R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

シルクウェイラリー

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パリダカ日本事務局のSさんから「シルクウェイラリー」のニュースリリースがあった。
Sさんはその昔、アラブの王子に求婚された(らしい?)華麗なる恋愛遍歴の持主で、素敵なアネゴ。

http://www.silkwayrally.com/index_SWRus.html
パリダカシリーズの一つですが、9月5日に旧ロシアのカザンをスタートして、カザフスタンにゴール。
8日間4500キロのレースらしい(って、リリースよく読んでないので,,,)
2輪は無く4輪とカミオンのみだけど、見たところ砂漠は無くてモンゴルみたいな「土漠」がメインかな。
映像を見ると土ぼこりがすごい...。
ラリーは2輪が先にスタートするけど、おそい2輪は4輪やカミオンのトップグループにブチ抜かれる。

走っていてふと後ろを見ると、はるか彼方から竜巻のような土ぼこりが数本、猛然と追いかけて来る。
バイクなんてお構いなしの全開で追い抜かれるので、サンチネル(4輪が近づいた時ホーンを鳴らすと2輪のサンチネルが鳴って警告する装置)が鳴る前に、オンコースから100m以上外れていないと、土ぼこりの「煙幕」に巻き込まれて非常に危険。
煙幕のなか全開で追突した車両が粉々になっていた...。

でもコースを外れるとコマ図にないギャップやクレバスがあり、こっちも危険なので4輪が通過するあいだ減速してやりすごすけれど、この繰り返しでまた遅くなる...。

挙句にカミオンにぶち抜かれるときはもっと恐怖で、土ぼこりは4輪の数倍でしばらく何も見えない。
違反だけどサンチネルを鳴らさず、追い抜く輩のときは恐怖も最高潮。
彼らも「動くシケイン」のバイクを腹立たしく思うんだろうけど、すれすれに追い抜かれる風圧で倒れそうになるし、煙幕で一瞬自分がどこにいるのか分からなくなる。

砂丘の下りでスタックした時は、オンコースだと後続車が「上から」突っ込んでくるので、すぐバイクを動かせないときは砂丘をかけ上って、頂上に目印のヘルメットを置くとか、後続車に両手を振ってラインを外してもらうとかしないと、こちらもかなり危険....。

って、こんなに危険だったんだなアと、改めて知ったw

写真上から
毎日のお砂遊びの光景。
もうフロントタイヤは砂丘の頂上から先(下)に出ていて、「もうちょっとだから」と欲出してアクセル開けると、あっというまにこのありさま...。
我々は「軽量車」なので埋まっても簡単だけど、ビーエムが砂丘に埋まってる光景は「ゾッと」します♪
http://tanayama.exblog.jp/

砂丘オンリーの日のコマ図
71.52キロで「!!!」の砂丘の下りあり。
「HAUTE」は「高い」。
ほんとに高層ビル並みの高さからの下りで、キ○タマ縮み上がりながら、でもアクセル開けないと前転するので必死で下る。
例えればスキー場の一番の急斜面を直滑降で降りるみたいな(上から見ると垂直にしか見えないけど..)。
「ドクロマーク」はホントに死ぬよん。

この砂丘を下ったところ。
危険なところには必ずプロカメラマンたちが待っていて、シャッターチャンスを狙ってて,これも危険。
「一生の恥」を撮られることも多いので....