テレビのワイドショーで元JOC委員だった人が、
「オリンピックは特別」
と発言して批判を浴びていた。
その人がラジオのトーク番組で、
「オリンピックは個人同士の戦いで、けっして国同士の争いではない」
と言っていた。
さらに
「オリンピック憲章には、国別にメダルの数を公表するのを禁じている」
というので、あらためてオリンピック憲章なるものを読んでみた。
とはいえ本物のオリンピック憲章は100ページもあるらしいので、JOCのホームページに子供向けの解説があったので、そちらを参照。
ボッタクリ男爵らオリンピック貴族の処遇なんて、知りたくもない。
たしかに
「国同士の争いではない」と、「国別メダル数の公表禁止」は書かれている(らしい)
じゃあメディアのこの取り上げ方はなんなの?
「〇〇ジャパン」なんてもう、日本代表以外の何者でもない。
よほど金持ちの御曹司でもない限り、スポンサー企業が付かないと競技は続けられないし、「オリンピックは個人同士の戦い」なんてのは、映画「炎のランナー」の昔の話だろう。
オリンピック開催に反対だったテレビのワイドショーは、始まったとたん手のひら返しで、連日、日本人選手の活躍を報じていて、節操もなにもあったもんじゃない。
64年の東京オリンピックは2歳だったので、記憶がない。
オリンピックを身近に感じたのは、1972年の札幌オリンピックからだろう。
当時11歳、小学校5年か6年生だった私は、教室に置かれた白黒テレビで、ジャンプの笠谷選手ら「日の丸飛行隊」の活躍を、手に汗握って応援した記憶がある。
アルペンスキーではスウェーデンの英雄、ステンマルクが金メダルを取ったと思い込んでいたが、彼の活躍はそのあとのレークプラシッドだったらしい。
このころから世間は「がんばれニッポン」
「国より個人」のオリンピック憲章なんて、学校の先生も知らなかったんじゃないか。
98年の長野オリンピックジャンプの、日の丸飛行隊の金メダルも記憶に新しい。
次回パリからはブレイクダンスが競技種目になるとか。
そのうちヒップホップやラップも採用されるんじゃないか。
まったく興味ないけどソフトボールや野球、空手は今回が最後らしい。
毎回「悲願の金」とか言われる柔道やレスリングに比べて、ワイワイ楽しそうなスケボーが、同じオリンピック種目というのが、いまいちピンとこない、
というか「巨人の星」や「サインはⅤ」など見て育った、昭和オヤジには納得できない(「アニマルワン」なんてレスリングものもあったなぁ)。
ダブダブファッションのスノボーが、オリンピック競技になったときも違和感があったが、ひたすらきつい練習に耐える「根性系スポーツ」より、子供でも金メダルが取れてカッコいい、スケボーなどのストリート系がこれからは主流になって、おじさんはますますオリンピックがキライになっていく。
いずれにしても選手の低年齢化で、若いうちに栄光を掴んでちやほやされると、ロクな大人にならないことを、こちらもほかの学生スポーツが軒並み中止になるなか、新聞屋のごり押しで開幕した高校野球を見て思う。
野球しか知らない子供がプロになり、歳とって引退したときに、野球以外なにもできないことに、初めて気づいたときはもう遅い。
これはみんな大人の責任。
スポーツだけでなく健全な精神と、知識も身に着けるのが、オリンピックの祖、クーベルタン男爵の願いだったはず。
今回のオリンピックを見て、オリンピアンにしては高齢の30歳前後のアスリートが、苦労してやっとつかんだメダルは感動するし、次のパリは出られなくても、挫折を味わったぶん別の人生でも、成功できるはず。
仕事で恵比寿に行った帰り、モンベルでMTB用の「ニーシンガード」を買いに行った。
↑これは「ニーガード」、私が欲しいのは足首まである「ニーシンガード」。
↓これがニーシンガードだけど、残念ながらMはサイズ切れ。
毎回付けているニーガードは滑り止めのゴムが伸びてしまい、走っているうちにずり落ちて、そのたびに止まって手で上げるのが面倒。
私はビンディングペダル派なので、フラットペダルの人が下りの難所で、足から外れたペダルで「すね」を強打することは、今のところ無いが、岩や木の根、飛び石で「すね」をぶつけることはあり得るし、上り下りが多いお山のトレイルでは、できるだけ薄くて動きやすいガードが欲しかった。
他の店舗にあれば取り寄せるとのことだっただ、Mサイズはどこも在庫切れ。
MTB人気というのではなく、もともとの生産が少ないのだろう。
入荷予定は10月とのことで予約だけした。
そしてここにも立ち寄り。
お客さんと会うのに汗びっしょりだと申し訳ないし、電車は乗りたくないので電動ママチャリで、汗をかかないようにのんびり行った。
と、シャッターが閉まっているけど、2階の電気は点いている。
電話したらテルちゃんが出て
「会社は夏休みですが、自分は仕事があるので出社しています」
って。
ここで初めて「世間は夏休みなんだ」ということに気づく。
コロナの影響で今年に続いて、じ~じが参戦予定のアフリカエコレースは、2022の来年も延期、というか中止になってしまった。
オリンピック選手は1年延期でもみんな若いので、引退など影響のある選手は少ないけど、今年80歳のじ~じは再来年2023年だと82歳、
タイムリミットは迫っているが、やっぱり行くんだろうな。
帰りはオサレな白金プラチナ通りをのんびり登る。
この日の気温は携帯アプリの温度計で45度!
日が当たるところはサハラ砂漠より熱いけど、都会でも日陰は意外に風が抜けて涼しい。
12年前、地下のフレンチで結婚パーティーをやった、スタルクデザインのビル。
30年前のバブルのころに建ったから、かなり古くなったなぁ。
日陰日陰を選んで、のんびり走って無事帰宅。
注文していたベルクロテープが届いたので、ニーガードを魔改造
ひざ上ウラの滑り止めがすり減って、下りの途中でずり落ちてしまうので、ベルクロテープを縫い付ける
下りだけならベルクロをギュッと締めて、登り返しではゆるめられるように。
週末にオザトレでテストしたいけど、天気は下り坂らしい。
病院勤務の奥さんから
「県外者がケガしてきても、病院は迷惑でしかない」
と言われたので、よほど晴れない限り大人しくしていよう。
来年中学生の娘に、
「たくさんあるぬいぐるみを処分しなさい」
と奥さんが言ったら、
「ぜったいイヤ!」
って。
衣装ケースに満杯で、うすよごれているので、まとめて洗濯
もらったことも覚えていないものも含めて、たぶん半分捨てても気が付かないとは思うけど、ぬいぐるみは捨てられないなぁ。