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菅原じ~じの日本レーシングマネジメント(JRM)から、「ahed」が届いた。

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いつもならじ~じが「こっそり」、我が家のポストに入れておいてくれるが、2月7日からフランスに行って、ルマンのガレージで「来年のアフリカエコレースに向けて」、バギーの整備をしているので、JRMのミツハシ君が送ってくれた。

f:id:sinanonano:20200221164042j:plainじ~じが参戦したアフリカエコレースの特集記事

 

「アフリカの水を飲んだ者はアフリカに帰る」

こんな言い伝えがあると、私もむかし聞いたことがある。

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「なんで78歳って歳のことばかり書くんだよ」

メディアやニュースでじ~じを紹介するとき、必ず「78歳の~」という枕詞が付くが、じ~じにすれば

「歳なんて関係ないだろ」

ということらしい(でもほんとにすごいことなんだけど....)

去年このレースに出るにあたり、当初はパジェロやハイラックスを考えていたそう。

2019年にスバルD-MAXで出た、シノヅカさんに聞いたところ

SUVじゃ重くて砂丘で苦労するから、軽いSXS(サイドバイサイド)がいい」

と勧められたとか。

D-MAXが深い砂丘でスタックしている横を、SXSのバギーがバンバン追い越して行ったらしい。

そこでヤマハのSXSをオーダーしようと思ったら、受注生産とかで2020年モデルは全世界で売り切れ。

なんとかイタリアに1台だけ見つけて、シュレッサー爺の紹介でフランスの「sonauto yamaha」を紹介された。

「sonauto yamaha」とはあの「ソノート ヤマハ」。

もともとはポルシェの輸入ディーラーだったソノートだが、就職したJCO(ジャンクロードオリビエ)がまだヨーロッパで無名だったヤマハに目をつけ、自身もパリダカに参戦しながらステファンペテランセルを見出し、パリダカ6連勝を達成したことは有名。

ロードレース好きならゴロワースカラーの、クリスチャンサロンといえばお分かりだろうか。

JCOといえばスーツ姿でVMAXをウイリーさせる、この写真が一番有名かな。

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残念ながら2013年の自動車事故でこの世を去ってしまったが、その後もソノートはラリーレイドのための、マシン制作を行っているそうで、じ~じが旧友のシュレッサーからSXS改造で紹介されたファクトリーは、元ソノートのメカだったという偶然

(というかラリー関係者なら「スガワラ」をだれでも知っている)

 

今回はチームスガワラを離れて、純粋なプライベーターとしての参戦。

なので当初は車両と改造費含めて500万の予定だったが、「勝つため」にはタイヤやフレームなど、あらゆるところの改造や部品交換が必要とかで、

「けっきょく1000万かかっちゃったよ」

って、ラリーあるあるでよく聞く話。

 

メディアのインタビューで

「のんびり走ってきますよ」

なんてコメントを読んだり見た人から

「菅原さんはパリダカ引退したから、このレースは趣味で行くんでしょ?」

と聞かれるが、とんでもない。

 

「表彰台に乗らなきゃ面白くもなんともない」

が身上なので、じつはしっかり上位入賞を狙っていたはず。

 

とはいえ久々のアフリカも、エコレースも甘くはなかった。

マシンも自分がゼロから造り込んで、手足同然のレンジャーとは勝手が違ったようで、本人にとっては不本意な結果だったはず。

なのでまだラリーが終わって1か月も経っていないのに、単身フランスに行って「来年に向けて」の準備に余念がない。

 

ahedの若林さんも、来年のアフリカエコレースに参戦表明していた。

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「できない理由を先に考えていたら、こんなバカげた挑戦はできないよ」

じ~じがよく言うことだが、女性ながら彼女の「男気」に感心した。

参戦を表明してもおカネもマシンも、先立つものがないらしいので、これからが大変だろう。

 

「ラリーは準備が9割」

これもパリダカの鉄人の口ぐせだが、現地で苦労するよりおカネがかかっても、事前に準備はしておいたほうがいいのは、ラリーを経験した人ならみな思うこと。

 

来年はもっとたくさんの日本人選手が参戦するとか。

「アフリカの水を飲んだ者は、アフリカに帰る」

私も「ゴクゴク」飲んだ一人なので、行かなくちゃかな