R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

サドルの旅

昨日は仕事で神田、浅草へ。
といっても人に会うわけではないので、週末の八ヶ岳の練習も兼ねて自転車(リドレー)で行くことに。
 
去年リドレーを買ったとき一緒に買った、サンマルコのサドル。
お店の陳列棚にたくさんのサドルが並ぶなか、どれがいいかなんて知るわけもなく、なんとなくデザインで決めた(最初はみんなそんなものらしい)
 
乗り方が悪いのか長時間乗ると、毎回お尻が痛くなる(それも打撲したあとの痛みのような)
自転車の雑誌には毎号必ずといっていいほど、「痛みの対処法」という記事が載っているが、自転車とカラダの痛みの関係は、昔から永遠の課題のようだ。
 
先日のこ~ぢ倶楽部練習会でも、60キロほどの外回り練習から戻ってローラーを始めると、まるでどこかにぶつけたか?と思うほどお尻が痛くて、シートに座れない。
 
それでも無理して漕いでいると、おしりの痛みが気になってローラーに集中できない。
 
ピナレロHさんとアマンダS女史は、朝の時点でサドルが合わないとこ~ぢさんに指摘され、倶楽部のレンタルサドルに交換してもらっていた。
「ならば私も」とこ~ぢさんに見てもらったが、「これはいいシートだと思いますよ。乗り方さえちゃんとマスターすればそのうち痛みもなくなるのでは?」と言われ、その日はそのまま走ったがやっぱり痛い............。
 
平地を60キロ走ったくらいでこの痛みでは、週末の八ヶ岳160キロはいくつも峠越えがあるので、かなり不安になる.................。
 
ワダケン曰く自転車の世界には、「サドルの旅」って言葉もあるくらい、大勢の自転車乗りが自分にあったサドルを求めて、試行錯誤を繰り返しているという。
 
そういえば先日街乗り用に買ったウィリエールのクロスバイクもやはりサドルが合わず、事故したビアンキのサドルをバミューダおぢさんN師匠からお借りして使っている。
N師匠の「サドルコレクション」もかなりのもの(マニア?♪)
 
なのでこ~ぢさんにお願いしてサドルを購入した。
 
「レンタルでお貸ししてもいいですから、一度試してから買っては?」とも言われたが
(ホント、この人は商売っ気が無さすぎる)、これもサドルの旅。
 
カーボン製の5万円もするサドルでなく3980円なので、ダメもとで買わせていただいた。
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右が今までのサンマルコ。左がDIXNA
 
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肉厚の違いは歴然。
まるで「ざぶとん」のようにフカフカ
 
あまり柔らかいと踏ん張りが効かず、力が分散してしまうというが、このサドル、こ~ぢさん含め倶楽部メンバーの使用率も高い。
 
テレビの「笑点」でざぶとんをとられた円楽が、板の間に座らされて文句を言っている気持ちがよく分かる。
 
もちろんサンマルコはいつか、「ちゃんとした走りが出来たとき」のために取っておこう。
 (こうしてコレクションが増えていく...............)
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シート下の2本のネジで取り付け。
前後、高さのバランスはかなりシビアなものらしく、「ネジ1/4回転」とか「1/8回転」で微調整するらしいが、「感性(?)」で乗る私にはあまり関係ない(要するに大ざっぱ)。
いちおう調整用に六角レンチを持って、合わなければ調整しよう。
 
五反田から高輪まで桜田通りのちょっとした上りを、こ~ぢさんに教わった「内またぺダリング」で上ると、今までと違いスイスイ走ろ。
「ハンドルには手を添える程度&後ろ荷重で」
「ヒザだけでなくシューズから内また気味にして」
「ステムに向かってひざ蹴りのイメージで蹴り上げる」などなど
 
ハンドルに体重をかけず後ろ荷重で走るには、腹筋と背筋を含めた「体幹」でカラダを支えないとならない。
意識して走ると腹筋背筋が痛くなってくる。
もっとハイスピードで走れれば、こ~ぢさんが言う「腹筋がつる」という経験が出来るんだろうナ............。
がんばって鍛えよう。
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浅草橋まで行ったので、鳥越神社に参拝。
地元の世話役が知り合いで、十数年、毎年みこしを担がせてもらった。
 
あるとき私が「鳥越より三社祭りで担ぎたいなァ」と言ったら、遠くから毎年参加している「おみこし同好会」の会長(親分)が、「三社のちっちゃいみこしと違って、鳥越の千貫みこし(重さⅠトン!)は全国のお祭り好きの憧れで、担ぎたくてもツテがなくて担げない奴が全国に大勢いる。そんなバチ当たりなこと言っちゃーいけないよ」と怒られた。
 
数年前、世話役が亡くなって以来、お祭りは疎遠になってしまったが、来年は娘を連れて見に来たい。
 
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ここまで来たらスカイツリーも見なきゃと、去年と同じ場所でパチリ。
 
あのときはまだ「てっぺん」が出来ていなかった。
 
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いつも首都高から見える「アレ」も、下から見ると恐竜のしっぽのようだ。
 
ついでに知人夫婦がやっている、清澄白河のカフェまでちょっと足を伸ばした。
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清澄庭園沿いに建つ、築80年の長屋。
今月で開店して5年目というが、メディアにもよく紹介されて人気店らしい。
 
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お店でしか食べられないプリンをいただく。
12人も座れば満席の小さいお店だが、昼は行列が出来るほど盛況とか。
でもカフェなのにお客さんがゆっくりできないのが、真面目なご夫婦の一番の悩みらしい。
 
ひさびさだったのですっかり話しこんでしまい、気がついたら4時半。
先週くらいからすっかり日没が早くなったが、今日は寄り道しないで早く帰る予定だったので、ライトを付けていない。
それに早く帰って娘を迎えにいかないと.................
 
帰りはこ~ぢ直伝の走りで、坂道では自転車便のお兄さんも追い抜くほど、一生懸命走った。
 
郊外で50キロ走るのはなんてことないが、都内それも都心で信号が多く、クルマがガンガン走るなかではけっこう大変。
 
それでも帰宅するといい汗かいて、達成感でいっぱい。
おしりも全然痛くない❤
 
カロリー消費したからと缶ビール2本飲んで、ご飯も娘と一緒にけっこう食べてしまった。
週末に向けて少しでも軽くしたかったのに...................
 
毎日このくらい走れればいいのだが、相変わらず盗難も多いらしいので、置き場所が分からない初めての場所には乗って行けない。
 
それでも涼しくなって陽気がいいこの頃は、できるだけ走って距離を稼ぎたい。