R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

M?

今日は朝から携帯電話が「圏外」で通じなかった。
先週も一度通じないことがあり、電池もすぐ減ってしまうので、修理をしてもらいに近所のドコモショップへ行った。
受付には10人くらいの人が「携帯が通じない」と相談に来ていた。
回線トラブルらしく復旧を待つしかないとのこと。
今日一日、直ったと思ったらまた圏外の繰り返しで、3月11日の震災以来、携帯が通じないことの不自由さを、再び思い知らされた(って、どうしようもないけど.....)。
 
ヨチヨチ歩きが出来るようになった、わが娘。
先週初めて保育園まで、バギーでなく歩いて登園。
普段なら歩いて3分のところ、ヨチヨチのうえに花を見ては立ち止り、散歩中の犬や野良ネコを見ては大はしゃぎ(彼女にはなんでも「わんわん」)。
何とか保育園に辿り着いたときは、15分以上かかっていた。
 
夕方のお迎えはママも一緒
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子供は本能で両親の手を握る。「子はかすがい」とはよく言ったものだ。
これで下からにっこりされたら、もうメロメロである。
 
娘は歩けるのがよほど嬉しいのか、毎日玄関にある自分の靴を指さして、「履かせろ」とせがむ。
自分もきっとこんな「きかん坊」の子供だったんだろうなと、親の苦労がやっとわかった気がした(今ごろかよ....)。
 
妻がネットでこんなものを注文した。
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「公園レーサー」(って男の子向けじゃないの?)
 
組み立てて娘に見せると
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さっそくテストラン♪
 
数色あるカラーバリエーションの中から、オレンジ色を注文した妻。
となれば
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「モンドモト」のステッカー貼らねば♪
 
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すっかりご満悦である❤ これで2000円はお買い得かも。
 
娘にはバイクに乗せる気は無いが、こりゃひょっとして????♪
 
 
来週日曜は富士ヒルクライム
先週末は台風で練習が出来ず、ならばと日曜はワダケンの地元さいたまへ、みんなで練習に行った。
集合場所は東松山の物見山公園。
近くに駅伝で有名な大東文化大があり、物見山の手前には駅伝部がダッシュの練習をするという、名物「大東坂」という長さ1キロくらいの坂道がある。
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仮称「青山自転車會」のメンバー7人が揃い、話しをしていると、ワダケンがお世話になっている自転車店の店長が、お店の朝連の途中、立ち寄ってくれた。
 
みんな他人の自転車は気になるらしい。
一番気になっていたのはN師匠。
自身はクロモリ好きのはずが、なぜか最新型のカーボンモデルにも詳しい。
(そろそろ次期モデルの検討中??)
 
今日のルートはワダケンが用意した「松竹梅」の「梅コース」。
わが「青山自転車會」は都会っ子の軟弱者揃いなので、距離50キロの初心者コースをお願いした。
 
実は50キロでは物足りないなァと、うぬぼれていた私。
前日の土曜日、用事がなければソロでヤビツ自走に再チャレンジしようと思ったが、あいにく仕事で二俣川まで行くことに。
 
去年のヤビツの無茶なチャレンジはこちら↓
 
ならば二俣川まで自転車で行ってみようと、中原街道から新横浜を過ぎて16号をひた走る。
国道や幹線道路はクルマが多くて危ないと言われるが、クルマにあおられながらひたすら路肩を走るのが、緊張こそすれ意外に苦にならなかったりするオレは変態か......?
 
それでも真夏日で暑いなか、往復80キロでプチ脱水症状に。
ボトルに入れた麦茶を飲み切り、自販機でコーラでも買おうと思ったら財布を忘れていた........。
なんとかがんばって自宅に辿り着くも、「明日はクルマで行く」とワダケンに電話で伝えた(ヘタレである)。
 
 
農道や幹線道路を、ゆっくりと走る。
クルマが少ないうえに天気が良くて、本当に気持ちがいい。
 
2キロくらいの短い峠を登ったところで休憩。
休憩しているわれわれ「キツネ&タヌキ軍団」の横を、カモシカのような足をしたサイクリストたちが、軽やかに追い抜いて行く。
本番の富士はひたすら24キロの登りなのに、たった2キロでこんなヘロヘロでは先が思いやられる......。
 
軽いアップダウンを繰り返しながら、なだらかな山道を登っていく。
「この先が定峰峠かな?」なんて思いながら、重いマウンテンバイクで少々遅れ気味のHさんの後ろ、最後尾を走っていると、4輪GTレーサーMさんとN師匠が路肩に止まっていた。
 
今まで重いマウンテンバイクだったMさん。今日は知り合いに「もらった」という、イタリアの名車「DE ROSA」だったが、ビンディングも付けて専用のシューズまで買っていながら、「まだ怖いから」と今日はジョギングシューズで来ていた。
 
登りはビンディングシューズのほうが、引き足も使えてラクなのだが、普通のペダルに比べて小さいビンディングペダルに、ジョギングシューズはとにかく漕ぎづらく、峠は登るのに難儀しただろう。
 
マウンテンバイクのHさんもピナレロに興味津津のようだが、「今はこの重いヤツで鍛えます」とか。
私のビアンチと同じく、重い自転車は「大リーグボール養成ギプス」。
自分のリドレーに乗るのは2カ月ぶりだったが、「こんなに軽かったの?」って思うほど、ラクに漕げた(最初の5キロだけだけど.....)
 
4人でしばらく休憩するが本当の峠はまだこの先のはず。
天気予報は午後から雨とのことで、空模様も少し怪しくなってきたので、先行グループを追いかける。
峠の分岐でワダケン、Iさん、Yさんが待っていた。
 
定峰峠の頂上はまだこの5キロ先......。
今日のランチはワダケンの知り合いのお店を予約してもらっているので、峠を登っていては間に合わない。
なのでここからUターンして戻ることにした。
 
この時点で午後1時。朝食を食べてからすでに6時間を経過していて、かなり空腹になっていて足に力が入らない(信号で立ちゴケした)。
 
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パチモンジャージのワダケン(左)と、バミューダおじさんN師匠
 
中国製のパチモンは本物に比べて生地が薄く、まるでストッキング。
スケスケな様子はまるでフレディマーキュリー❤
 
バミューダおじさん、去年はスウェットの上下だった。
ちゃんとしたカッコで走っていて、こんな脱力系のおじさんに抜かれたら、いっきにやる気をなくすw
スキー場でちゃんちゃんこジーパン姿の地元の子供が、上手に滑っているのと同じで、このまま峠もスルスルと登っていく。
 
それにしてもここからお店までの30キロが、今日一番長く感じた。
 
そして辿り着いたお店がここ
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東松山の懐石「五蘊(ごうん)」
 
冷えたウーロン茶と鶏のから揚げを出してもらい、空腹のおじさんたちは感激してガツガツ食べている。
そのあと出てきた「五蘊膳」にさらに感激♪
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上品な和食割烹になんとも場違いなジャージ軍団
 
五臓六腑に染みわたるとはこのことか。
オートバイツーリングの旅先で食べるのと、自転車で汗とカロリーを消費しまくったあとに食べるのでは、美味しさに雲泥の差がある。
 
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オーナーの清水さん。
こちらは筋金入りのサイクリストで、GSも持っているオフローダー。
ごちそうさまでした。
額には五蘊の「色受想行識」の五文字が。
五蘊は般若心経にも出てくる。
 
美味しい食事を済ませて、指先にまでエネルギーがみなぎっているようだ。
ここからクルマを停めた物見山公園まで数キロ。
本当にペダルが軽く感じられた。
 
最後の大東坂をワダケンの先導で登っていく。
と、最後の100mでちぎられた.......。
毎週このあたりを走り込んでいる田舎っ子と、平地ばかり走っている軟弱な都会っ子の差が出た(かな?)。
それでも登りは楽しい。
当初50キロのはずが、終わって見れば85キロ.....
ヘロヘロになるほどニヤニヤしてくる(ヤッパリヘンタイダナ...........)
 
1日で200キロも走るサイクリストからみれば、まだまだシロートだけど、 できるだけここに通って走り込みたいと、心底思った(特にヒルクライマーは「ド・M」だと思う)。
 
帰宅して風呂に入り、ビールを飲んだら記憶が無くなった。
今朝、妻が「昨日はテレビのリモコン持ったまま寝ていた」って。
 
大丈夫か?オレ......