R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

親子三代

菅原テルちゃんがひょっこり現れた。
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あの鬼ガワラのようなオヤジから、こんなイケメンが生まれるとは??
ママがいいのか、神様の過ちか.....(あっ、ママがキレイなんです、ホントに)

今年のダカールは去年にも増して「シャレにならない」ほど、厳しかったとか....。
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こんな激坂も下りなきゃいけないし
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トラックにはせまいこんな岩の回廊も通らなきゃいけないし
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川渡りではなくて、「川の中」を延々5キロも走る川下りとか
(川岸などの「逃げ場」がないので、ひたすら水の中を進まなくてはならず、濁って川底の石が見えず転倒するバイクが続出)

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トドメはこの海に面したキャンプ地へ、標高差1000mからいっきに「落ちていく」大砂丘下り。
斜度38度の砂丘はスキー場の上級コースなんてものでなく「ガケ」。
上から見ると垂直、もしくは「えぐれてる?」と思うほど下が見えなくて、前転するのでは?と思うほど恐怖を感じる。
ファラオで高さ100mくらいの砂丘でさえ、わずか10秒ほどの下りが永遠に長く感じられた。
たぶん豆粒ほどにしか見えない眼下のキャンプ地まで延々数キロ、まっさかさまに落ちていく、落差数キロ(数千メートル)の砂丘下りは想像を絶する....。
バイクなどは思いきり腰を後ろに引きながら、ハンドルにしがみついて、でもアクセルを開けていく「度胸試し」.....。

数年前のパリダカはワークス間の熾烈な争いによる高速化で、死亡事故が多発した反省から、100キロ続くウォッシュボードとか、高さ1mのキャメルグラスの中を数百キロとか、スピードの出せないところをダラダラ長時間走らせる、「拷問」のような毎日で選手の体力をじわじわ奪うコース設定になっていた。

毎日「朝帰り」のアマチュア選手は、睡眠不足と過労でフラフラになり、クラッシュしてリタイアが多かったのに対し、今のダカールは平坦なリエゾンのあとに超難所のステージが続く、そんな組み合わせが一日に何度もあり、メリハリのあるパンチの効いたコース設定だそう。
ワークスや上位選手に合わせたコース設定は、ギリギリのアマチュア選手にはますますハードルが高くなったようで、昔のパリダカとはまるで違うレースになってしまったらしい。

そのあとテルちゃんと実家にお邪魔したら、爺はまだ時差ボケで寝ていた。
さすがの鉄人も12時間の時差には勝てず。
もう一度21回完走を目指すらしいけど、そのときは米寿のお祝い?
ひょっとして親子三代での挑戦、なんてことになったらこりゃ楽しいなと、4人の孫が飛び回る家で、ふと思いました。