東京はこんな大変な状況だが、地方から入学で上京する若者がいる。
その一人、沖永良部島から上京したK君の母上から、お土産をいただいた。
黒糖、実は大好物だがガマンして、「非常食用」にキープさせていただいた。
もう一人、沖縄から上京したN君の母上からも
ちんすこう。
前から気になっていた名前の由来をN君に尋ねると、「すこう」は菓子という意味で、「ちん」は「珍」か「金」らしく、琉球時代から甘いお菓子は貴重品だったのでは、とのこと。
この脂っこさが美味しい。
息子を送り出す親の気持ちを思うと、熱いものがこみ上げる。
二人とも東京でがんばって、故郷に錦を飾って欲しい。
節電で街のネオンが少ないのか、昨日は月がきれいだった。
事務所も節電できないかと、机の配置を窓際に変えてみた。
今までは昼でもスタンドを点けていないと暗かったが、これなら夕方まで電気は不要。
気が滅入るニュースが多いなか、庭の緑がほっとさせてくれる。
ローリングストーンズが被災した日本に向けてメッセージを送ってくれた。
ファンクラブ会長のIさんが宮城出身だからか、いずれにしてもうれしいことだ。
地元からの応援団は望めないだろうが、日本中から大勢の人が彼らの応援に駆けつけることを祈る。
井戸の水が減ったことで津波に気づいて、助かった人のニュースもやっていた。
子供のころお年寄りから聞かされていたとかで、地下水である井戸の水が引くと津波が来ることを、昔の人は知っていた。
子供のころ祖母がカマキリの卵の位置を見て、その年にどれくらい雪が降るか教えてくれたのを思い出す。
先人の教えに感謝。