SSERイベント発表会はまるで同窓会

13日土曜夜はSSERの2026年イベント発表会で渋谷へ。

SSERとは四国は松山にあるオフロードイベントの運営会社。

私もTBI(ツールドブルーアイランド)や北海道4デイズエンデューロ、モンゴルラリーでお世話になった。

www.sser.org

スガワラさんから

「土曜にSSERのイベント発表会があるんだけど、参加者が少ないらしいので一緒に行かない?」

と誘われた。

スガワラさんとイベントに行くことももう無いだろうし、主宰者のヤマダさんにも会っておきたかった。

土曜の渋谷は忘年会シーズンとクリスマス前だからか、ムチャクチャ混んでいて、スクランブル交差点を渡るのもひと苦労。

やっぱりガイジンさんが圧倒的に多い。

とあるビルの会議スペースが会場

受け付けはこちらも懐かしいクロカワ女史。

会うのは11年前にスガワラ爺と参加した、「北海道4デイズ」以来。

sinano.hatenablog.com

声をかけられて見ると、モンゴルラリーやTBIで一緒に走った、栃木のUさんだった(知り合いがいてよかった(T_T))

「参加者が少ない」と聞いていたけど、80人くらいはいそうでほぼ満員。

う~ん、スキー業界もだけど、とにかくオジサンばかりで若者が全然いない(@_@)。

私がモンゴルに出たときは41歳、参加者は20~30代が圧倒的に多くて、当時はオジサンと呼ばれてたけど、ここにいる人は20代はおろか、30代もたぶんいないだろう。

41歳でもモンゴルはつらかったけど、こんな高齢者ではちょっと無謀では??

なんて心の中で思ってしまう。

 

さっそくヤマダさんがごあいさつ。

手に持っているのはヤマダさんの盟友で、パリ北京ラリーを軽自動車で完走した、石原考仁さんが書いた本。

https://www.amazon.co.jp/HORIZON-%E7%9F%B3%E5%8E%9F-%E5%AD%9D%E4%BB%81/dp/4990993144/ref=sr_1_2?dib=eyJ2IjoiMSJ9.hS37j4-hkRIjb3NdbYrRTKtXcrEMwT6LkMkOVEXBPPFjDQBWvZ6MKEw3UN827rYav54qmE1sOQGsFHaeFlta_fjH_0C9UyN1DE_zlB29pD4.I_2tjtKhqRu3EcqEI3FYVRtjcGZnepoyhaVihFdqMGw&dib_tag=se&m=A1GCLXUFRCGYFA&marketplaceID=A1VC38T7YXB528&qid=1765871389&s=merchant-items&sr=1-2

SSERの本業は広告代理店なので、この本やヤマダさんがパリダカ参戦からSSERを立ち上げ、モンゴルラリーを開催するまでを書いた、「彼方へ2,0」も出版している。

https://www.amazon.co.jp/%E5%BD%BC%E6%96%B9%E3%81%B82-0-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E5%BE%B9/dp/4990993160/ref=sr_1_5?dib=eyJ2IjoiMSJ9.hS37j4-hkRIjb3NdbYrRTKtXcrEMwT6LkMkOVEXBPPFjDQBWvZ6MKEw3UN827rYav54qmE1sOQGsFHaeFlta_fjH_0C9UyN1DE_zlB29pD4.I_2tjtKhqRu3EcqEI3FYVRtjcGZnepoyhaVihFdqMGw&dib_tag=se&m=A1GCLXUFRCGYFA&marketplaceID=A1VC38T7YXB528&qid=1765871389&s=merchant-items&sr=1-5

表紙はゴビ砂漠砂丘に刺さる私のKTMを、捜索ヘリから空撮したもの。

 

そして石原さんの講演。

石原さんは「11PM」や「なるほどザワールド」の裏方をやっていて、そこで出会ったパリダカに魅せられたひとり。

石原さんが企画した「なるほどザワールド」のパリダカ特集で、日本中にパリダカブームが起きたらしいけど、そのころはバブル全盛期、

私は毎晩(本当に毎晩)六本木やギンザの「夜の東京砂漠」でスタックしていて、テレビを見ていなかったので、パリダカのパの字も知らなかった(@_@)

 

こちらは東北3デイズエンデューロ主催のナオミさん。

福島在住で「いわきツーリング」という名のゲロトレイベントで、よ~くお世話になった。

来年の東北は青森の林道まで足を延ばすそう。

もうクマが怖くて、とてもじゃないけど林道なんて走る気にならないけど、けっこう人気のイベントみたい。

 

そしてわれらがおじいちゃんも。

左の女性は今年のモンゴルをジムニーで完走し、来年のアフリカエコレースにじ~じと、ジムニー2台で参戦するH女史。

本業は奈良のお坊さん(@_@)

2026年のイベントスケジュールの発表が終わり、懇親会会場の中華屋さんへ移動。

84歳になってほんとうにヨボヨボしているので、交差点を渡るのもひと苦労。

私とH女史が両脇から支えて、なんとか歩いている。

こんなんでラリーなんて走れるの?

と誰もが驚くけど、ハンドルを握るとスイッチが入るのが不思議。

ラリーを通じて40年来の付き合いのヤマダさんとじ~じ

「壮大な大人の砂遊び」を命懸けで楽しんできた二人の、キズナは深い。

「両手に華」?で鼻の下のびてマス💓

 

懇親会に参加した人はほぼ全員が、何かしらのイベントに参加するらしい(部外者はワタシだけ(@_@))

60代の人も目をキラキラ輝かせて、

「5年前に初めてバイクの免許を取って、土の上を走ったら楽しくて」

「来年は北海道も四国も走る予定で、いつかはモンゴルもいってみたい」

って。

くれぐれもケガに気を付けて。

広い店内は満員。

さすが渋谷、われわれSSER関係者以外はほぼ若者

じ~じと一緒にタクシーで帰る(家が近所なので)

帰りの車中でもあーでもないこーでもないと、とにかく元気な84歳。

参加賞は松山みやげ。奥様がこの「ぼっちゃんだんご」を食べたかったそう。

いただいた資料をパラパラ

なつかしいゴビ砂漠のオアシス「ゾーモット」

これは恐竜の谷かな

暑さと水不足でひどい脱水症状になったのを思い出して、股間がキュン!とする。

 

われらがおじいちゃんのジムニー

四国を走る国道(酷道)R439、通称「ヨサク」を走るイベントも今年から始まった(出るならこれかな~)

巻末はモンゴル北部のタイガの森を走るツアーの紹介。

モンゴルラリーが終わって日本に帰国しても、8月の猛暑。

だったら涼しいタイガの森で涼んでいくのもいいのでは?

なんて「永遠のボヘミアン」ヤマダさんらしい企画。

 

イベントを手伝うスタッフがとにかく足りないそうなので、来年はUさんとスタッフで参加しようかなぁ。

 

なんて思ったけど、行方不明者の捜索や、ガケや川に落ちたバイクやクルマの引き上げなどで毎日午前様......、選手よりはるかにハードな内容なので、ちょっとよ~く考えます(^-^;