R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

追悼 柳ジョージ

今朝の新聞を見て驚いた。「柳ジョージ死去」!
田舎の高校生だった私に、サム・クックやR&Bを教えてくれた。
「YOKOHAMA」のレコード、ほんとにすり切れるくらい、何百回も聴いた。
長野でコンサートを見に行ったのがライブ初体験で、「音楽やりたい」って思った。
ベースのミッキー・ヤマモトが弾いていた「Music Man」がカッコよかったが、20万もするので諦めた........。
 
まだ63歳。死因は分からないがお酒の飲み過ぎかな。
 
「雨に泣いてる」とか有名だけど、海のない田舎の高校生が一番憧れたのがこの曲
夏休みに上京してバイクで本牧から湘南を、右も左も分からずにウロウロしたのも30年以上前.............
 
今日はユーチューブで一日中「ジョージ・デイ」。
ジョー山中に続いて早過ぎる死。
ご冥福をお祈りします。
 
 
3連休の続き
土曜夕方は岩手でボランティアを続けているシューセイさんの、「東北に楽器を送ろうプロジェクト」に協力している津山さんに、楽器を届けに行った。
イメージ 1
津山さん(右)とお仲間。
津山さんはプロのミュージシャンで、サックス奏者
先月実家から運んできたベースとアンプ、マックスフリッツK村さんのギターとアンプを、やっと手渡せた。
 
偶然にも津山さんの事務所が、私の友人K村さんがやっている西麻布の家具屋さん、「ハンプトンホーム」 の斜め前。 
これもまた不思議なご縁だった。
 
これから池袋の楽器修理屋さん「G-tech」さんに運ばれて、メンテナンスをしたいただいたあと、東北へ送られる予定。
K村さん、やっと手渡せました。
遅くなってすみませんでした。
津山さん、お手数かけますがよろしくお願いいたします。
 
シューセイさんと電話で話したとき、「何か必要なものはありますか?」の問いに、「トラクターが欲しいんだよね」って,,,,,,,。
津波で田んぼや畑に汚泥が堆積し、地元の人やボランティアさんが「手作業で」除去をしているが、被害が広すぎて全然追いつかない。
ラクターがあれば1台で人間100人分の仕事をこなせるだろう。
これを読んだ方で農耕器具関係の方がいたら、レンタルでも構わないので検討していただければ、ありがたく存じます。
 
復興コンサートも開催されたようだ。
 
東北はすでに朝晩冷え込んできたそうで、また冬物衣料の心配や、暖房器具の調達も必要になるだろう。
 
S師匠から「このバイク、前にファラオ出たやつじゃないの?」と、メールをいただいた。
 
まぎれもなく私が07ファラオに出た525EXCメカシステム。
おととしだったかオーストラリアンサファリに出るというKさんに譲ったもの。
 
サファリを完走したあと、サポートメカで同行した「アブソリュート」さんに、そのままずっと置いていたらしい。
Kさんにノーマルパーツを渡しそびれたまま、自宅物置に保管していたので、アブソF沢さんに渡そうと思い電話したら、「いや~、サファリからバイクが戻ってきて、ずっと売りに出してるんですが、全然売れませんわ」って。
「バイクブロス」って私も見たことなかったし、自社ホームページでも宣伝してないし、「ウチより岩崎モータースさんのほうが、ラリー系は引き合いがあると思うんですがね~」って、相変わらずのマイペース営業(そんなF沢さんが好きだけど♪)
 
94万円でコンプリートマシンが買えるなら、もう一度買い戻してファラオかモンゴルでも出たいなァと、一瞬マジメに思った。
なにせ2007年当時はユーロが165円で、メカシステムのキットだけで1万ユーロ(165万円)以上だった。
輸送費やら組み立て&塗装代もろもろに、車両代も合わせると400万近くかかったことを思えば、タダかと思うくらい格安だが、なぜみんなこの良さが分かないのか、不思議でならない
(ってちゃんと宣伝してないからネ、F沢サン?w)。
 
シロートが作ったステーやパーツは、毎日数百キロのハードなライディングで必ず壊れるが、長年のラリー経験の結晶であるこのキットは、私ごときのへなちょこライディングではビクともしなかった。
 
一緒にファラオにでたM本さんが買った、当時最新型の690ラリーがプラス100万円くらいだったから、乗りこなすウデがあればそっちを買ったほうが、組み立ての手間が無くてお得だったが、エキスパートライダーの彼でさえ、毎日パワフルなマシンに振り回されて大変だったから、私ごときヘッポコピーが乗れるシロモノではなく、買わなくて本当によかった。
 
本当にこの525には助けられた。
どんな難所もマシンが勝手にクリアしてくれて、へなちょこライダーが毎日楽しく走って完走できたのも、KTMのおかげだろう。
 
翌年モデルチェンジした530を、スウェーデン4デイズでオールソンからレンタルしたが、「5cc」違うだけでまるで別物というくらい、乗りづらかったのを覚えている。
 
アブソF沢さんから「530は海外のラリーでトラブルが多く、2年でインジェクションになった」と聞いたが、525のほうが断然扱いやすい。
エンジンをブン回さなければ壊れないが、全開で走り続けるエキスパートライダーには、いつ壊れるか分からないマシンでは、怖くてラリーに出る気はしないだろう。
 
日本レーシングマネジメントでの組み立て風景 ホントに大変だったなァ.........
 
 
私とKさんの前オーナーふたりが、ツーリングレベルのライディングだったので、07モデルながら程度は上物(のハズ)。
450cc規制があるFIM規格の世界ラリーに出るなら、ボアダウンして再申請すればOKじゃないかな。
 
ビッグタンクのためハンドル取り回しは悪く、狭い林道ではアクセルターンが必要だし、マフラーは暴走族もびっくりするほど大音量の「直管」なので、TBIや北海道4デイズのように公道を使うイベントには向かないが、100万切ってラリーマシンが買えるなら、モンゴルやファラオに出たいと思ってる人は、絶対お買い得だと思うよん❤