R1300GS ASA カフェしなの

メーカーに忖度せず思ったとおりを本音で。

サハラの砂さしあげます

近所のおじいちゃんがバイクでやってきた

今月お友だちと茨城まで2泊3日で「刺身ツーリング」に行くらしいので、整備していたXL230(?)の試運転を兼ねて(って半ソデ短パンはちょっとね~(^-^;)

85歳で歩くときはヨボヨボしているけど、バイクなんて乗って大丈夫?

「気を付けて」って声かけるより前に、ブ~~ンって走り去ってしまった。

 

今日いただいたのは

「サハラ砂漠の砂」

わざわざ小瓶につめてくれて

「欲しい人にあげて」

って。

今年のアフリカエコレースのおみやげ

事務所のトイレにもエジプトの砂があるけど

これを採ったのはここ。

高さ50mくらいの砂丘越えで、勢いあまって発射しそうになり、思わずバイクを投げて自分から転んだYさん。

砂丘は「登って下るもの」だけじゃなく、緩やかな登りからいきなりガケみたいに、垂直に落ちるのもあって、本当にややこしい。

www.youtube.com

もしこのまま発射していたら大前転して、タダじゃ済まなかったはず。

救助のために砂丘を登り、頂上付近の砂を持っていたビニール袋に詰め込んだ。

 

鳥取砂丘やSSTRゴールの千里浜の、硬く締まった砂とは比べ物にならないくらい、サハラの砂は細かくてまるで「龍角散」。

 

ラリーから帰国してもしばらくはシャワーを浴びるたび、カラダ中のどこかの「穴」から出た砂が、排水口にたまっていた。

 

欲しい人は差し上げますので、サハラ砂漠を妄想して下さい。

 

ピラティス効果とスガワラTシャツのその後

自宅と事務所で飲むコーヒーが減ってきたので、横浜のトレッサ横浜へ。

広場ではお猿さんの大道芸を披露中。

この子は引退するらしいけど、こういう芸は残してほしい。

来たのはカルディコーヒー

数年前からコーヒー豆の高騰で価格がほぼ倍に。

事務所でほぼ毎日お客さんにコーヒーを淹れるので、そこから「カフェしなの」と呼ばれるようになったけど、価格高騰はイタイ。

「〇〇珈琲店の豆じゃなきゃダメ!」なんてこだわりはサラサラなく、イタリアンローストなど「濃いコーヒー」が好き。

古くはドトールで豆を買っていたけど、今はカルディの「イタリアンロースト」一択。

数年前は200g700円くらいで買えたのが、今は1200円以上。

1日10杯、一カ月で200g×10袋は消費するので、最近は半額セールのときにまとめ買いしている。

今回はこのお店が周年セールだったので、トレーニングかねて自転車で往復50キロ。

 

ピラティスを始めて1か月。あきらかに普段の「姿勢」に対する意識が変わってきた。

子供のころ先生や親から教わる「良い姿勢」は、「背中をまっすぐ、胸を張って」だったけど、じつはこれが腰痛の原因になっているとか。

自転車のロードレーサーを買ってトレーニングしたとき、元プロレーサーのこ~じさんから「背中を丸めて漕ぐ」と教わったけど、なかなか理解できなかった。

sinano.hatenablog.com

ピラティスも胸を張る(反る)のではなく、「背骨を丸くする」が基本(たぶん)

「反り腰」になっているとおしりの先の「尾骨」が、下というか後ろを向くけど、ピラティスはまず「尾骨を少し上に向けて」と教えられる。

これが最初は意味が分からず、なかなか動かせないけど、1カ月通ってみて動かせるようになると、おなかは「へこむ」し、長年悩まされた腰痛も減った。

自転車の法律が厳しくなったうえに、渋滞する都内では車道の左端を走るロードレーサーは、クルマから見れば邪魔な存在でしかない。

わざと車幅ギリギリに猛スピードで追い越すクルマも多いし、夏は歩道側の植え込みの草木が車道に伸びていて、左はしを走れないので、もう都内でドロップハンドルに乗る気が失せてしまった。

この日は奥様用の「ウィリエール改」をお借りして

sinano.hatenablog.com

いまは無きモンキーでママチャリ用ハンドルに魔改造したもの。

これで「尾骨を上に向けて」

「おなかを凹ませて背中を丸めて」

「股関節からペダルを回す」

ように心がけると、これが本当に漕ぎやすく、今まで「脚力だけ」で漕いでいたことを痛感。

やっとこ~じさんの言っていた意味が分かった(遅いけど)

転倒したとき危ないのでビンディングペダルは付けていないので、引き足は使えないけど、足がよく廻って楽しい。

帰りは洗足池の「中華 龍」さんでお昼を食べて。

スガワラTシャツのデザインができてきたので、じ~じに確認してもらおうと電話したら、

「1階でバイクいじってるよ」

っていうので、また自転車で向かう。

以前70過ぎでバイクに再チャレンジしたヒラノさんがお借りしたバイク。

sinano.hatenablog.com

じ~じはお友達と茨城まで2泊3日のツーリングに行くそうで、暗いヘッドライトをLED化したり、いろいろ改造中。

とりあえず今までお世話になった人や会社名を入れてみたけど、順番などをチェックしてOKをいただき。

キャンプと屋上BBQ仲間のコマさんが出演している「レンタル家族」。

テレビのワイドショーで取り上げられるというので、録画して拝見。

www.youtube.com

コマさんは主人公の女性のお母さん役。

いつもの品川プリンスシネマではやっていないので、どこかへ見に行かなくちゃ。

 

そしてピラティス1か月。

月火と朝8時から2連チャン。

朝は空いていていい。

激しい動きはないので汗もかかないけど、長年の悪い姿勢と生活習慣を直すのは、なかなか大変で、「昭和の滑りのスキー」を最新にアップロードする以上に大変かも。

 

最近はこれを「拷問台」と呼んでいる。

こんなことしたり

2026年版】マシンピラティスの効果・特徴7選|普通のピラティス ...

インストラクターが語る“マシンピラティスの効果” 深掘り質問で ...

こんなことも

初心者女子の90%が迷う/マット vs マシンピラティス|あなたは ...

そのうちこんなこともやらさせられそうな予感が。

 

「背骨を動かす」がなかなか理解できず、毎回試行錯誤だったけど、週2回のプライベートレッスンで娘ほどのかわいい先生たちから、文字通り「手取り足取り」教わるうちに、なんとなく出来てきたような(気がするだけかも)

 

腹筋背筋は使わず、できるだけゆっくり背骨を伸ばしたり縮めたりの動きは、なかなかキツい。

とはいえドⅯな私なので、きつくてもヘラヘラ笑いながらやっていたら、

「負荷が軽いのかも?」と誤解されたようで、この二日間は「拷問?」と思うくらい負荷をかけられて、悶絶寸前。

筋肉痛でなくもっと内側が痛くて、あきらかに「インナーマッスル使ってる」って実感。

背骨と股関節、足首を使うのは、自転車もスキーもオートバイも同じ。

ファラオラリーだってもっと背骨をうまく使えていたら、走りも疲れ方も全然違ったんじゃないかな。

12月のスキーシーズンまでに姿勢矯正と体幹を強化して、万全の態勢で臨みたいと思っています。

 

 

ルマン24時間とジャッキーイクス

先日モンゴルのお土産と一緒に、スガワラ爺からいただいたもの

ルマン24時間レースのピルケース

1923年に始まった「ルマン24時間耐久レース」は、3年前に100年を迎えた。

左はフェラーリ330P4? 右はシェビーコブラ? ジャガーDタイプ?(ルマン詳しくないので(@_@))

100周年を迎えたル・マン24時間レースの参戦車両81台を展示した ...

 

スガワラ爺は40年前からルマン市にガレージを借りて(大家さんはナビのナオコさんのご主人ミトンさん)、ここでパリダカに出るレンジャーの整備をしてきた。

今年1月のアフリカエコレースの準備でルマンにいたとき、町の「のみの市」で見つけたそう。

もとはミントキャンディのケースみたいだけど、エンボス加工の浮き出たデザインが洒落ている。

ルマン名物の6キロのストレート「ユノディエール」。

いまは2キロごとにシケインがあるらしいけど、最高時速407km/hの記録もあるここで、毎年レンジャーの最高速テストをしていたらしい(普段は一般道のはずだけど警察も公認?)

 

ルマンといえば「ルマンの帝王 ジャッキーイクス」

イメージ 3

ファラオラリーのオーガナイザーだった。

sinano.hatenablog.com

BMWのGSが世界的に売れたのは、ガストンライエとユベールオリオールが、パリダカで優勝したおかげだけど、

sinano.hatenablog.com

sinano.hatenablog.com

sinano.hatenablog.com

ポルシェが世界的に売れたのは、ジャッキーがルマンで6回優勝したうち、4回がポルシェだったから。

F1でも活躍した彼は81歳の今もなお、当時優勝したフェラーリのマシンでモナコを走っていて、本当に(本当に!)驚いた。

https://www.ferrari.com/ja-JP/magazine/articles/jacky-ickx-ferrari-312-f1-68-monaco-historique

 

20年経って「シワ」は増えたけど、ファラオラリーでは毎日「ノリ」が効いて、パリッとしたオーガナイザーシャツと、コロンのいい香りを漂わせていたジャッキーそのまま。

 

ルマン式スタートと呼ばれる「ドライバーが走ってマシンに飛び乗ってスタートする」方法を「危険だ」と彼が嫌い、ひとりだけ「歩いて」マシンに乗り、そのまま優勝してしまうなんて伝説も。

https://www.reddit.com/r/motorsports/comments/1ox6l83/the_day_jacky_ickx_changed_endurance_racing/?tl=ja

ファラオでは毎日「今日はどうだった?」と声をかけてくれるのが、本当にうれしかった。

 

1923年といえば日本は大正時代で、関東大震災があったとき。

そんな年からルマン24時間レースは始まって、1955年には200人以上が死傷する大事故もおきているけど、戦争などで中断した時期を除いて今も開催されている。

https://www.reddit.com/r/CatastrophicFailure/comments/9tlwax/most_catastrophic_accident_in_motorsports_history/?tl=ja

サーキットだけでなく市内の公道も閉鎖するなんて、WRCでレースカーが一般道を走るだけで、非難ごうごうの日本からは考えられないけど、世界中からたくさんの人が見に来る超メジャーな大会。

今年はトヨタが優勝したけど、ちょうどサッカーワールドカップと重なって、話題にもならなかった。

car.watch.impress.co.jp

スガワラ爺の口ぐせは「日本にモータースポーツ文化は根付かない」。

海外なら2輪4輪問わずレーサーは「英雄」なのに、日本では暴走族扱い。

「でもいいんだよ、オレ、ルマンでは名誉市民だから」って。

ジャッキーだって日本人だったら、ここまで有名にはなれなかっただろう。

 

じ~じからは「お嬢さんにあげてね」と言われたピルケースだけど、ルマンなんて1ミリも知らない娘には、「ネコに小判」か「ブタに真珠」。

机の引き出しにしまったままホコリをかぶるのが、関の山。

娘用にいただいたパリダカやアフリカエコレースのTシャツも、ありがたみを知らない娘は毎日パジャマで着ているので、もうヨレヨレ。

娘にあげるのはもったいないので、このピルケースは私の「クスリ用」に使わせていただきますm(__)m

祝 フラット10周年

空冷BMWのレストアではかなりの知名度を得た「フラット」が、8月19日で10周年。

www.garage-flat.com

代表のT君から

「記念にキーホルダーを作ったので使ってください」

と連絡をいただいた。

100GSを手放して以来、もう客でもないのに嬉しくてひさしぶりに訪問。

 

あいかわらずせまい(失礼!)工場内には、ギッシリ修理車両が。

前より狭く感じたのは、メカさんが入って作業台が増えたかららしい。

若いメカさんはちょっと「VIVANT」のドラムに似た、愛嬌ある顔と体型(VIVANT観てないけど)

彼は中学生のころからフラットに通い、専門学校を出て4輪のbmwで経験を積み、「念願の」フラットで働いている。

いまはホンダもBMWも国内外ほぼすべてのディーラーが、メーカー指定で同じショールームになり、働くサービスやメカも、「サラリーマン化」しているように思えてならない。

むかしのように「将来は独立したい」なんて夢を持つ人も、いまはほとんどいないとか。

メーカーが直営店に力を入れて、「町のバイク屋さん」が姿を消しても、フラットのような旧車に特化したお店は、旧車乗りのお客さんがいる限りなくならないと思う。

BMWディーラーはメーカーの指示で、空冷の旧車は実質「修理お断り」(ガストンやオリオールがパリダカで優勝してGSが売れたのに)

sinano.hatenablog.com

入りきらないバイクはすぐ近くに借りた倉庫で、修理待ちの順番を待っているそう。

いまや程度のいいパリダカGSなんて、1300GSよりプレミアがついているとか。

私が35年前に乗っていたのと同じ、4気筒インジェクションのKや、作業スタンドのうえには1250GSも。

コンピュータ満載の水冷エンジンは、ディーラーでないと修理できないと思っていたけど、1250までは整備できるそうで、メカのドラムくん?も1250GS乗りとか。

正直、修理や点検のたびに埼玉のハラサイクルへ行くのは遠いし、今や大手ディーラーになったモトラッド越ヶ谷より、個人商店でがんばっているフラットにお金を払いたい(家からも近いし)。

と思ったけど1300はマニュアルが手に入らなくて修理できないそう。

でもそのうち整備できるようになったら、もうこっちでいいかな。

ハラさんには悪いけどディーラーは下取りも安いし、下取り価格で欲しい人に安く売ったほうがいい。

 

ほんとうにフラットにはお世話になった。

sinano.hatenablog.com

13年前、先代のおやじさんが亡くなって

sinano.hatenablog.com

なんか自分のブログ読んでウルッときた。

通常のディーラーはメーカー指定の、

「1階がショールーム、店の奥か2階が整備スペース」

のところ、フラットだけは

「お客さんに整備しているところを見てもらいたい」

というおやじさんの強い希望で、1階が工場、2階がショールームになっていた。

ジャパンができるはるか昔からBMWを売ってきたフラットには、メーカーも強くは言えなかったけど、おやじさんが亡くなったとたん、「1階をショールームに変更しろ」と圧力が。

改装には建て替えるくらい莫大な費用がかかるうえに、メーカーへの上納金で出費はかさむ一方で、工場長のT君や残ったスタッフが、必死にがんばっていた

sinano.hatenablog.com

sinano.hatenablog.com

そして10年前のこの日、工場長だったT君がフラットの名前をそのままに、個人商店として再出発した。

sinano.hatenablog.com

旧車のBMWに特化してやっていけるのか、T君も不安だったと思うけど、いざ始めて見れば常連さんや口コミでお客さんが増え、修理待ちの車両がたくさん。

 

そろそろ広いところに引っ越してもいいんじゃない?

と話したけど、いつも謙虚なT君。

「もうひとりメガが増えてくれたら考えるんですが、なかなかいい人がいなくて」

って。

狭くて行列ができるラーメン屋が、広い場所に移ったとたん客足が減った。なんてことがあるけど、ゴッドハンドのおやじさんが認めた後継者なんだから、きっと大丈夫。

 

いただいたキーホルダーは

おもてにはFLAT、裏には作ってくれた「PAIR SLOPE」さんのネームが。

ペアスロープさんももう老舗。

www.pair-slope.co.jp

 

大切に使わせていただきます。

おおむかし(40年以上前)のフラットも、こんな感じだった。

BMWも原点回帰で「R80GS ASA」とか作ってくれないかなぁ。

水冷エンジンはそのままに、ABSやオートマも付いて。

 

仕事のアシで毎日乗るのでなければ、旧車のGSやRSが軽量コンパクトでいいけど、毎日乗るには経験上、不安がありすぎる。

 

とはいえこれからも「旧車乗りの駆け込み寺」として、がんばってください~

おかえりなさい

モンゴルラリーから帰国したばかりのスガワラ爺が、

「協賛してくれたスポンサーさんに渡してください」

と立ち寄ってくれた。

7日間のラリーと合わせて2週間、モンゴルに行っていたので、もっと「やつれ果てて」いるかと思ったけど、そこは「パリダカの鉄人」、意外に元気そう。

いただいたのはモンゴル産のカシミアセーター

「ぜんぶ女性用だからね」

って言われたけど、YヒロさんもタービュランスSさんも独身。

Yヒロさんはお母さんにプレゼントかな。

Sさんはだれかあげる人がいればいいけど。

うちは娘が欲しがるだろうけど、JKにカシミアはもったいないので(雑に扱うので)、奥様へのプレゼントにさせていただきます。

そして毎回のラリー報告書も

モンゴルはガソリン不足が深刻らしい。ロシアが戦争中で手に入らないのかな。

それにしても27回連続参加とは。

私もだけど1回出ただけで満足する人がほとんどなのに、85歳でこの情熱には本当にアタマが下がる。

なにより「毎回」スポンサーさんに報告とお礼回りを続けているのが、サーキットからラリーまで60年以上、レースを続けられる所以だろう。

ちゃんと休んでゆっくりミヤゲ話を聞かせていただきます。

こちらは86歳になったばかりの義父が金曜に亡くなって、昨日がお葬式。

CMでよくみるこの葬儀会社のホールで、身内だけの家族葬。

義父は子供のころからオペラとクラシックが好きすぎて、大学卒業後は海外勤務のある企業に就職し、ヨーロッパやアメリカなど定年までほぼ単身赴任で、本場のオペラやコンサートホールに通い詰めたとか。

最近はオペラの原書を読むために、イタリア語も勉強していた。

その愛読書も棺に入れて。

夏はずっと蓼科の山荘にこもって、「大音量で」オペラを聞きまくっていたけど、運転に自信が無くなり山荘を売却してしまった。

都内の住宅街では大音量で聴くことができず、ヘッドフォンで聴いていたら難聴になってしまったけど、向こうの世界では大好きなパバロッティにも会えるかな。

 

「オレの葬式にはこれを流してくれ」

という生前のリクエストにお応えして、BGMはワーグナーの「ジークフリード葬送行進曲」。

www.youtube.com

大好きなカラヤンの指揮で。

 

スガワラ爺とほぼ同じ歳だけど、コロナ以降めっきり老け込んでしまい、つい先月「高齢者施設」に入ったばかり。

歳をとって体力が衰えてからは、明確な生きる目的が無いとがんばれないのは、義父やスガワラ爺を見ていて思うこと。

「ラリーで勝つ!」を人生の目標にしている人の、「生への執念」のすさまじさを、近くで感じられることは本当に幸せ、というか人生の目標としてありがたい。

 

サミュエルウルマンの「青春」の一節

「真の青春とは若き肉体の中にあるのでなく、若い精神のなかにこそある」

若くても「できないことをまず考える」ネガティブ思考で、精神的に老人の人が本当に多いけど、日々、老いに抗いながらも「つぎはもっといい結果を」求め続ける人は、いくつになっても若々しい。

 

「残りの人生を考えたら、今日が一番若い」

いくつになっても始めるのが遅いことはない。

じ~じにはまだまだ挑戦し続けてほしいと、切に願う。

 

私の葬式はローリングストーンズの「Moon Light Mile」と「Wild Horses」かな。

www.youtube.com

ゴビ砂漠でミスコースして水も無くなり、見渡す限りなにもない大砂丘のてっぺんに座って、沈む太陽と昇ってくる月を見ながら、この曲が何百回もアタマの中でリフレインしていた。

sinano.hatenablog.com

sinano.hatenablog.com

ストーンズと並んで矢沢永吉も、ずっと聞き続けている(90年以前のアルバムばかりだけど)。

ミックジャガーもキースも永ちゃんも、私の生きる道しるべ。

 

 

ピラティスはバイクに効果あり

長年腰痛に悩まされヘルニア予備軍の私。

5月のタケノコ掘りでも、ふだんから筋トレして自信満々だったのに、腰痛で途中リタイア。

sinano.hatenablog.com

一番の原因は長年の「バイクの乗車姿勢」。

20代のころ一緒に走っていたのは、バイク屋さんのレース仲間の「プレスライダー」たち。

ネットが無かった時代、ニュース映像や原稿は機動力があるバイクで、テレビ局に運んでいた。

延長戦で10時に終わったプロ野球のビデオテープを、11時からのプロ野球ニュースで放送するため、横浜球場から渋滞する首都高をカッ飛んで、30分でテレビ局に届けて編集。11時の本番に間に合わせるなんて、無謀以外の何物でもないけど、それが彼らの仕事。

片岡孝夫の「彼のオートバイ、彼女の島」の主人公も、プレスライダーだった。

首都高の渋滞する車列をすり抜けしやすいよう、ハンドルの幅を狭くして、ミラーも内側に折りたためるヤツに替えて(マフラーもクルマが気づくよう爆音仕様)

バイクによって乗車姿勢が違う?車種別の『ライディング ...

こんな感じで背中を丸めてあごを引いて、シートにどっかり座り込んで、上目遣いに走るのが彼らのポジション。

長年自分もこの格好が定番になっていたけど、背中が丸まって骨盤が前に「寝て」いるので、体重も振動も全部「腰」に負担がかかる。

反り腰になって内臓が下がって、いくら腹筋してもポッコリおなかが治らない。

たまにプレスの生き残りの人たちに会うと、みんな腰痛に悩まされている。

最近は「骨盤を立てて」乗ることを心掛けているけど、気が付くといつもの「背中を丸めた」ポジションになっている(馴れというのは本当におそろしい)

 

こちらはご存じ「走るコメディアン」ことバイクジャーナリスト、柏秀樹さんの啓発動画。

www.jmpsa.or.jp

コメディアンなんて失礼な呼び方してすみませんm(__)m

ダジャレ含めておしゃべり大好きおじさんだけど、パリダカやバハ1000を完走するそのウデはホンモノ。

sinano.hatenablog.com

www.jmpsa.or.jp

理論派の柏さんのわかりやすい説明は、バイク初心者の人はもちろん、私のように悪いクセがついているベテランにも、ぜひ読んで欲しい。

 

私はとくに「反り腰」がひどく、スキーシーズン後半で疲れがたまってくると、腰痛に悩まされる。

もしかして反り腰かも?」と思ったら…今日からできる反り腰改善 ...

SNSに出てくる骨盤矯正などを試すけど、アマチュアがレッスン代を惜しんで、ゴルフの動画を見て練習すると、たいがいおかしなスイングになるのと同じで、ちゃんとプロに習いたい。

整形外科の先生から「ピラティスがいいよ」と言われたけど、ほとんどのピラティスは女性限定。

あきらめかけたところ、自宅から50m(!)のところに男性OKのスタジオがあることを知り、「おそるおそる」1時間の体験レッスンに参加。

 

私のピラティスのイメージは

ピラティスは難しい?初心者に向けた呼吸のコツなどを解説 ...

きれいな女優やモデルが代官山や青山のオシャレなスタジオで、こんなことしてるイメージだけど、コーチ曰く

「ドイツ人のピラティスさんが第一次大戦のとき、ケガした兵士に治療を施したのがはじまり」

とのこと。

この「リハビリ治療説」は異論もあり、ドイツ人のピラティス氏が「敵性外国人」として、イギリスのマン島(!)の捕虜収容所に収監されていたとき、他の捕虜の健康増進で広まった説もある。

どちらにしても最初は男性から始まった。

日本ではエアロビやヨガと同じで、男性より美容や健康におカネを使う、女性をターゲットに広まったらしい。

 

ピラティスをひと言でいえば

「インナーマッスルを強化して、体全体のバランスを整えるためのエクササイズ」

 

平日朝10時からのグループレッスンに「体験レッスン」。

この日は女性3人に私ともう一人の男性の5人。

マットに寝そべって背中に「しぼんだボール」を置いて、息を吐きながら背骨を上下左右に動かす。

背骨は両耳の後ろから始まり、尾てい骨の終わりの仙骨まで20数個の骨から構成されているそうで、これらを「ひとつひとつ」、意識しながら動かすらしいけど、かなりむずかしい(ほとんど理解不能)。

ピラティスは腹筋や背筋は基本使わないし、激しい動きも無いので1ミリも汗はかかないけど、背中が丸まっていて伸ばせないことは、しっかり理解できた。

「これは効く!」

なんとか1時間やり終わっての感想。

 

マットだけでなくマシンを使うピラティスも体験させてもらうと、マットではわからなかった背骨の使い方を体感できる。

マシンでカラダの使い方を理解したうえで、マットをやるほうが絶対いいのは、説明を聞かなくても分かる。

「これでカラダが仕上がれば、4か月後のスキーシーズンに間に合う」

と思い、「4カ月集中プライベートレッスン」に入会。

週2回マシンピラティスを月8回×4カ月。

グループレッスンで上達するのは、よほど才能がある人。

フツーの人ではほぼ上達しないのは、スキーやゴルフも同じなので、

「グループレッスンはプライベートレッスンを受けさせるための体験レッスン」

だと思っている。

プライベートレッスンは費用は掛かるけど、そのぶんマンツーマンで教えてもらえるので、上達はまちがいなく早い。

若ければ楽しみながらグループでもいいけど、悲しいかな「年齢の壁」がすぐそこに見えているので、おカネを惜しんでいる場合じゃない。

 

「背骨を動かすには股関節や足首も重要」って、スキーでも言われること。

呼吸やカラダの使い方など、まだまだチンプンカンプンだけど、マスターしたらこれほど心強いことはない。

 

85歳のスガワラ爺は知らない人が見たら「ヨボヨボのおじいちゃん」だけど、ハンドルを握るとシャキッとする「異常体質」。

とはいえ足腰はかなり弱っているので、歩幅も小さく(ペンギン歩き)、足が上がらないので階段の上り下りもかなり大変。

申し訳ないけど20年後に目指すはじ~じではなく、このジジイたちだろう。

www.youtube.com

ミックジャガー83歳、キースリチャーズ82歳、ロンウッド79歳でニューアルバム発表

「キースがドラッグの後遺症で死んじゃう前に観ておかないと!」

と、初来日から何十回も東京ドームに通ったけど、いつも真っ先に「元気に」出てくるキースを見て、

「コイツまだ当分死なないな」

と思い、行かなくなって久しい。

若いころは「ストリートファイティングマン」や「黒く塗れ」など、権力や金持ちに対する歌が多かったけど、富も名声も手にした今は、「残りの人生を楽しもう」と力が抜けているのもいい。

こんな元気でイカしたジジイどもを目標に、「健康にはカネを惜しまず」長生きを目指したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

85歳の挑戦は続く(壮大なおとなの砂遊び始まる)

8月9日~16日まで開催のモンゴルラリーに参戦する、スガワラ爺から写真が送られてきた。

www.sser.org

ナビを務めるW林女史とツーショット(たぶんウランバートルホテル)

2002年に初めてモンゴルへ行ったときは、このチンギスハーンホテルくらいしか近代的な建物がなかった。

デパートのエスカレーターが国内でここだけにしかなく、地方から「エスカレーターに乗るため」にたくさんの人が来ていたが、故障中だった(@_@)

道端に体重計を置いている人がいて、

「まさか体重はかってカネとるんじゃないよな?w」

と思ったら、そのまさかだった。

市内を走るクルマはみんなボロボロで、輸出された佐川急便のトラックや、〇〇商店と書かれたハイエースがそのまま走っていたけど、豊富な地下資源で景気が急激に良くなり、マンションやビルが乱立。

ピカピカのベンツやBMWはもちろんのこと、最新型のフェラーリやランボルギーニもバンバン走っているとか。

半面、砂漠化と温暖化で暮らせなくなり、都会のウランバートルへ仕事を求めてきた大量の遊牧民が、高層ビルのすぐ外側にバラックを建てて暮らしている光景は、途上国あるあるだろう。

 

スガワラ組は初日から最後尾でゴールしていたので心配だけど、85歳のドライバーなのでWさんの仕事はナビだけでなく、砂に埋まればひとりで掘り、パンクすればひとりでタイヤ交換と、併せておじいちゃんの「介護」も大変なはず。

私もナビをやろうかと一瞬思ったけど、これらの「お世話」と、なによりジジイと一週間、狭い車内はムリだと思いあきらめた。

www.facebook.com

3日目のリザルトは28台中25位。

いちおう国際ラリーなのに参加が28台は少なすぎるけど、うち17台がモンゴル勢というのは、日本の団体が主催しているのに寂しすぎる。

ゴビ砂漠を走れるラリーはたぶん世界でこれだけなので、FIAやFIM規格のラリーをやれば、世界中から参加者が集まるだろうけど、シンガポールの空港にドクタージェットを待機させたり、ドクターヘリなど手配するだけで数千万は必要になる。

いっそダカールラリーを主催するASOの傘下に入れば?

なんてのは長年「儲からないラリー」をコツコツ主催してきた、SSER主宰者のヤマダさんにしてみれば、トンビに油揚げをさらわれるようなもので、許せないだろうナ。

https://www.sser.jp/rm2026-results/RM2026_ETAP-3_DAY.pdf?

fbclid=IwY2xjawTo8pFwZG9mBWV4dG4DYWVtAjEwAGJyaWQRMG5yM0hkS2Y5MmJ0RXhYTTJzcnRjBmFwcF9pZBAyMjIwMzkxNzg4MjAwODkyAAEe6KJ5E6DHXQHbM-QY80VumpiLAEG_t-16GiUhZAO0ayr9ylNC8wsTlIXBa-s_aem_mQ9X5UJuwoXfHSBBxSQFMg

 

ハラサイクルのハラさんもハスクバーナで参戦中。

二輪部門で日本人トップはさすが。

ハラさんのFBから。毎日の様子をアップしているのは、一応「仕事中」だから??

ハラさんや他のひとから何度も、「またモンゴル走りましょうよ」と誘われるけど、ファラオやダカールとモンゴルラリーの決定的な違いは、「砂丘を走らないのでつまらない」から。

参加者のほぼ全員が非力な「国産トレールバイク」だった昔は、写真のようなサンド路面でさえスタック続出で、ヤマダさん曰く

「これで本格的な砂丘ルートを作ったら、ほとんどがスタックしてラリーにならない」って。

なにより「かろうじて飛ぶヘリ1機」と、毎回少数のスタッフでギリギリの運営なので、もし砂丘でケガやスタックしても救助に行けないだろうが、いまはほぼ全員がKTMやハスクなど高性能マシンで参加している今、乗り手の技術が無くてもマシンが勝手に砂丘を超えてくれるはず(経験者は語る)。

トレードマークの鯉のぼりと一緒に、いつものスポンサーさんの写真も

ラリー仲間のヤヒロさんの地下鉄保線工事会社「八尋工業」と、添加剤メーカー「タービュランスリミテッド」さんと弊社。

 

タービュランスの添加剤を使ったyoutubeがあったので

www.youtube.com

私もディーゼルデリカとGS、クロスカブにいれてるけど、特にデリカはスキーの山道の下りで、同じデリカD5乗りのコーチが運転して

「オレのデリカよりエンブレが効かないのはナゼ??」

って驚いていたけど、エンジン回転が滑らかになって抵抗が減った結果だろう。

タービュランスSさんの古くからのお客さんで、旧車のシトロエン専門ショップの社長さん曰く、

「50年前のシトロエンはこれを入れないと走れない」

ってくらい絶対的な信頼を寄せていて、「次はこの配合にして欲しい」と毎回注文がある。

添加剤なんてむかしは信用してなかったけど、車両が古ければ古いほど効果はてきめんなので、旧車のご機嫌がナナメの人は、だまされたと思ってお試しあれ。

 

夏休みは前半に八丈島に行ったので、後半の予定は特になし。

自宅ビル4階の事務所で、ふだんできない(やらない)事務仕事とお掃除に精を出し

トイレも掃除して

ファラオラリーのとき買った神様たちも、たまには磨いてあげて

ネフェルティティもきれいに

去年来日したスウェーデンのオレさんにもらったグラスも、しっかり拭いて

sinano.hatenablog.com

スガワラ爺はパリダカの前は「バリバリの」サーキットレーサーだった。

このミニクーパーをギンギンにチューンして、日本グランプリなどのメジャーレースに参戦。「ミニ使いの菅原」と呼ばれていた。

lovemini.net

サハラ砂漠の砂の上にレンジャーの模型。

フランスのモデルメーカー「RENOV」が日野レンジャーに惚れ込んで、毎年の参戦モデルを忠実に再現。

スポンサーさんに配ったり限定販売していた。

sinano.hatenablog.com

sinano.hatenablog.com

こちらも屋根のうえにトレードマークの「鯉のぼり」が、忠実に再現されている。

スガワラ応援Tシャツの参戦データを打ち込み中。

パソコン得意な人ならサクサクできるんだろうけど、アナログおやじは大変。

なにせ1983年のパリダカに、ホンダXL400Rで参加した初ラリーから、モンゴルやファラオ、アフリカエコレースなど合わせると、今回のモンゴルラリーで70戦を超えていた。

サーキットレース時代も含めたら100レース以上、

とてもじゃないがTシャツに書ききれないので、残念だけどパリダカとアフリカエコレースだけに絞ろうか検討中。

大学在学中からレースを始め、レース資金を稼ぐため就職はせず起業して独立。

あくまでプライベーターにこだわり、資金力豊富な巨大メーカーに挑む姿は、60年以上たつ今も変わらない。

 

「やりたいことをやるときに、{お金が無い}とか{休みが取れない}とか、まず『できない理由』を考える人が多いけど、【どうやったらできるか】をまず考えよう」

 

スガワラさんに言われたこの言葉を、人生の指針にして生きてきたような。

おかげで老後はちょっと心配だけど、おカネでは絶対買えないプライスレスな経験を、たくさんさせてもらった。

85歳の挑戦は「なにもしない人」から見たら無謀にしか見えないけど、本当に(本当に)カッコいい。

万が一のときはゴビ砂漠まで骨は拾いに行きますので、悔いを残さないよう思いきり楽しんで欲しいと、切に願っています。