子供のころ「疳の虫(かんのむし)」が強かった私は、年に一度、鼻や口がただれた。 そのとき祖母に連れて行かれたのが、近所に住むMさんというおばさんだった。 Mさんが私の手のひらに「墨」でなにか字を書いて、握りしめること数分 「ひらいてごらん」と…
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