2月から3人続けて福島から「疎開」してきた人が、管理しているアパートに入居した。
原発事故の影響で勤め先が倒産したり、農業や漁業の仕事を失くした人たちに、縁あって住まいを斡旋してきたが、都会はアベノミクスに浮かれているなか、こんな人がいまだ後を絶たないことは、あまりニュースにならない。
冷蔵庫や洗濯機、布団など生活必需品は、ゴールデンウィーク明けに休みをもらい、実家に取りに戻るそうだが、4月になって暖かくなったとはいえ、夜はまだ冷える。
福島や東北に限らずそんな家財の無い人に、使わない寝袋や鍋、食器、タオルなどを無償で貸しているが、先日寝袋が2つ戻ってきたので、事務所でかげ干ししていた。
娘が「パパこれな~に?」と聞くので、「キャンプのときこの中で寝るんだよ」と言うと、
「なかにはいっていい?」と目を輝かせて、シュラフにもぐりこむ娘↓
ちょっとブキミ.....
「テントはってみる?」というと
「やった~」とわけもわからず大興奮(まだテントってものを知らない)
「よいしょ よいしょ」と奮闘中
2007年のファラオ以来7年ぶりに開いたが、レースが終わってカイロのホテルで、きれいに水洗いしたはずが、細かい砂がこびりついていて、雑巾で拭きとるのが大変。
北海道4デイズに使うつもりだが、雨の降らないエジプトでしか使っていないので、雨漏りが心配。
5月になったら蓼科の山荘に持って行って、庭でキャンプごっこして試してみよう。
「たのし~~~!!!!!」
このあとぬいぐるみをたくさん持ちこんで、「ひみつきちだからはいらないでね」って。
昔からキャンプといえばTBIやモンゴル、ファラオなど、レースで寝るためのものという認識しかなかった。
エクストリームTBIはツイートを見る限り、やはり雨に降られているようだ。
濡れたウェアとブーツを脱いで、濡れたシュラフに震えながらみんな眠っていることだろう。
それでも不思議と風邪をひかないのは、気分が高揚しているのか、周りに同じ境遇の仲間たちがいるからか.....。
2日目はアサマから琵琶湖まで、雨のなか500km走るのは大変そう。
金曜に行ったミサイルファクトリーでは、オフ車にETCを取り付けていたが、
高速移動はセローなど小型車には、つらいうえに雨が降ればさらに過酷....。
それにしてもダートが54kmって(たった10%!)、ちょっと少なすぎないか。
それだけ日本から「未舗装の」林道が、無くなっているのだろう。
予算消化のためにタヌキかキツネしか通らない林道を、舗装化しているところは日本中いくらでもある。
そんな道はだれも通らないので、苔や落ち葉で雨が降ると滑って危ない。
長い道のりで疲れて注意力散漫になり、事故が起きないことを祈る。
今年は家族でキャンプして、BBQもやってみたいが、子育ての先輩でK`s garageのK内さん曰く、「家族でキャンプするのに5人用テントとか買ったけど、年頃になるともう一緒に行ってくれませんよ」って。
妻も「なんでキャンプとか埃っぽいところで、ごはん食べなきゃいけないの」って
とりあえずコンロは「カセットフー」でいいか......