しばらく更新できないのでもう一話
今日、忘れていた荷物が届いた
埼玉のクリーニング屋さん「アットデア」から
中には
鮮やかな赤が気に入っていたが、排気ガスだらけの都内を数回走っただけで、
色が赤だけに排気ガスの汚れが目立つ。
買ったばかりでS師匠といわきツーリングに行ったとき、S師匠から
「ずいぶんヴィンテージなの着てるね」と言われた。
汚れが赤黒く見えたので「10年モノ」と思ったらしい。
マックスS社長にどうしたらきれいになるか聞いたところ、
「ん?おしゃれ着洗い用洗剤で、お湯でなく水洗いできるよ」と言われた。
油汚れなのでお湯のほうが汚れが落ちそうな気がするが、
「ん?お湯だと生地が縮むよとのこと。
「ん?、そのまま着ていれば汚れた感じがいい風合いになるよ」とも言われたが、
オフロードウェアやバイクも汚れたままにしているのが嫌で、走りに行くと毎回洗うほど意外に神経質な私には、薄汚れたジャケットを着るのは苦痛でしかない。
さっそく風呂場で洗ってみた
浴槽に丸一日「漬け置き」もして
油分と一緒にこんなに汚れが落ちたので、どれほどきれいになるかと思ったら
ほとんど(というかまるで)汚れが落ちていなくてガッカリ。
バブル時代の悪い癖で「こんなもの捨ててしまおうか」とも思ったが、
思いとどまってネットで「オイルドジャケットのクリーニング」で検索。
ベルスタッフ専門だという店に電話すると、
「社外品はねぇ...」とやりたくないのがミエミエで、すぐ電話を切った。
そんななか見つかったのが「株式会社アットデア」だった。
4月から5月にかけて仕事で上尾によく出かけたが、この店は上尾に行く途中の国道17号線沿いにあった
(それにしてもなんで与野までしか首都高は伸びていないのか。
与野ICまで戸越から30分なのに、上尾まで下道でさらに30分はかかる)。
お世辞にもきれいとはいえない黄色い建物だが(失礼)、電話連絡したあと直接持参すると、スタッフの女性が愛想よく対応してくれたのが4月15日.....。
「オイルドコットンは洗濯して汚れを落としてからオイルを染み込ませるので、2か月はかかります」と言われたが、2か月以上たっても待てど暮らせど送られて来ず.....
毎日暑いし着る予定もないのですっかり忘れていたが、昨日「発送しました」とメールが来た。
かなりピンぼけだけど新品同様(もちろんリプルーフしてオイル臭い)
クリーニングとオイルリプルーフ合わせて16500円だが、汚れたまま着続けるストレスと、これだけ綺麗ににしてもらえたら格安だと思う
(きっと何度洗っても汚れが落ちなかったんだろうナ)
オフ乗りでも「オレはダート走ってきたゼ」と、泥んこのまま都内を走っている人がいるが、ごく一部のマニア以外世間のだれもカッコいいなんて思っていないことに、早く気付けよと言いたい。
すっかり油分が抜けて薄汚れたオイルドジャケットを、
「もう肌の一部だぜ」なんて勘違いも甚だしい。
ダマされたと思ってぜひ一度、ここのクリーニングをお勧めする。
きっと目からうろこが「ボロボロ」落ちるはず。
秋になったらヒットエアの冬バージョンを買う予定なので、これはもうバイク用として着ることは無いと思うが、また汚れてもキレイにしてもらえるのなら、これほど心強いことは無い。
アットデアさん本当にありがとうございました。
この場を借りてお礼いたします。