテルで予約してあるはずの部屋が、ダブルブッキングで取れていなかった。

この時期のダカールは、パリダカ関係者でどこも超満員。
フロントに何度かけあっても全然ダメ。
シューセイさんと
「クルマで寝るか...」
とあきらめかけたとき、当時、三菱ワークスのコーディネーターをしていたSさんが、
「どうしたの?」
って。
Sさんが再度フロントと交渉してくれたところ、な、な、なんと部屋が取れた!

 

数年前のパリダカでは、セローで初参加の偉大なるシロートトリオ「ピヨコ隊」が、ラリー2日目でリタイアし、自走ツーリングでダカールを目指した。
ITベンチャーでひと財産築いた彼らだが、アフリカの田舎町では頼みの綱のクレジットカードが使えない。
持っていたわずかな現金を使い果たし、言葉も分からずクレジットカードも使えずで途方に暮れて、「困ったときの神頼み」と日本にいるSさんに電話した。
「そこで待っていて」
と言われ待つこと30分.....。
 自転車に乗った現地の人がやってきて、
「Sさんから頼まれた」
と「紙袋いっぱいの現金」を渡されて、助かったとか。

アラブの王子に求婚されたり(?)、私がこのブログで紹介した赤坂の隠れ家レストラン「カナユニ」も、30年前は「お忍びで?」よく通っていたとか.....。
http://blogs.yahoo.co.jp/sinano382/4844796.html

 

 

Sさんのホームページ「砂漠の国へようこそ」
水不足に苦しむモーリタニアに、井戸を掘る活動をされていて、フランス語しか通じないアフリカで、パリダカに参加する日本人選手にとってはなくてはならない存在。
みなさんが見ているパリダカの日本語サイトも、Sさんが翻訳して随時アップされている。
世界中に不思議なネットワークを持つ、「頼れる素敵なアネゴ」。

 

Sさんのホームパーティーに集まったのは、モーリタニアで医療活動をしていたMさんと、毎回パリダカ映像を配給する会社のFさんに私たち夫婦と、結婚26年目でもラブラブな?Sさんご夫婦。

 

パリのお気に入りのお店で買い込んできた、チーズ、ハム、リエット等々、「濃厚な」食材に大満足。
(すみません、カメラが不調で豪華な食事の様子が撮れていませんでした)

 

ブルーチーズ(青カビのチーズ)は、日本で食べるものとは濃厚さが全然違う。
理由はフランスから国外へ輸出する際、疫病予防のために冷凍するので、どうしても風味が損なわれるとか。

 

前述の98パリダカのとき、松葉づえで一人パリに着いた私は、クリスマスから大みそかまでの1週間、安ホテルに泊りながら、毎日近所のデリカテッセン(総菜屋)で、ハムとチーズ、リエットを買い、パンにはさんでホームレスと一緒に、公園で食べていたのを思い出した
(このときはじめてリエットというものを食べたが、ほんとに美味かった)。

 

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おみやげにいただいた岩塩、青カビのチーズ、そして「幻の」モンドールチーズ。
モンドールチーズとは?→http://www.yuko-cheese.net/pickups/montd'or.html
日本で食べるものとは比べ物にならない、「トロっとした」濃厚な味

 

岩塩はミネラル分を多く含み、そのまま舐めても美味しい。
昔は岩塩が金貨と交換されたほど貴重なもので、アフリカの市場に行くと文字通り、「岩のような」岩塩が売られていた。

 

美味しいワインもいただいて、話も尽きず遅くまでおじゃましてしまい、時差ボケのSさんには辛かったかな。すみません......。
本当にごちそうさまでした。

 

それにしてもおせち料理の食べ過ぎですっかりなまったカラダに、トドメが一番濃厚なフレンチとは.......

 

「今日からお茶漬けだ~」と言いながら、いただいたチーズをパンに塗りたくって、今日もまたシアワセなひとときを過ごしてしまった....

 

Sさん、次は「カフェしなの」でお待ちしていますよ