社会保険の健康診断で「便潜血があるので専門機関で検査して下さい」との通知が。
61歳にして薬の服用は緑内障の、眼圧を下げる目薬だけ。
血圧も平均だし毎朝トイレの便座に座るだけで、「スルスル」とお通じがあって、快調そのものだった。
てっきり
「ウオシュレット使いすぎて、肛門が切れたかな」
なんて思ったけど、念のため近所のクリニックで大腸カメラ検査を予約、受診した。
電話で問い合わせたら検査の前に一度、診察に来てくださいとのことで、金曜に受診。
本当なら1カ月先まで予約はいっぱいのところ、ちょうど翌日土曜にキャンセルが出たので、速攻予約した。
帰宅して食後に下剤を飲む。
毎日快便だけど無理やり出すのはやっぱりつらい。
夜中に何度もトイレで目が覚めて、ちょっと寝不足気味。
検査は11時半からなので、朝7時半から「大腸の洗浄液」を2L飲むが、これが中途半端なまずさで、なんともつらい。
洗浄液を180cc✖2杯飲んで、水を一杯飲むを繰り返すが、なかなか便が透明にならない。
それでも水と合わせて6杯、約1,2リットル飲んだところで、透明になった。
そして大腸カメラ検査。
おしりに穴の開いたパンツを履いて、診察台に横になり、麻酔のような注射を打たれたとたん、睡魔が襲ってきて爆睡。
気が付くとすでに1時間が経過していて、すっかり検査は終わっていた。
「カメラが腸のなかを這いまわるので、痛くて悲鳴をあげた」
なんて経験者のコメントを読んだけど、痛みはおろかなんの記憶もない。
そして検査結果
なんとS字結腸のところにポリープがあり、すでに切除したって。
15×10×18mmと、先生曰く「なかなか大きかった」そう。
これから細胞検査をして、結果は2週間後らしい。
両親や身内にガン患者はいないはず。
とはいえ食べたいもの食べて、やりたいことやって、かなりノーテンキに生きてきたので、なにがあってもおかしくない。
そしてひさしぶりにスガワラ爺が事務所にやってきた。
つぎのアフリカエコレースに向けて、送ったジムニーの引き取りでフランスへ行き、帰ったばかりとか。
通関で「恒例の」ひと悶着あったらしいが、40年以上やっているので、なんとかクリアしたそう。
上はお土産にもらった雑誌、
下の2冊は腹サイクル原さんにもらった、パリダカ関連本
「HORIZON」はパリダカ15回出場のラリードライバーであり、「なるほどザワールド」という番組のディレクターで、日本にパリダカを初めて紹介した人(らしい)
じつは名前だけは知っていたけど、「なるほどザワールド」ってバブル全盛期に放送していたので、ほぼ毎晩ギンザや六本木で飲み歩いてたから、一度も観たことが無かった(って、そもそもパリダカ中継もやってること自体、知らなかった)
ハラさんから
「これもう読んだからどうぞ」
ってもらったときも、いまさらパリダカなんて取り上げる本は無いだろうし、
「ハラさん、古本屋で買ったのかな?」
なんて思っていたけど、スガワラ爺に見せたら、
「オレも買ったよ」
って言われて、最近の本だと初めて知った。
TBIやラリーモンゴルの主宰者、SSERのヤマダさんが発行していて、またびっくり。
あとがきは元報知新聞記者で「パリダカご意見番」ナカジマ爺が書いていて、またびっくり。
スバルVIVIOって軽自動車で、パリモスクワ北京16000キロを完走した記録
興味ある人はぜひ
もう1冊はこれは1987年発行なので古本だと思うけど、初代パリダカ日本事務局を務めたアートディレクター、松原遼さんの著書
じ~じはこの御仁を知らなかったけど、本の表紙を見て
「このテネレ砂漠の一斉スタートでは、オレはパジェロでこのへんを走っていたよ」
って。左側の白いカミオンの横あたりを探していた。
みんな大好きティエリーサビーネ
御年82歳。アタマはしっかりしているけど、ちょっと足元が心配。
3階にある私の事務所から下りる階段に、手すりを付けないと。
8月はモンゴルラリーにジムニーで参戦予定。
盟友で主宰者のSSERヤマダさんに、「ひとりで走る」と言ったら、「あぶないからと必死に止められた」らしい。
苦肉の策でナビは息子で、日野レンジャードライバーのテルちゃんが務めることに。
無改造の非力なジムニーだけど、「パリダカ最強の親子鷹」登場で、盛り上がればいい。
モンゴルが終わればもう12月のアフリカエコレース。
たぶん10月くらいからフランスのガレージで、準備が始まるんだろう。
今回のナビはフランスルマン在住で、むかしはレンジャーのナビをやっていたナオコさんとか。
ラリーと同じルートを走るレイドクラスに、ジムニーで参加。
非力なノーマルジムニーが砂丘やラリーとどう向き合えばいいか、「来年2024年の本番」に向けて、ロケハンしてくるそう。
残り少ないじ~じの現役生活、あとどのくらい一緒にいられるかを思えば、アフリカまでサポートでいいから同行したいと、切に思っている。