遅ればせながら非常時に備えるため、ホームセンターへ買い出しに行った。
買いたいものはカセットコンロのガスボンベ、水、ローソク、電池など。
駐車場も混んでいるだろうとＧＳで行ったが、案の定 大渋滞だった。
お店は大勢の客でごった返していて、空いているのは園芸コーナーくらい。
考えることは皆同じようで、買いたいものはすべて売り切れていて、レジも長蛇の列。
仕方ないのでガソリンでも入れて帰ろうとスタンドを目指すが、気がつくとスタンドの数が激減していた。
やっと見つけたが１０台以上並んでいるので断念、帰宅した。
大きめのダッフルバッグに緊急時必要なものを詰める。
寝袋、コッヘル、五徳ナイフ、懐中電灯、おむつなどなど。
って緊急時にこんなに持てるのか、はなはだ疑問であるが、火事場の馬鹿ぢからを信じて、詰めるだけ詰め込む。
阪神大震災のときも非常用袋を用意しようと思いながら、遠い関西の出来事と結局なにも用意しなかった。
今回は一歩間違えば東京に津波が来てもおかしくない状況だったし、いざ揺れ始めても呆然とするだけで、本当に何もできないことがよく分かった。
これもきっと本番に備えて予行演習しろという、神様の思し召しか。
今日は朝からスーパーへ買出しに行った妻から、「大変なことになっているので来て」と連絡があり、スーパーへ向かった。
戸越銀座商店街のドラッグストアには、長蛇の列が出来ていた。
みなティッシュとトイレットペーパーを抱えていて、「おひとり様一個まで」と店員が叫んでいる。
トイレットペーパーは全部東北へ行ってしまうので、紙がなくなるかもなんてウワサが流れていたが、その影響だろう。
商店街は日曜日かと思うほど大勢の人がティッシュやトイレットペーパー、牛乳や卵、インスタントラーメンを抱えて、足早に歩いている。
スーパーに行くとここでもレジは長蛇の列だった。
妻はなんとか卵と牛乳、パンをゲットしたようだが、これも物資がなくなるというデマの影響なんだろう。
今日こそバイクのガソリンを入れようとスタンドへ向かうが、どこも数十台は待っている。
だいぶ待ってなんとか給油したが、この調子だと巷にガソリンがなくなるのも時間の問題か。
一瞬「マッドマックス」でガソリンを奪い合う人間たちを思い出した。
それにしてもガソリンの高騰が止まらない。
昔は青山のスタンドが一番高くてハイオク１５０円だったが、もうレギュラーでも１５０円台は目前で、２００円になるんじゃないかと本当に思う。
クルマもバイクも便利だがガソリンがないとただの鉄のカタマリ。
地震の夜は自転車が飛ぶように売れたらしい。
明日から自転車営業にしようかな。
