R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

ハンターカブリアボックス取り付けと、ヒミツ基地キャンプ

春休みなのにネットフリックスでアニメばかり見ている娘、

同級生の女子から

「ミッションインポッシブルおもしろいよ」

といわれ、見てみることに

まずはパート1から(トムクルーズ若っ!)

1996年なので28年前。トム・クルーズは33歳

アニメ「ナルト」のイタチや、「ゴールデンカムイ」の尾形、「銀魂」の銀時が娘の好きなキャラだけど、二次元ばかりでリアルな男子に興味をもてないと、「腐女子」になるのは明白。と思ったら

トム・クルーズかっこいい!!」

って、「タイタニック」のレオ様も良かったけど、トムのほうがタイプらしい。

続けてパート2も

このままトップガンも見せようと思ったけど、宿題もやらないと(@_@)

 

そしてアマゾンから大きな箱が

ハンターカブ用にリアボックスを購入

アルミボックスといえばイタリアのGIVIだけど、ベースプレート含めると10万近い。

いつまで乗るかわからない44万円のバイクに、10万円のハコはなんだかな~

とはいえ1万円台の安すぎる中華製は、レビューを見ると「バリ取りがしてない」「数回使っただけでガタガタする」などでちょっと心配。

それでもGIVIと同じようなアルミボックスが、5分の1で買えるので、ほとんどの人がこっちを買っているらしい。

1300GSはフレームも新設計で、いま1250についている純正のテールボックスは付かないらしい(テールボックスと左右のパニアケースで40万以上(@_@))。

ならば40Lのテールボックスを移植しようかとも考えたけど、ベースプレートがあわないので加工が面倒。

そのなかで横浜のバイクウェアメーカーRIDEZ(ライズ)の、「HARDWORX」というブランドのアルミボックスが、価格も中華製とGIVIの中間の4万円くらいで、レビューも良さそう。

HARD WORX トップケース HXNE55 55L バイクハードケースridez.jp

中国生産だけどいちおう日本のメーカーなのが、安心かも。

内張りもしっかりしている(GSは内張り無し)

そして取り付け。まずリアキャリアを外して

45Lと55L迷ったけど、45Lはヘルメット1個でほぼいっぱい、

仕事のアシで使うので、ジャケットやバッグも入れたくて55Lにしてみた。

 

それほど左右に出っ張らず収まった。

これでキャンプに行く人は65Lの猛者もいるけど、さすがに出っ張りすぎだろう。

 

あまりリア荷重にしたくないけど、純正キャリアとベースプレートの「合うねじ穴」では、ここが一番「前寄り」ポジション。

スクーターやスーパーカブと違って、足を後ろにあげないとシートに跨がれないので、このスペースはしかたない。

登録証もポケットに収まっていい感じ(GSにはポケットもない)

Sさんからもらったシートカバーは、ボックスを付けたらパッツパツ。

次はもう少し大きいのを買わないとなぁ

 

そして土日は今年初のキャンプへ

元「風魔」オガワさん主催の毎年恒例「桃の花見キャンプ」で、いつものヒミツのキャンプ場へ向かうが、3月最終週の土曜なので都内も高速も大渋滞。

高速に乗れないハンターカブで大弛峠を超える「ドⅯの」趣味はないし、スキーでできなかった車中泊が今回の目的。

環七が混んでると思ったら、甲州街道手前で工事中。そりゃ混むわな。

夜間とか平日とかにすればいいのに、年度末の予算消化なのかな。

中央高速も40キロ渋滞だけど、自動追尾運転があって本当によかった。

渋滞中もアクセルとブレーキペダルを踏まなくていいので、疲れ方がまるで違う。

いつか全部のクルマにつけば、かなり事故は減るんだろう。

勝沼ICを降りて峠を上っていくけど、桃の花はまだ咲いていない。

そしてキャンプ場に到着

10時に出発して休憩なしで午後2時到着。

今日のメンツは15人ほど。あいかわらずガラガラで貸し切り。

 

さっそくシートを倒して車中泊の準備

オガワさんと管理人のマッチさんが、焚火を起こしてイノシシ肉の鍋を準備中

地元マッチさんの友人がこの山の所有者で、許可をもらってマッチさんたち地元の有志数人で、このキャンプ場を作った。

「来年はオープンするよ」

といいながらもう数年が経つ。

今日の渋滞でもキャンプ場に向かうクルマはたくさんいたが、キャンプ場もゲキ混みのはず。

となりのテントのイビキがうるさくて眠れないなんて、のんびりするために来たのに笑えない話も聞く。

その点ここはこんな少人数でも貸し切りで、みんな「知り合いの知り合い」。

テントの間隔も空いているのでイビキも聞こえない。

マッチさんに聞くと

「今年はオープンしようと思ってるんだけどね....」

って、なんとも歯切れの悪い返事。

他のキャンプ場のキャンパー同士のトラブルを聞いてしまうと、踏ん切りがつかないみたい。

とはいえトイレを設置したりいろいろ費用はかかっているし、ひとり2000円ではマッチさんたちの持ち出しのほうが多いので、年会費を取って会員制にすればと思うが、利用料が入るよりこのユルユル感がいいみたい。

 

各自が持ち寄った日本酒やワインを並べ、舌なめずりをする人たち

前回のキャンプで参加した、某有名アパレルメーカーで働くインド人の彼が、今回は後輩社員のインド人を二人連れてきた。

日本の大学を出て就職した人と、インドの大学を出て日本に就職した人、どちらも流ちょうな日本語を話し、「人生初キャンプ」とかで、たぶんインドの上流階級なんだろう。

花火を持ってきた人も。焚火で花火もなかなかいい

そして宴会は続く

11時、そろそろ寝ることに。

この日は25度あったせいか、夜中に暑くて目が覚めた。

そして翌朝、「お山のコーヒー屋さん」開店

今回はデリカなのでポータブル電源と電動ミルを持参した。

(寒いときの電気式毛布用に持参したけど、不要だった)

みんなが私が淹れるコーヒーを待ち望んでいてくれて、なんだかうれしい。

そしてユルユルと解散。

レヴォーグではギューギューの荷物も、デリカならスカスカ。

電車で参加した女性3人組を乗せて帰ることに。

みなさんオガワさん主催の四万十川那珂川の、カヌーツアーからキャンプに参加した人で、仮設トイレでも

「カヌーなんてそのへんに「穴」掘って用を足すので、トイレがあるだけありがたい」そう。

女性のリピーターが少ないのは、トイレがきれいじゃないからだ。

なんて思っていたけど、彼女たちにすればゆったりキャンプできるほうが重要らしい。

常連のコヤマさんが新しく買ったSTIHL(スチール)のチェーンソー

このあと残って木を切りまくるそう。

 

帰りの高速はガラガラで、女性たちをそれぞれ家の近くの駅でおろしながらも、2時間で帰宅できた。

奥さんと娘はお出かけ中なので、屋上で羽田に降りていく飛行機を見ながら、まったりビールを飲む。

 

車中泊は快適だったけど、娘も寝るなら荷物は外にテントを張るか、屋根にルーフキャリアを付けてボックスを置きたいな。

ルーフキャリアがあれば日よけのオーニングも付けられるなぁ。

なんて妄想が膨らんだ「初」車中泊なのでした。