R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

ダカール・・・・・・

第10ステージで今年の菅原爺のダカールは終わった。
http://www.teamsugawara.jp/jp/pd10/s10.html
マシントラブルで砂のステージを越えられず、一般道に迂回してキャンプ地に帰還したところ、規定のポイントを通過していないとのことで失格になった模様。
ファラオなどはマシントラブルで予定のルートを「パス」しても、数時間のペナルティが課せられるだけで、失格にまではならないと思ったけど、ダカールは規則が厳しくなったのかな。
事実、菅原爺もナビの羽村さんも、ペナルティは覚悟していたようだけど、まさか失格になるとは思っていなかったよう。
去年のように砂丘でスタックしたレンジャーを、不眠不休で14時間も掘って生還した彼らのこと。
失格することが分かっていたらたとえ玉砕覚悟でも、砂丘を越えたのではないだろうか。

ダカールに出発する前に、爺から今回の覚悟を聞いた私には、彼らの無念さが伝わってくるようで、悔しい気持ちでいっぱいになった。
マチュアと違いスポンサーを背負って走る彼らには、目に見えない努力より見える結果を出さないと、「次」につながらない。
26年間参戦してその苦労を誰より知っている爺には、今回のリタイアは本当にこたえていることだろう。

それでも息子の2号車がトラック部門総合6位と健闘しているので、彼を完走させるため気持ちを切り替えて、初めてのサポートに徹していることと思う。

ゴールまであと4日、何が起きるか分からないダカールだけど、テルちゃんにはなんとか走り切って欲しいと、切に願います。