去年もヒロサク夫妻に誘われて行った、石井スポーツ主催の予約販売会。
むかしは自宅から歩いて5分の五反田TOCでやっていたらしいけど、今年も池袋のサンシャイン60。
土曜日朝10時だけど大変な人出。
「スキー人気は下火」なんて言われるけど、中高年を中心にものすごい熱気
去年は買う気マンマンだったロシニョールのスーパーヴィラージュ(けっきょく買わなかったけど)。
私のお気に入りのベージュは、今シーズンはカタログ落ちしたみたい。
スキー場に行くとヒロサク君と私くらいしか、履いてる人を見ないノルディカだけど、今年のモデルはすごい人気があるらしい。
人と同じものがキライな天邪鬼の私だけど、なんかうれしい。
去年は在庫切れで買えなかった、リュックタイプのブーツバッグを予約(入荷は秋以降の予定)
有名選手の講演みたいなことやってるけど、だれかわからない。
ヒロサク君と私の今回の目的は、スラロームとGSに一個のヘルメットで対応できる、ノルウェーの「スウィートプロテクション」というブランドのヘルメット。
通常はスラロームとGS用にそれぞれ2個のヘルメットを用意するか、ビス留めでチンガードを付けるらしいが、これはチンガードをワンタッチで取り付けられる、画期的な商品。
ポールの間隔が狭いスラロームでは、ポールで顔面を強打することがあるそうで、ポールの間隔が広いGSが終わったら、ヘルメットにビス留めでチンガードを付けていた。
前回、ヒロサク君の奥さんがここでこのヘルメットを買って、ビス留めの煩わしさから解放されたのを見たヒロサク君が、「来シーズンは買おう」と決めていたそう。
「新しもの好き」な私も、どうせ必要ならこれがいいと思っていた。
でも今回のブースにはこのモデルが無い。
スタッフさんに聞くと
「メーカーでも在庫が無く、神田のスキーショップ「カンダハー」に、去年のモデルがあるので、そこで試着して欲しい」
とのこと。
あとでカンダハーに行くことにして、競技用ポールのブースへ。
ストックのメーカーはいろいろあるけど、買うならやっぱり「LEKI」がいい。
いつものスキークラブでYコーチがLEKIを使っていて、ふつうグリップに付いているベルトが無いのが不思議だった。
それがこの「トリガー3D」
ベルトに手を通さなくてもワンタッチで「カチッ」と、グローブとストックが固定できる。
そのためにはLEKIのグローブも必要なので、パンチガードと一緒に予約した。
そして池袋からカンダハーへ。
スウィートプロテクションを試着して、サイズを確認して予約。
ヒロサク君も試着したが、Mではアタマの「ハチ」が当たって痛いし、Lではちょっと大きい。
悩んで今シーズンは買うのをあきらめた。
アジアである程度売れると「アジアンフィット」という限定モデルを出すのが、海外メーカーの常なので、来シーズンそれが出ることに期待。
そしてあわてて帰宅。
今夜は41年前、山梨の飛行機整備士の専門学校で同級生だった、長崎のタナカ君が仕事で上京するので、数人が集まって我が家の屋上で同級会。
土曜休みで早く来れる人と仕事で遅れる人がいるので、居酒屋で3時間飲み放題だと都合が悪い。
自宅なら早く来た人は先に飲み始めて、遅れる人も時間を気にしなくていい。
各自自分が飲む酒とつまみを持ち寄って。
私はもつ煮込みとサラダを作って。
長崎のタナカ君と、自動車ディーラーのエリアマネージャーをやっている、横浜のツクダ君はそのまま「お泊まり」。
ツクダ君は大手外車代理店から外車メーカーにヘッドハントされ、定年を機に埼玉の大手ディーラー会長に懇願されて、エリアマネージャーをやっている。
毎日横浜の自宅から埼玉、千葉のディーラー回りで200km、クルマで走り回っているそう。
タナカ君は地元長崎の海上自衛隊でヘリの整備を担当し、定年を機に地元の建材メーカー社長に、ヘッドハントされ7年目。
調整力の高さを買われ、営業で全国を飛び回っているらしい。
ほんとうに60過ぎても忙しいふたりは、のんびりマイペースの私を見て、
「これからは仕事をセーブして、人生の時間を作ろう」
と思ったらしい。
なかなか集まることができないけど、今までは日帰り強行軍だった東京出張を、今度は一泊してまた飲むことを約束した。
同級生は仕事もしがらみも関係なく飲めるのがいい。
あっというまに40年前にタイムスリップして、当時のバカバナシでまた盛り上がろう。