R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

タケノコ駆除パート2

髪が伸びてきて「サリーちゃんのパパ」みたいになってきたので、

魔法使いサリー』をリアルにみていたものです。サリーちゃんの ...

ハンターカブで代々木上原のシロズ君の「Rigid」へ行き、カットしてもらった。

都内、とくに都心は大型バイクの駐輪場が本当にないし、路駐すればすぐ駐禁を切られるけど、カブなら店の前に停められるので、駐禁おじさんが来ても対応できる。

お店からの帰り道にいつも通る上り坂。

最近一日に1回は聴く「backnumber」の「ハッピーエンド」という歌。

このPⅤに出てくる坂によく似ているなぁ。

シロズ君に動画を見せたら、「あっここですね」って。

「いつのまに撮ったんだろう」とも。

www.youtube.com

坂の場面は4分14秒あたり

かわいい子だなぁと思ったら、以前俳優さんとの不倫でニュースになった彼女だった。

 

土曜は大阪から同級生のY君が仕事で上京するので、近場に住む同級生に声をかけて、屋上でプチ同級会

62歳になり会社を辞めてボランティアに精を出す人や、心機一転、転職した人も。

先日の健康診断で血圧が130を超えた話をしたら、「そんなの低血圧だよ」って。

みんな血圧を下げるクスリの「常習者」だった(@_@)

ヘリノックスのコットの収納で四苦八苦中のT君。

コットと寝袋で事務所に泊まったのは、大阪のY君と神奈川のI君、そして2月に転職したT君。

私と少林寺拳法部で一緒に稽古したT君は、ベンツの総輸入元に整備士として就職したけど、配属先はなぜか「雪上車」の営業。

以来、月曜朝に神奈川の自宅を出て、長野や新潟など上信越のスキー場を営業してまわり、金曜夜に帰宅する生活を20年以上続けていた。

巨人の星」の伴宙太そっくりのキャラで、涙もろくて熱血漢の彼は、それまで大手商社が独占していた雪上車の市場を、365日24時間対応、ときには彼自身が整備もこなす熱血営業で、ついに販売台数でトップに。

先日スキーに行った八方でコーチが、

「今朝はピステンが圧雪したから絶好のコンディションですよ」

と話していたが、「ピステン」とは「ピステンブーリー」というドイツ製雪上車の名前で、T君が売っていたもの。

今ではホッチキスやジップロックのように、雪上車のことをピステンというほど定着している。

巨人の星 第12話 | dアニメストア

ほんとこんな感じ(^-^;

かれを抜擢した当時の上司は、見る目があったんだろうな。

会社がピステンの代理店契約をやめてしまったので、T君はワーゲンの営業をすることに。

当時40代だった彼は

「オレ、クルマなんて売ったことないから、どうすればいいかわからない」

と、一時は異業種への転職も考えた。

相談されて居酒屋で飲んだとき、

「お前なら絶対大丈夫だよ」

と根拠のない励ましをしたけど、いざふたを開けたら個人成績はつねに上位で、売り上げ最下位だった営業所もわずか数年で、都内で上位の優良店に変貌した。

以前お店に立ち寄ったとき、ちょうど彼のお客さんの女性を紹介され、

「Tさんはクルマの話はほとんどしないんですよね」

って笑っていた。

「だってオレ、クルマのこと知らないし」って言うけど、今では家族全員が彼から買っているそう。

その後、本社に栄転して今度はベンツを売ることになったけど、

「もうクルマは売りたくない」

とまた悩んで相談が。

「キミなら大丈夫だから」

とまた意味不明の励ましをしたけど、そんなとき輸入元のメーカーから

「クルマでなく{売る人}を育ててほしい」

と声がかかり、エリアマネージャーとして辣腕を振るい数年、

今度は埼玉の老舗のディーラーグループの会長から、

「ぜひ来てほしい」

と請われて転職、

毎日朝5時に自宅を出て往復200kmの通勤と、埼玉千葉のディーラーまわりを数年、

生え抜きの幹部数十人を飛ばしての異例の人事は、社内の反発も多くかなりのプレッシャーだったけど、業績不振の店舗を次々に立ち直らせて、しっかり責任を果たした。

60過ぎてそろそろ体力的にキツくなり、また相談が。

経理も人事もわかるキミならクルマ業界でなく、介護施設の理事長とか何でもできるから、今度は家の近所で探したら?」

と言ったけど、また別の輸入元から「ぜひ助けてほしい」とお声がかかり、2月に転職した。

今度の会社は都内で片道40km、高速を降りてすぐなので、どんなに時間がかかっても1時間以内に帰宅できる。

長年、いつ帰ってくるかかわからない生活を支えた奥さんは、以前なら「これから帰る」と電話があっても2時間はかかったのに、いまは最短40分で帰宅するので、

「帰りが早すぎる」

と文句?を言われるらしいが、毎日往復4時間200km以上を移動に費やしていたので、体力的にも精神的にもラクになったと、いい顔をしていた。

 

そして日曜午後からまたタケノコ掘りのため、清水へ

ゴールデンウィークで渋滞必至だろうと、今回はGSで。

くだりの東名は拍子抜けするほどガラガラ。

制限速度120㎞/hの新東名も、あえて走行車線を100キロで走るのが、GSには心地いいと感じたり。

2時半に出発して休憩しながらのんびり走って、5時にF君の実家に到着。

奥さんも義母も「もうタケノコはいらない」って(@_@)

義母は無農薬のレモンが欲しいというので、庭のレモンを大量にとって

庭で採りたてのソラマメと一緒に飲むぜいたく。

 

そして翌朝8時から作業開始

先週から一週間のあいだに、地元の知り合いが2回ほど取っているので、今回は探すのに苦労したけど、本来はこんなものらしく、今年が異常に大豊作らしい。

急斜面の見えないところが多く、まだ痛む足をかばいながら、慎重に掘る。

ここまで伸びると食べられないし、すぐ「竹」になってしまうので

ナタで何十本も切り倒し

 

今回はもって帰るぶんだけ取って

F君の90歳のお母さんが、庭で炊いてくれる

夏ミカンの花も咲いていた

奥さんには甘夏をおみやげに

炊きあがったタケノコは、先週配れなかったご近所用(あっというまに無くなったけど)

神奈川からクルマで来たF君は、渋滞が落ち着く夜に帰るそう。

ひとり暮らしのお母さんはクルマがないとどこにも行けないので、近所の親せきが届けてくれる食材が頼り。

ミカンやタケノコをあげると「物々交換」で、コメや野菜、魚を届けてくれるので、お金を使わずに済むけど、近所の知り合いは亡くなった人も多く、高齢者は昼間はデイサービスに行ってしまうので、家から一歩も出ずほとんどしゃべらない日もあるとか。

ミカン農家が多かったこの集落はほとんどが農地で、部外者が土地を買っても家を建てられず、過疎化が止まらない。

60歳以上の未婚男性の一人暮らしも多いそうで、10年後は消滅してしまうのではと、よそ者ながら心配になる。

お母さん、どうしても亡くなった母親とダブってしまう。

「来年も来るので元気でいてください」

と涙をこらえて2時過ぎに出発。

 

左右のパニアケースにはレモンと甘夏がぎっしり、

トップケースにも数十キロのタケノコを積んで、かなり不安定なのに東名高速は40km以上の大渋滞。

しかたなくソロソロとすり抜けするけど、連休はレンタカーやサンデードライバーが多いのか、バイクに気づかず中央車線寄りを走るクルマがとにかく多い。

「どけどけ~バイク様のお通りだ!」と、クラクションを鳴らしたり空ぶかしで威嚇するバイクもいるけど、渋滞でイライラしている横を抜いていくバイクに、ドライバーはいい気はしないはず。

できるだけそっと「穏便に」通過したいので、あちらが気付くかバイクが通れる車幅が空くまで、じっと待つを繰り返す。

山で酷使した足首も痛いし、荷物満載なので停車して足は着きたくない。

サービスエリアごとに休憩して、高速を降りてからタケノコと夏ミカンを配り、帰宅したのは夕方6時前。

今日最後の儀式が残っていた

痛む足で狭い駐輪場に無事停めることができるのか。

一発で決めるよう気合を入れて、なんとか成功

娘には静岡銘菓をおみやげに。

ミカン山(タケノコ山)、キャンプ場やドッグラン、MTBコース、タケノコ掘りツアーなど、なにか有効活用できないか考えるけど、まずはジャングル化した竹林を伐採しないと、なにもできない。

タケノコ掘り体験なんて家族連れに人気がありそうだけど、タケノコ掘りに適した竹林は、竹と竹のあいだを「傘をさして通り抜けられる間隔」が理想で、現状は足の踏み場もないくらい生い茂っている。

急斜面がほとんどなので女性や子供のケガも心配。

巨大化した孟宗竹はかなり手ごわくて、注意して切らないと断面がはじけてケガをする(経験者)。

伐採した竹の枝を払って、下におろすのもひと苦労だし、杉やヒノキなら薪にもなるけど、竹は本当に使い道がない。

砕いてチップにして肥料にするとか、竹炭などもあるけど、コスパが全然あわないので、自治体の協力でもないかぎり、個人ができることではない。

自宅屋上の目隠しフェンスを竹垣に、なんて思ったけど、1年ごとに取り換えることを考えるだけでやる気が失せる。

竹なら風に強いし「風情」もありそうだけどなぁ.....