R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

引き足

先週の富士山一周でふくらはぎを痛めたようなので、1週間自転車に乗らずに様子見。
我慢できず今日は自転車で聖地、大井ふ頭へ。
環七を足の様子を見ながら自走したが、痛みはないようでホッとした。
 
大井は早朝にもかかわらず、大勢のサイクリストが来ていた
(というか暑くなる前にトレーニングを済ませようと思っているんだろう)
 
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今日は先週の富士山1周の際に、最後のかごさか峠で苦労した、「引き足」の練習。
1周約10キロの周回コースを、引き足で5周が目標。
 
ロードレーサーは普通の自転車と違い、ペダルと靴をスキーのようにビンディングで固定している。
そのため踏むだけでなく引っ張り上げる力も使えるので、普通の自転車に比べ推進力が倍になる(はず)。
まだうまく足を引き上げることが出来ず、かなりパワーをロスしているようなので、もっと使えるようになりたい。
 
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最近は書店に行っても真っ先に自転車コーナーに行く。
この本も平積みされた上に「新しいパーツ買うよりまずこの本を買って読むべし」と、丹下段平風な店員さんの手書きのオススメに魅かれて、衝動買い。
「腰骨を立てる」、「肩甲骨を広げる」などなど、疑問に思っていたことが丁寧に解説されていた。
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これも買ってしまった。
自転車やバイクの月刊誌は、広告や新製品紹介に多くのページが割かれているので、読んでいて楽しいがあまりためになることがない。
なので自転車20年ぶりの浦島太郎には、自転車各部の名称から始まるこの手の教則本が、全ページためになる(全ページカラーで1000円はお買い得)。
このエンゾって人、映画「グランブルー」のエンゾ(ジャン・レノ)に似てるから、エンゾなのかな。
まあ坊主に丸メガネと無精ヒゲ生やせば、誰でもエンゾ顔になると思うけど。
それぞれのギョーカイでそれなりに有名人になると、賛否両論でてくるみたいだけど、とりあえずいろんな本に書かれているいろんな意見を、自分なりに取り入れるしかない。
 
なんでもまず「カッコ」から入る自分としては、自転車もカッコよく乗りたい。
バイクもそうだが、ライディングがカッコいい人は、やっぱり上手いし無駄がないので速いものだ。
 
引き足はペダルを漕ぐとき、ひざを上に蹴り上げるようにするか、足の甲を上に持ち上げる意識で、ペダルを漕ぐ(言うは易し、行うは難し)
 
引き足ばかり意識していたらペアダリングがギクシャクして、かえって疲れてしまった。
なので速いペースで走っている、おそろいジャージの20台ほどの集団に、がんばってついていく。
女性もいるが皆、本当に速い。
クルマの通らない直線は全員で一気にスパートするので、ついて行けず徐々に置いていかれる。
 
2周半したところであきらめた。
心拍計を付けていないがたぶん180くらいじゃないかな、もう心臓バクバク。
先週の富士山と違いまだ30キロなのに、すでにバテバテ.....
 
でも後ろから見ていると、スムーズなぺダリングをしている人は、やっぱり速いし、ガシガシと力まかせに漕いでいる人は、シロート目にもどこか無理を感じる。
彼らを参考にしながら引き足を意識して走ったら、なんとなくだがいつもより速く走れた感じがした(かも)。
 
いつもの公園で禁断の味、「コカコーラ」を買って休憩。
なんでのどが渇くと炭酸が飲みたくなるのか。
ここの自販機の売り上げは、ほとんどのサイクリストが飲んでいるので、日曜だけすごいと思う。
 
アップダウンがあれば登ったあとの下りで休めるので少しは楽だが、ここは平坦なのでずっとこぎ続けなければならない(それが練習だろ)。
海が近いので追い風もあれば向かい風もあって、思わずハンドルをとられるほどだが、とにかくいろんな人と自転車が走っているので、見ていて飽きない(本当にここに来れば世界中の自転車が見られる)
 
なんとかあと2周半、今度は自分のペースで走ったが、さっきあとをついて行った人たちは、今度は暑いなかランニングをしていた。
どうやらトライアスロンのクラブらしい.........
もう付き合ってられないので大井をあとにした。
 
環八を北上し用事のあった二子玉川まで走る。
ずっと引き足を意識して走っていたら、またふくらはぎがパンパンになったが、ちょっとした上りも苦しくなく上がれるようになった(ような)。
 
それでも外気温は35度以上....
 
ボトルの水をアタマやウデ、足にかけて冷やしながら走る。
帰りはKTMディーラー「リベルタ」に立ち寄り、レッドブルをごちそうになった(Aさんありがとうございます)
 
帰宅してシャワーを浴びると、急激な睡魔に襲われ娘とベッドでダウン....。
起きると無性にチャルメラが食べたくなった。
買い置きを作って食べたら、ファラオの砂漠で食べるチャルメラと同じ味がした(当り前か)
 
水分を出し切って塩分濃度が低下したカラダが、塩分を求めていたんだろう。
きざみネギしか入っていないシンプルなチャルメラだが、やっぱり日本人はこの塩味が一番。
カラダに染みわたるあの味が、なにより美味く感じた。