R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

アサマ

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今週父親の人工肛門を取る手術が決まったので、アサマは行かなかった。
父親は6月の入院時83キロだった体重が62キロまで落ちていた。
食事も一食わずか50gのおかゆ(茶碗の3分の1)と、82歳でボクサー並な減量をしているわけで、元々の体力が無かったらたぶんダメだったと医者にも言われていたが、農家の生まれで子供の時から畑仕事を手伝い、入院するまで毎日カブを乗り回し、趣味の畑を耕してきた人なので、ヤワな我々よりよほど「地力」がある。
それでも人工肛門を取らない限り、まともな食事が出来ないので、ずっと体力の回復を待っていた。
寝たきりだったので筋肉の落ちた足は「エビちゃん」並みの細さだけど、腕は相変わらず私より太い..。
「骨太」とはこの人のことを言うんだろうなぁと思う。

だいぶ回復した父親だけど、今どき「グ~」は古いと思うよ、お父さん

結局今年は一度もアサマを走れなかった。
アサマに通ってもう何年になるだろうか。
最初は「完全紹介制」で「VOR」とか「tm」、フサベルなど、他ではお目にかかれない希少なマシンが走っていて、ホンダや国産は少数だった。
徐々に門戸を広げて参加台数も増え、今ではホンダにヤマハ、KTMにハスクにアプリリア、HP2(?)と、まさに「百花繚乱」。
土日で参加できる人はキャンプもまた楽し。
走った後は温泉で汗を流し、六本木から北軽井沢に移転した行きつけの居酒屋さん「えびまん」で宴会♪
(オーナーはあのアブドラ・ザ・ブッチャーと友人で、ふだんはメキシコでレストランをやっている)

アサマはレースとも違う、MXコースのように速い人が遅い人を押しのけて走ることも無く、本当の意味で「フリーライド」が体験できる貴重なイベント。

親の方が大事なので仕方ないけど、術後の経過によっては今年最後の「アサマ林道編」があれば
参加できるかな?とも思っていた、が、今年のスケジュールを見るとこれで終わりみたい。

この林道バージョンは普段のアサマファンライドとは違う「山1個分貸切」で、クローズされた
林道20キロは走り応え十分。
10キロずつのループなので長距離がきつい人は半分でやめてもいいし、アサマ名物のウッズが無く
ほとんどフラットダートなので、初心者やビッグオフも楽しめる。
自治体の許可を取るのも大変なようだけど、「アサマは敷居が高くて」なんて思っている人には
ちょうどいいイベントなので、また開催して欲しいと願います。