R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

十番祭り

25日(日)朝8時半から26日朝8時半まで、妻は当直で不在。
待ちに待った「二人だけの時間❤」である
 
お天気なら朝からビニールプールに入り、昼寝したあと麻布十番祭りに連れて行こうと思ったが、あいにく降ったり止んだりの雨模様。
 
休みだろうが6時半には、「おなかすいた~」と目が覚める娘。

「まるいパンパンたべる~(イングリッシュマフィン)」って、1枚ペロッと食べたあと、長野から買ってきたトウモロコシも完食
 
雨なのでベランダのビニールプールも入れず、プリキュアや動物もののDVDを見て過ごすが、こんなにテレビばかり見せていいものか。
保育園で折り紙をやっているので、「パパ、きりんさんおって~」とリクエストされるが、手先が不器用な私はうまく折れない。
 
なので自転車に乗せてとりあえず、外に連れていくのが一番なのだが、雨なのでそうもいかない。
仕方ないので少し早いが十番祭りを見に、電車で出かけた。

いちおうお祭りなので、じんべいにした
 
全国各地の町が地元の名産物を屋台で直売するのも、ここ数年の十番祭りの名物。
実家のある須坂市も数年前からブドウやリンゴ、おやきなどを販売していて、2年前にも家族で見に来た。
市役所の振興課に勤めるいとこが、今年はスタッフで来るという。
 
1時前には到着したが、お祭りは3時からでまだ屋台も出ていない。
須坂の屋台がどこかもわからないが、「おなかすいた」と娘が言うので、スーパーでおにぎりを買う。

待ち切れずベンチに座ってバクバク。
「もう一個たべる~」ってシャケのおにぎり、2個を完食
 
おなかがいっぱいになると、もう歩きたくない。
「だっこして~」と言うので、抱っこ。
「おしっこ~」と言うのでトイレを探してウロウロ。
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簡易トイレの前でチンドン屋さんを見つけたので、一緒にパチリ
「パパのすきなちょんまげと きもののおねえさんだよ~」
 
私がいつも見ている時代劇に登場する人のことを言っているが、ちょんまげはテレビのなかの人と思っていたのが、目の前にいてかなり驚いたようだ。
 
抱っこして歩きまわったらウデも痛くなってきたので、十番で美容室を始めたTさんのお店で、ちょっと休憩させてもらおうと寄ってみたが、あいにくお休み。
娘もいつのまにか寝てしまい、グニャグニャのカラダは余計に重く感じる......。
 
子供を持つ親なら誰もが必ず通る道だろうが、やっぱり子育ては若いうちがいい。
 
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2時になり商店街は歩行者天国に。
屋台も並び始めて観光客も集まってきた。
 
イメージ 3
須坂の屋台を発見。
つたやは実家の近所にある、おやきと和菓子の店で、子供のころからのマイソウルフード
となりでは楠ワイナリーの楠さんが、テントを立てようとしていた。
 
いとこがいるか聞くと、所用で今日は来れないとのこと。残念。
 
混雑して抱っこでは歩きにくくなってきたので、もう帰ることに。
電車に乗ってシートに座り娘を抱え直すと、あどけなくて天使のような寝顔に、人目もはばからずギュッと抱きしめてほおずり。
このまま自宅まで寝てくれればと思いながら戸越銀座駅で降りると、どこかから「となりのトトロ」が大音量で流れている。
歌手らしき女の子が浴衣を着て、空き店舗の前で歌っていた。
娘もトトロに反応して起きてしまい歌い出す。
しばらくそこでジブリ歌謡ショーを聞く羽目に(かなりヘタだった)。
 
家に着いたときはグッタリ、私が昼寝したいくらいだったが、ひと眠りして充電完了の娘は完全復活。
そのまま9時に寝るまで、元気100倍アンパンマン状態だった,,,,,,,,,,,。
 
娘に「お祭りでなに見たの?」と聞くと
「ちんどんやしゃん!」って(それだけか)
 
昔、十番の近くに住んでいたころは、親子代々やっている店がたくさんあった。
六本木や銀座、赤坂に勤めるおねーちゃんもたくさん住んでいて、十番温泉の前の喫茶店ウィンザーは、そんなおねえさんとコワモテな人たちの待ち合わせ場所だった。
 
20年くらいのあいだに様変わりして、どこにでもある外資系コーヒーチェーンと、これもどこにでもある居酒屋だらけになってしまったのが、ちょっと悲しかった。
 
 
ラリーモンゴリアで負傷した池田選手は、日本に搬送され東京の病院のICUに入院したらしい。
 
KTMがパリダカ必勝をかけ開発した最強ラリーマシン690RALLYは、FIMで450cc規制をかけられてしまい、わずか1年でFIM規格のラリーには出られなくなった、まさに「鬼っ子」。
 
そんなモンスターマシン690RALLYを駆り、百数十キロのハイスピードでクラッシュ、
軽量なモトクロッサーやエンデューロレーサーと違い、大容量タンクやカウル、艤装類をつけたラリーマシンは、クラッシュしたときの衝撃は慣性モーメントも働き、何倍にもなる。
脳への外傷と数えきれないくらい骨折をしているようだが、なんとか一命は取り留めたらしい。
 
池田兄ら仲間がブログを立ち上げ、募金を呼び掛けていた。
 
大会本部が監視するGPS画面で、選手や車両が5分間動かないとドクターヘリがすッ飛んでくる、ファラオやパリダカ、UAEと違い、モンゴルは単独でクラッシュ、意識不明になったとき、後続車や通りすがりの人(滅多にいないと思うが)など、誰かが見つけてくれないと手遅れになる。
このシステムを導入するには、全員に無線付きGPSをレンタルし、専門スタッフの随行も必要、
多額の費用がかかるので、メジャーなラリー以外では使われないのが普通とか。
ドクターら専門スタッフが少数しかおらず、緊急時のアシは老朽化したヘリが一機だけのモンゴルでは、
 離れた場所で同時に重大事故が起きた場合、サポートにも限界がある。
 
いつか大事故が起きると思っていたが、今回は幸運が幸運を呼んだらしい。
 
事故を起こすのはトップライダーだけとは限らない。
ミスコースしてガケ落ちしたり草原の穴に落ちれば、骨折では済まない。
初心者OKのお気軽ツーリングが人気のようだが、何か起きてもヘリも呼べず、サポートカーに何時間もゆられていたら、助かる命も助からない.....
 
私は速くないから大丈夫なんて思ったら大間違い。
遅ければそのぶんゴールが遅れ、暗くなればなにも見えずさらに危険。
なにかあったら自分で何とかするくらいの気持ちがないなら、海外でバイクは乗らないほうがいい。
 
そのファラオラリーは一向に収束の気配を見せない政情不安で、10月開催予定だったのが来年の5月に延期されたようだ
 
パリダカがテロ予告で一部紛争国のレースをキャンセルしたとき、誰かが言った。
「ラリーで死んだら仕方ないけど、撃たれて死にたくない」
 
2007年以来いまだに送られてくるプレスリリースでは、 開催を強行する姿勢だったが
さすがのファラオも時代のうねりには勝てなかったようだ。