長年腰痛に悩まされヘルニア予備軍の私。
5月のタケノコ掘りでも、ふだんから筋トレして自信満々だったのに、腰痛で途中リタイア。
一番の原因は長年の「バイクの乗車姿勢」。
20代のころ一緒に走っていたのは、バイク屋さんのレース仲間の「プレスライダー」たち。
ネットが無かった時代、ニュース映像や原稿は機動力があるバイクで、テレビ局に運んでいた。
延長戦で10時に終わったプロ野球のビデオテープを、11時からのプロ野球ニュースで放送するため、横浜球場から渋滞する首都高をカッ飛んで、30分でテレビ局に届けて編集。11時の本番に間に合わせるなんて、無謀以外の何物でもないけど、それが彼らの仕事。
片岡孝夫の「彼のオートバイ、彼女の島」の主人公も、プレスライダーだった。
首都高の渋滞する車列をすり抜けしやすいよう、ハンドルの幅を狭くして、ミラーも内側に折りたためるヤツに替えて(マフラーもクルマが気づくよう爆音仕様)

こんな感じで背中を丸めてあごを引いて、シートにどっかり座り込んで、上目遣いに走るのが彼らのポジション。
長年自分もこの格好が定番になっていたけど、背中が丸まって骨盤が前に「寝て」いるので、体重も振動も全部「腰」に負担がかかる。
反り腰になって内臓が下がって、いくら腹筋してもポッコリおなかが治らない。
たまにプレスの生き残りの人たちに会うと、みんな腰痛に悩まされている。
最近は「骨盤を立てて」乗ることを心掛けているけど、気が付くといつもの「背中を丸めた」ポジションになっている(馴れというのは本当におそろしい)
こちらはご存じ「走るコメディアン」ことバイクジャーナリスト、柏秀樹さんの啓発動画。
コメディアンなんて失礼な呼び方してすみませんm(__)m
ダジャレ含めておしゃべり大好きおじさんだけど、パリダカやバハ1000を完走するそのウデはホンモノ。
理論派の柏さんのわかりやすい説明は、バイク初心者の人はもちろん、私のように悪いクセがついているベテランにも、ぜひ読んで欲しい。
私はとくに「反り腰」がひどく、スキーシーズン後半で疲れがたまってくると、腰痛に悩まされる。

SNSに出てくる骨盤矯正などを試すけど、アマチュアがレッスン代を惜しんで、ゴルフの動画を見て練習すると、たいがいおかしなスイングになるのと同じで、ちゃんとプロに習いたい。
整形外科の先生から「ピラティスがいいよ」と言われたけど、ほとんどのピラティスは女性限定。
あきらめかけたところ、自宅から50m(!)のところに男性OKのスタジオがあることを知り、「おそるおそる」1時間の体験レッスンに参加。


私のピラティスのイメージは

きれいな女優やモデルが代官山や青山のオシャレなスタジオで、こんなことしてるイメージだけど、コーチ曰く
「ドイツ人のピラティスさんが第一次大戦のとき、ケガした兵士に治療を施したのがはじまり」
とのこと。
この「リハビリ治療説」は異論もあり、ドイツ人のピラティス氏が「敵性外国人」として、イギリスのマン島(!)の捕虜収容所に収監されていたとき、他の捕虜の健康増進で広まった説もある。
どちらにしても最初は男性から始まった。
日本ではエアロビやヨガと同じで、男性より美容や健康におカネを使う、女性をターゲットに広まったらしい。
ピラティスをひと言でいえば
「インナーマッスルを強化して、体全体のバランスを整えるためのエクササイズ」
平日朝10時からのグループレッスンに「体験レッスン」。
この日は女性3人に私ともう一人の男性の5人。
マットに寝そべって背中に「しぼんだボール」を置いて、息を吐きながら背骨を上下左右に動かす。
背骨は両耳の後ろから始まり、尾てい骨の終わりの仙骨まで20数個の骨から構成されているそうで、これらを「ひとつひとつ」、意識しながら動かすらしいけど、かなりむずかしい(ほとんど理解不能)。
ピラティスは腹筋や背筋は基本使わないし、激しい動きも無いので1ミリも汗はかかないけど、背中が丸まっていて伸ばせないことは、しっかり理解できた。
「これは効く!」
なんとか1時間やり終わっての感想。
マットだけでなくマシンを使うピラティスも体験させてもらうと、マットではわからなかった背骨の使い方を体感できる。
マシンでカラダの使い方を理解したうえで、マットをやるほうが絶対いいのは、説明を聞かなくても分かる。
「これでカラダが仕上がれば、4か月後のスキーシーズンに間に合う」
と思い、「4カ月集中プライベートレッスン」に入会。
週2回マシンピラティスを月8回×4カ月。
グループレッスンで上達するのは、よほど才能がある人。
フツーの人ではほぼ上達しないのは、スキーやゴルフも同じなので、
「グループレッスンはプライベートレッスンを受けさせるための体験レッスン」
だと思っている。
プライベートレッスンは費用は掛かるけど、そのぶんマンツーマンで教えてもらえるので、上達はまちがいなく早い。
若ければ楽しみながらグループでもいいけど、悲しいかな「年齢の壁」がすぐそこに見えているので、おカネを惜しんでいる場合じゃない。
「背骨を動かすには股関節や足首も重要」って、スキーでも言われること。
呼吸やカラダの使い方など、まだまだチンプンカンプンだけど、マスターしたらこれほど心強いことはない。
85歳のスガワラ爺は知らない人が見たら「ヨボヨボのおじいちゃん」だけど、ハンドルを握るとシャキッとする「異常体質」。
とはいえ足腰はかなり弱っているので、歩幅も小さく(ペンギン歩き)、足が上がらないので階段の上り下りもかなり大変。
申し訳ないけど20年後に目指すはじ~じではなく、このジジイたちだろう。
ミックジャガー83歳、キースリチャーズ82歳、ロンウッド79歳でニューアルバム発表
「キースがドラッグの後遺症で死んじゃう前に観ておかないと!」
と、初来日から何十回も東京ドームに通ったけど、いつも真っ先に「元気に」出てくるキースを見て、
「コイツまだ当分死なないな」
と思い、行かなくなって久しい。
若いころは「ストリートファイティングマン」や「黒く塗れ」など、権力や金持ちに対する歌が多かったけど、富も名声も手にした今は、「残りの人生を楽しもう」と力が抜けているのもいい。
こんな元気でイカしたジジイどもを目標に、「健康にはカネを惜しまず」長生きを目指したい。































































































































