カフェしなの

TREK とKONAとEVILと、たまに1250 GS HP

夏休み前半

夏休み前半は蓼科へ。
当初は前半を長野の私の実家、後半は妻と娘を義母と小学生の甥っ子たちがいる蓼科の山荘に送ってから、私だけ実家に戻り最終日に蓼科に迎えに行く予定だったが、義母が足をくじいて子供たちの相手が出来ず、こちらに応援要請がきた。
 
9日(日)早朝に出発しようと思っていたが仕事が入ってしまい、午後4時半に出発。
これがよかったのか中央高速ののぼり車線は、日曜のUターンラッシュで大渋滞だったが、下りはガラガラ。
 
今年開通した首都高外環状線も空いていて、晴天のなか気持ちのいいドライブができた。
 
今回のために付けたルーフボックスとサイクルキャリアの風切り音は、私が鈍感なのか気にならず。
なにより300Lの収納量は半端なく、1週間分の荷物を載せてもまだ余裕があるのがうれしい。
 
モンドモト I 君のお兄さん夫婦が去年、茅野のエコーラインでジェラート屋さんを始めたというので、寄ってみようと思ったがあいにく7時過ぎで閉店していた。
 
山荘で義母に会うと痛めたのは足ではなくひざとのこと。
2日たってだいぶ腫れは引いたようだが、靭帯を伸ばしているかもしれない。
 
子供たちのママが来るのは12日。
それまでの3日間、こんな状態の義母ひとりで元気な6歳男子と9歳女子の、相手をするのは絶対無理。
娘も大好きなお兄ちゃんお姉ちゃんと一緒にいられるので、おおよろこび。
世の中の奥さんが夫の実家に帰省するのが憂鬱なように、義父が所有する山荘は私も落ち着かないのだが、今回は義母にも感謝されて気がらくになった。
 
翌日は5時半に起きたので、山荘から12kmの麦草峠を目指し自転車で登る。
 
最近は自転車のツーリングイベントに出なかったので、ふだん自転車に乗るのは都内での仕事のアシ程度。
暑くてもできるだけ毎日乗って、あえて坂道も走ってはいたが、都内の坂などわずか数百メートルで終わってしまうので、峠の練習にはならない。
 
標高1600mの早朝はかなり涼しい、というか寒い。
山荘を出ていきなり登り坂が続く。
本当は少し平らなところを走ってウォーミングアップしたいところだが、ここは坂だらけの蓼科。
ペダルを踏み続けると心拍数だけが上がり、呼吸もどんどん苦しくなる。
脳梗塞」とか「心筋梗塞」などがアタマに浮かんで、一瞬不安になる。
 
まあダメならムリせず途中で下りようと、とりあえず登り始めた。
 
中間地点の「蓼科八ヶ岳自然学校」を通過。
当初はここで引き返そうと思っていたが、なんとなくまだ行けそう。
 
何十目かのカーブを登ったら道路が広くなり視界が開けた。
イメージ 2
山荘から約1時間。心臓はバクバクなのに寒くて汗もかかない。
ほとんど走っていないわりに前回来た時よりラクな気がする(気のせいか..)
 
薄いレーパンに半袖ジャージだけで来たのを後悔したが、あとのまつり。
帰りの下りはおなかが冷えないようタオルを巻いて、来た道をゆっくり下った。
それでも気を緩めるとスピードが出てしまうが、荒れた路面で転倒しないようずっと緊張を強いられる。
 
20分ほどで山荘に到着したが、カラダがすっかり冷え切って震えが止まらない。
しばらく熱いシャワーを浴びてやっと人心地つけた。
三日間天気はよさそうなので子供たちが起きだす前の早朝、毎日自転車に乗ろうと目論んでいたが、まさかこんなに涼しいとは.........
 
朝食を食べて子供たちを下界にある、茅野市民プールへ連れて行くことに。
 
甥っ子と姪っ子はすぐクルマに酔うので注意が必要。
山荘へ連れて来るときもクスリで眠らせてから、深夜に東京を出発する。
眠っている甥っ子をクルマから山荘まで運ぶ途中の階段で、義母はひざを痛めた。
 
プールまで約15キロ
クネクネの山道はどんなにゆっくり走っても「必ず」酔うというが、夏休みなので車も多くゆっくりは走れない。
仕方ないので数回の途中休憩を入れることに。
まずは3キロ下った先の管理事務所を第1CPに。
子供たちをクルマから下ろし、地元の農家が朝づみの野菜を売っている朝市を覗いて回る。
 
クルマに酔う子供は乗った瞬間からカラダを硬くして緊張している。
6歳の甥っ子は前がよく見えるよう助手席に座らせたが、走り出すと下ばかり見て無口になる。
 
こちらがいくら話しかけてもうわの空。
10キロ先のJAスーパーが第2CPの予定だったが、甥っ子も姪っ子もそこまでもたないだろう。
わが娘はママのおなかにいるときからクルマに乗っていたせいか、クルマで絵本を読んでいても酔ったことが無い。
なので
「ねーねー、なんできもちわるくなるの??」
と何度も聞いては、甥っ子たちにいやな顔をされていた。
 
里に下りる手前の小川で2度目の休憩
イメージ 3
オサレな街 自由が丘育ちの甥っ子たちは、両親の影響でワイルドな遊びをしていない。
甥っ子たちは流れる川を恐る恐る覗いていたが、娘がすかさず靴を脱ぎ川に入っていくのを見て、「はいっていいの?!」って❤
 
すでに水着なので濡れてもかまわないし、ふだんは怖いパパママもここにはいない。
さっきまで「きもちわるい」と言っていた二人も、水をかけ合って大声ではしゃいでいた。
この程度の川なら流されることもないだろうが、なにかあっては大変。
子供たちが遊んでいるあいだ私は川下で待機していた。
 
「そろそろプールいこう」と言っても、
「こっちがいい」って....。
こんなことなら魚とり網でも持ってくればよかった。
 
いやがる子供たちを無理やり車に乗せ、次のJAスーパーへ向かう。
 
駐車場は超満員。
ふだんは地元の客だけなので案内係のおじいちゃんらは、次々入ってくる車を前にオロオロするだけ。
地元の老人たちは「いつもどおり」かなりテキトーに駐車するので、車がすれ違えなかったりするのも渋滞の原因だが、だれもクラクションを鳴らしたり怒鳴る人はいない。
スーパーに入ると地元の老人たちと都会の老人たちが、すぐわかって面白い。
レジのおさばんたちもこの1週間は忙しくて大変だろう。
 
プールまであと数キロ。
「あと2.8キロ!」
「あと1キロ!!」
子供たちにカーナビの目的地までの距離を音読させて、気をまぎれさせなんとかプールに到着。
 
走り回る子供たちを追いかけていたので写真は無いが、流れるプールやウォータースライダーなどみんなヘロヘロになるまで遊んでいた。
地元の親子連れが
「今日は混んでるね」
と言っていたが、文字通り「イモを洗うような」大混雑の都会のプールで馴れている子供たちは、
「ここはガラガラでいいね~」
と大喜びだった。
 
すっかり遊び疲れた子供たちは、クルマに乗って5分もしないうちに爆睡。
もう酔う心配はないので山道を気持ちよく走れた。
 
蓼科は1600mの高地にあるので、虫といえばセミかトンボくらいしかいない。
庭や林にはシカの糞をよく見かけるが、タヌキやキツネも見かけない。
 
どこかクヌギの森へでも連れて行って、木を蹴ってカブトムシでも捕まえさせてやりたいが、「カブトムシはデパートで買って家で飼ってる」って......
 
妻も「ホタルってみたことない」とか。
実家から自転車で5分も走れば小川があり、当たり前のようにホタルがいたが、
そういえばもう何十年もホタルを見ていない。
 
都会はカネさえ出せばなんでも手に入るが、実は本当に大事なものは手に入らないような.....
 
山荘の階段の一部が腐ってボロボロになっていた。
日曜大工は一切できない義父なので、のこぎりもナイフもここには何もない。
しかたないので物置から以前作ったベンチの端切れを草を刈るカマで削り、階段を補修した。
他にも雨水を吸ってところどころ腐食し始めているので、見つけた防腐剤を塗ることに。
 
こどもたちも「やりた~い」って。
とりあえず足にビニール袋を巻いて汚れないようにして、はけの持ち方を教え塗らせてみる。
イメージ 1
こんなことも当然やったことのない都会っ子たち。
ウデや顔に塗料が付くのも気にせず大喜び。
宿題の日記帳には
「今日は階段のペンキを塗りました」
 
ごほうびは朝市で買ったトウモロコシを、義母が茹でてくれたのをほおばっていた。
私も子供のころ思い出に残っているといえば、父が風呂の薪で作ってくれた木のロボットだったりする。
こんなちょっとしたことが彼らの思い出に残ってくれれば、おじさんはうれしいナ