R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

ずっと一緒だよ

昨日に続き日曜日も妻は講習会で、一日外出中。
私が富士ヒルクライムに参加した日、妻は当直。
なので娘は初めて妻の実家に、一人でお泊まりをした。
 
気丈にふるまっていたそうだが、私の顔を見たとたん、いろいろな思いがこみ上げたのか、胸に飛び込んで号泣......。
 
本当にかわいそうなことをした
(北海道4デイズは前後合わせて6日間不在になる。また義父母に迷惑をかけることになり、心苦しい限り)
 
なので今日は一日、娘とべったり一緒にいてやることに。
 
先月から家の近所の親子バレエ教室に、通い始めた娘

こんなレオタードも買って、すっかりその気(ポッコリおなかがかわいい)
学芸会やバレエ教室に一人だけ、必ずちょっとポッチャリ系の子がいるものだが、
うちの娘がまさにソレ。
でもカワユイのだ(親バカだねぇ)
 
いつもは妻と一緒にバレエの基本を習うのだが、さすがに父親はまずいらしい。
なので教室に娘を送り、終わるころ迎えに行こうと思ったが、
「パパといっしょじゃなきゃいかない~」って(うんうん ういやつじゃのぉ)。
仕方ないが今日は教室をお休みした。
 
昼からS君の美容室で娘の髪を切ってもらう予定なのだが、
ポッカリ時間が空いてしまった。
 
娘は「うえのどうぶつえんいこう」とか、「しながわすいぞっかんいこう」と言うが、
動物園や水族館で遊んでから、昼までに代々木上原に行くのは、私の脚力をもってしても不可能(当然チャリでしょう)。
 
ならば先日ベランダに出した

プールで遊ぶことに
 
朝から大騒ぎすると近所迷惑なので、9時になるまで待ってから入る。
「きゃ~つめたいよ~!」
パーパーたのしーよ~~!!!」とやはり大騒ぎ。
 
ご近所さんもいつものことなので、大目に見てくれているようだが、
「大声出しちゃダメ」と何度も叱る羽目に。
 
私の田舎なら庭でプール遊びしていても、広いので誰も文句は言わないが、
東京の狭い住宅街では、肩身の狭い思いをさせて、娘がかわいそうになる。
 
あまり長く水遊びをさせると疲れてしまうので、前回のようにカット中に寝てしまう。
なので1時間遊んだところで風呂で熱いシャワーを浴びて、着替えさせる。
 
そして代々木上原に向けて、電動ママチャリにタンデムで出発~
 
日曜なので山手通りも空いている。
松見坂の上りの信号で、外人カップルのロードレーサーと一緒になる。
娘が「パパはやくはしって~」と言うリクエストにお答えして、
シグナルグランプリのスタート
 
電動アシストと人力で思いきり漕ぎ、車道を先行する2台を歩道から抜き去ると、
ガイジンさんが驚きながらも、笑って手を振ってくれた。
自転車用のヘルメットとサングラスをしていたので、こちらも自転車乗りと分かってくれたと思う。
 

そして「RIGID」に到着
さっそくおねえさんにシャンプーしてもらい、ご満悦の図
 
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そしてSくんのカット
 
「Sさんにおかみ(髪)きってもらうから、ママさわらないで!」と言っていたが、
やっと待ちに待った至福の瞬間が...
 
でも動物の絵本とS君とのおはなしに夢中で、なかなかじっとしてくれない。
 
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しかたないのでスタッフのT君が、代わりに絵本を読むことに(スミマセン)
 
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仲良しのお友だちがクルクル天然パーマで、娘もクルクルがあこがれ。
なので「みじかくしてぱーま、かけてください」とリクエストするが、
一度切った髪はそう簡単に伸びないことを、娘は知らない。
 
なので10cmくらい切ってもらい、肩までの長さにしてもらうことに。
 
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先祖代々クルクル天然パーマの私からすれば、「悲願の」ストレートヘアなのに、
ないモノねだりでクルクルが憧れなのだろう。
 
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いつものお決まり
ロッドでゆるく巻いてもらう(本人ウットリ)
 

手で髪をとかす仕草をしたり、まだ4歳なのに大人っぽいポーズをしたり、
女は子供でも魔物である。
 
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S君がまだ私の友人の、Tさんの美容室にいる20年くらい前、
私がT君に紹介したOさんが、家族4人で髪を切りにやってきた
(S君が独立以来、ずっと常連さんらしい)。
 
当時Oさんは六本木の飲食店グループの社員で、まだ20代ながら渋谷にオープンしたイタリアンの店長だった。
 
売り上げも順調に伸びていたのに、社長の気まぐれで閉店することに。
納得できないOさんは会社を辞めて別の飲食店グループに、今までのキャリアを隠してアルバイトとして勤めた。
 
高校時代からアルバイトも飲食業一筋のOさんは、20代ながらキャリア10年以上のベテラン。
実力で店長まで上りつめた人間なので、当然新しい店では誰よりも仕事ができ、
かつ誰よりもよく働いた。
そんな彼の仕事ぶりをグループ会社の社長は見ていたようで、半年でその店の店長に抜擢。
そして1年後には数十店舗を受け持つエリアマネージャーに、異例の大出世を果たす。
 
以来Oさんは現場を離れてしまったので、なかなか会う機会もないまま10数年。
年賀状で結婚して子供も出来て、幸せそうなOさんは知っていたが、
再会できて本当にうれしかった。
 
私に娘がいることはS君から聞いていたようだが、娘にベッタリな「イクジイ」を見て、さぞ呆れたことだろう
(Oさんと知り合ったころは、毎晩夜遊びをしていたので、まさかこんな親バカになるとは思わなかったと思う)。
 
税務署に入られたS君にその後を聞くと
「ガッツリやられました.....」って。
先日のKEROさんのGS,買うどころじゃないみたい。
でもたくさんのお客さんに愛されている、キミなら大丈夫。
心機一転、がんばろう。
 
S君とOさんに別れを告げ、店をあとにした(S君、いつもありがとう)。
 
コンビニで買ったおにぎりとパンを食べようと、代々木上原と自宅のあいだにある
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「わるそうなオジサンと写真撮ろうね」と言ったら、
オーナーのSさんがそそくさと奥へ消えてしまい、日曜の美人店長さんとパシャり。
 
女の子だからか洋服屋さんが好きらしく、お店のなかを走り回っていた
(ってキミが着られる洋服はないんだけどネ)
 
Sさんに言うのを忘れたが、カンボジアツーリング、じ~じが行きたがっていましたよん。
 
おなかすいたというので、ここから自転車で5分の世田谷公園へ向かう。
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以前も乗ったことがあるミニSLに乗りたいというので、リクエストにお答えして
 
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1周200mくらいだろうか。
土日だけ営業だが、満員御礼。
ボランティアの駅員さんもサービス精神旺盛で、途中でハイタッチしてくれたり、
子供たちも大喜び。
 
「もういっかいのる~」というのを無理やり下ろし、ごはんを食べる場所を探す。
 

朝からプールに入ったり、S君のお店ではしゃぎまくったので、
「おなかすいた~」って、おにぎりとパンをバクバク。
 

ハトやカラスにえさをあげ
 
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外人の子供と仲良くしているのではなく、お互い無言で「イスの取り合い」中の図。
 
最後は娘がゆずってやったが、この子とはその後も因縁があり、

ブランコの取り合いで泣かせてしまった(アイムソーリーヒゲソーリー)
 
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昼寝もしないで1日中遊んでいたので、帰りの自転車で爆睡。
 
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父の日なので夜は義父母と、「ぽるこ」で食事の予定。
夕方まで寝てくれればいいと思ったら、本当にギリギリまで寝ていた。
(よほど疲れたんだろうナ)
 
国民が一喜一憂している世界タマ蹴り大会には、残念ながら興味がない
 
今の自分の関心は娘のことでいっぱい。
 
気がつけばもう4歳。
あっというまに大きくなってしまった。
 
「ずっとこのままでいて欲しい」と、カエデのようなちっちゃな手を握りながら、
静かに願うお父ちゃんだった。