先週末の土曜日はアシに重りを巻いて、仕事で査定を頼まれた不動産を見に、自宅から白金~中目黒まで、できるだけ坂道を選んでウォーキング。
さすがに10kmくらいで足がだるくなってきたので、中目黒のバッチョーネを覗いたら、ちょうどKさんがいたので休憩させたもらった(コーヒーごちそうさまでしたm(__)m)
レストランの入り口でパルマ産生ハムを切り売りしているが、コロナウィルスの影響でイタリアから生ハムが入らないとか。
イタリアからの貨物船は直接日本には来ず、中国経由で回ってくるので、中国の港では世界中から出入りする、たくさんの貨物船が足止めを食っているらしい。
そういえば娘が生まれた10年前に買った電動ママチャリも、最近はバッテリーの減りが速くなってきたので、そろそろ買い替えかも?と電動自転車専門店のタニさんに相談したら、
「ヤマハとかブリヂストンも中国生産なので、電動チャリが入らず困っている」
そう。
香港に住むイギリス人の大家さんから
「香港はスーパーからティッシュとトイレットペーパーが消えたから、今のうちに買っておいたほうがいい」
と1月に言われていたので、「こっそり」買いだめしていたら、ほんとうに日本でも店頭から、ティッシュが消えてしまった。
以前「SARS(重症急性呼吸器症候群)」を経験している香港は、のんきな日本と違ってウィルスに敏感らしい。
毎日にぎわっていたデモもすっかり鳴りを潜め、市民は不要不急の外出はせず、自宅にこもっているとか。
日本でも影響はいろいろあるようで、知り合いの足立区や江戸川区の不動産業者が
「アパートを借りている派遣社員や、アルバイトの人がクビになって、3月分の家賃が払えない人が増えている」
と困っていた。
これはこれからもっと増えるだろうし、資金力のない個人の飲食店舗なども、閉店や家賃滞納になるだろう。
建売住宅や新築マンションの現地売り出しも、お客さんが土日で一組しか来なかったり、建築業界でも中国製のトイレやキッチン、エアコンなど住宅設備の入荷が遅れていて、工事が進まないそう。
尖閣などの国際問題が解決しないなら、中国とはいっそ国交断絶でいいと思っているが、経済や工業はあいかわらず中国頼みなことが、こんなことで露呈している.....
中目黒から自宅までまだ3.5キロもある。
さすがにもう電車で帰りたくなったが、電車も実は遠回り、
なのでできるだけ目黒川沿いの、平らな歩道を歩いて何とか帰宅。
携帯を見たら2時間半で13km歩いていた。
すぐ風呂を沸かして足腰をマッサージしながら、のぼせるまでゆっくり浸かるが、足から腰にかけていやな「ハリ」が残ってしまった。
そして翌日曜日
先週ワダケンが事務所に来たとき、日曜は彼の地元さいたまのロードを走ろうという話になり、乗ってきた仕事用の軽バンでリドレーを運んでもらっていた。
なのでひさびさにGSでツーリング。
日曜朝だけど気のせいか道路も空いていたような。
塗装屋さんのワダケンの仕事は都内がほとんど。
狭い都内で暮らしている私にすれば、広い敷地に大型ガレージがうらやましいが、彼は都内に引っ越したいらしい(もともと東京生まれで、ワダ家のお墓は青山墓地にある)
ブレーキレバーが下向きなので、調整中
買ってからもう10年、ずっとこのポジションで手がしびれて仕方なかったが、乗ってみるとウソのように手がしびれない
ロングタイツと長袖ジャージでは暑いくらい快晴。
ワダケンの自宅からほんの10分で荒サイに出られる。
ここまで信号3個くらいで、クルマもほとんど通らない。
都内だと多摩川サイクリングロードに出るだけで30分かかるし、犬を連れた散歩の人やジョギング中の人が多くて、自転車はペースが上がらないし、かなり危険。
こんなところも本当にうらやましい。
川越のオフロードビレッジを過ぎて、ホンダレインボースクールでコーヒータイム。
往路はずっと向かい風だったが、じつはワダケン、1月に実業団チームのメンバーとトレーニング中に落車して、背骨を骨折していた。
運悪く背中のポケットに入れていた携帯が背骨に当たったそうで、まだリハビリ中。
こんな「ハンデ」があるときしか一緒に走れないと、今日のリハビリライドに付き合わせてもらったが、強い向かい風のなか、じわじわと引き離されて付いていけない。
(それでも彼にすれば50%の力にセーブしていたそうだが(^-^;)
私にすればかなりのハイペースで走り続けていたので、この休憩が本当にありがたかった。
ふだん足に重りをつけて自転車乗ったり、歩き回っていたし、ロードより重いMTBで山を走っていたので、
「平地だし軽いロードならラクチンだろう♪」
なんて舐めていたが、平らなサイクリングロードを一定のペースで走ることが、これほど苦しいことを改めて思い知った。
ワダケンも
「MTBでSDA大滝とか出る人も、みんなロードでトレーニングしているよ」
って。
ラリークランキングで知り合ったハギワラさんやウエタさんも、ふだんはロードでツーリング、というかトレーニングしているみたいだし、主宰者のヤマハラさんも週イチで、サイクリングロード100km走をしているので、
「心肺機能を高めるにはロードが一番」
というのもうなづけた。
荒サイをはなれてロード乗りには有名な聖地、「物見山(ものみやま)」へ向かう。
その途中、去年の台風で崩壊した都幾川から、数百メートルはなれたこの一帯も、甚大な被害があったとか。
ワダケン曰く
「台風のあとはあの信号に、木の枝がひっかかっていた」
くらい増水したらしい。
どこから流れてきたのか周りの田んぼにも、巨大な倒木が何本も転がっていた。
コロナウイルスで世の中は大混乱だが、こんなとき地震や災害が起きたらどうなってしまうのか?、考えるだけでおそろしい。
長い上り坂の手前でトイレ休憩しようと、ワダケンが自転車を停めたところは
地元では有名らしい「こっそり堂」という、アダルトグッズの自販機のプレハブ小屋だった。
ネットで調べたら2年前に経営者らが逮捕されたらしいが、中を覗くと「イロイロ(エロエロ?)な」モノが、まだしっかり売られているような。
それにしても主犯格が60歳って、自分とそんなに変わらないことに驚く。
いまどきこんなアナログな商売をするのは、70過ぎのおじいちゃんかと思っていた。
それにしても場所がゴルフ場「武蔵松山カントリークラブ」の入り口とは。
ゴルフに来る人もいやだろうなぁ
物見山は鳩山団地など「高級住宅街」を含む一帯の総称で、一周12kmの「コース」はアップダウンがあって、ロード乗りがたくさん走っていた。
ワダケンが骨折した場所も走りながら教えてもらった。
「事故当日」はここを7周する予定で、チーム員10人ほどで走っていたが、ラスト1周でみんながスパートをかけようとしたところ、住宅街の緩いカーブにある横断歩道を、おじいさんが渡ろうとしていた。
先頭を走る人が見つけ、みんながおじいさんの左右によけて行ったが、最後尾を走っていたワダケンとその前を走るふたりが、発見が遅れてよけきれず転倒したらしい。
集団走行中は前走者のタイヤと自分のタイヤが擦れ合うくらい、近づいて走っている。
「ラスト一周なのでかなりペースもあがっていた」
らしい。
けがしたのは不運だが、おじいさんを巻き込んでいたら、たぶん大事故になったはず。
転倒した二人もヘルメットが割れていたというし、半身不随や最悪死んでもおかしくない状況だったので、不幸中の幸いというしかない。
平地で追いついては登りで離されてを繰り返し、今日2度目のセブン休憩。
この時点で11時。
あっというまに2時間40kmを走っていたので、「燃料補給」
さすがサイクリストのメッカ。
店の前にはサイクルラックもあり、空気入れも貸してくれるらしい。
帰りの荒サイは追い風で、さらにペースが上がる。
私が付いてこないのがわかると、ペースを落として待っていてくれるワダケン。
そしてワダケンの家の近くの中華屋さんで、2時前に遅い昼食
荒サイ往復80kmプラス物見山1周12kmで、5時間90キロちょっと。
「いつもはあの倍くらいのペースだけどね」
とサラッと言われた....(^-^;
汗をかいたカラダにネギそばのしょっぱさが、しみわたる。
ワダケン、一日付き合ってもらってありがとね。ねぎそばもごちそうさまでした。
自転車も預かってもらったので、できるかぎり通ってトレーニングに励みます。
そして無事帰宅。
先日の逗子ライドでご一緒したアライさんから、「ロッキー買います」とメールがあった。
彼は愛知に単身赴任中なので、今月中のどこかで帰京して、引き取りに来るとのこと。
しょっちゅうダウンヒルやスキー場のMTBコースに行くなら、フルサスはあったほうがいいけど、たぶんシーズン中1,2回、行くかどうかかなので、持っていても「宝の持ち腐れ」
しかるべき人に乗ってもらえたほうが、自転車もよろこぶはず。
愛知にも走れるフィールドがたくさんあるそうなので、マツモトさんが単身赴任しているあいだに行ってみたい。
じつは今朝、ワダケンの家でサイクリングシューズを履こうとしたら、BOAの「シューレース」が1本なくなっていた。
先週、逗子で泥だらけになったので、洗ったとき切れたのかも?
ワダケン曰く
「BOAのネットで申し込めば、無料で送ってくれる」
とのことでやってみた
無料修理の条件は「写真を添付すること」
移し方が悪いのかネット上では特定できないらしいが、
「専門スタッフが特定できると思います」とのこと。
ネットで検索すると「シューレースは切れやすい」と書かれていた。
丈夫なものと思ってジャブジャブ洗ってしまったけど、次回は気を付けよう。
でもBOAから「修理受け付けました」って返信がないけど、大丈夫かなぁ....