さすがに毎日同じものばかり見せられるともうウンザリして、またNHKに戻るという繰り返し。
スポンサー企業がCMを自粛しているかららしいが、だったら民放も本来CMの時間を、アドリブでふだん軽口のアナウンサーにしゃべらせればいい。CMなしでドラマが早く終わってしまうなら、そのぶん地震関連のニュースを流せばいい。
NHKはCMなしでずっと番組やってるんだから、あんたらにもそれくらい出来るだろと思ってしまう。
遺族に亡くなった当時のことを話させたり、家族を捜す人にカメラを向けて泣かせるのは、民放だけだ。
それでも不明だった家族の再会シーンを見るたびに、もらい泣きしている。
でも現地の人にこのテレビが見られないのは、もっとつらすぎる。
衛星電話の増設や被災地でもテレビが見られるよう、関係機関はもっと動いて欲しい。
プロ野球はこんな時期に野球をやるらしい。
今日は我が家も電灯一つで節電に協力しているのに、ドーム球場でナイターとは何を考えているのか.....
反対している選手会も、自主的にボイコットすればいいだけのこと。
もともとプロ野球に興味は全くないが、野球をやることで国民が元気になるなんて思い上がりは、もういいかげん考え直した方がいい（一番勇気づけたい東北の人はたぶん見られないのだから）。
相撲と同じで良識ある国民の支持を失う日も近いだろう。
原発事故はもっと深刻だ。
外国人、特に中国人が続々と帰国しているらしい。
韓国料理のフランチャイズをやっている知人が、「各店の中国人の従業員が怖がって帰国してしまい、人手が足りない」と嘆いていた。
通常７万円の航空券が２０万とか３０万円に値上がりしているらしいが、それでも先を争って帰国しているそうだ。
近代科学の粋を集めて作られたはずなのに、最後はヘリやクルマで放水という原始的な方法しかないとは......
海外メデイアは現場の人達の捨て身の努力に賛辞を惜しまないのに、日本のテレビ局は政府や東電の対応のまずさを避難することばかりに終始していて、なんとも見苦しい。
在京の外資系企業は自宅待機命令が出ているらしい。
自営業者はどの時点で自宅待機するか判断に悩むが、週末は長野の実家に帰省しようと思っていた。
田舎の両親にNTTドコモのお便りフォトで娘の写真は送っているが、娘の生の声を聞かせようと電話すると、それまで大声で騒いでいた娘が、電話を見たとたん黙ってしまうので、3月中に両親に娘を見せにいこうと思っていた。
心配なのは実家のある長野県北部でも地震が頻発していること。
地震があると新幹線も止まってしまうし、高速が通行止めになれば帰京できない可能性もある。
（今日も3度，余震があったらしい）
東京のように１００台以上が給油で渋滞することはないが、一人１０リットルとか規制はあるらしい。
なので田舎の姉にカセットコンロのガスをまとめて送ってもらうようお願いし、帰省はあきらめるしかないか。
とにかく今は原発事故の解決が最優先だ。
と言うかこれだけの大惨事になっては、ドイツのように原発不要論も持ち上がるだろう。
放射能レベルが高くて近づけず放水が届かなかったらしいが、また新たな方策を見つけて欲しい。
遥か昔、蒙古襲来のとき吹いた神風や、目に見えない大きな力の助けを願いながら。
