先週のこと、週末が雨で自転車に乗れなかったり、事務所の工事があったりで、お山に行くのは1か月ぶり。
オザトレのヌシ、オザワさんちで預かってもらっている、トレック・スーパーキャリバー改。
「お山の自転車屋さん」ヤマザキファクトリーで、フレーム以外ほぼすべてのパーツを交換&魔改造したら、いままでは
「ハードテイルに馴れたローカルライダーの自分には合わない」
となかなか乗らなかったオザワさんが、
「すっげー乗りやすくなった」
とお気に入りの一台に。
毎朝、仕事前の朝ライドの相棒になっていたが、好事魔多し。
岩でタイヤをサイドカットしてパンク、
シーラントの入ったチューブレスということもあり、こちらもオーバーホールしてもらった、EVILと入れ替えることに。
1か月、自転車に乗っていなかったので、いつもの激坂が登れるか不安だったけど、軽い自転車に助けられて楽しく登れた。
モンベルでオーダー中のニーシンガードがまだ入荷待ちなので、走行中ずり落ちないようベルクロテープで補強。
そしてお待ちかねの下り。
昨日雨が降ったので、狭いトレイルで縦横無尽に張り巡らされた根っこが、チュルチュル滑って口から心臓が何度も出そうになるけど、「魔法のじゅうたん」のような足回りのEVILは、乗り手の技量に関係なくどんどん下っていく。
と、気持ちよく下っていたら足元で「バキッ!」って音がして
雨と風でトレイルは枝だらけ。
そんな枝を後輪が巻き込んでしまい、頑丈なチタンスポークが折れて、チューブレスのタイヤもパンクしてしまった。
何度か枝を巻き込んだことはあるが、ここまで太いのは初めて。
3人で走っていたので、私でなくほかの人が巻き込んでも不思議はなかったし、また顔に刺さらなくて本当によかった。
しかたないので舗装路まで押して下り、手持ちのチューブで応急修理
スポーク5本がご臨終
20数年前、初めて出たTBI
剣山スーパー林道のリエゾンで、「おさげの女の子の幽霊」に誘われて、アフリカツインでガケ落ち.
スポーク15本を折りながら、なんとか走ったが、スポーク折れはあの時以来。
スポークが無くて負荷がかかると、今度はカーボンホイールが割れるかも?
ゆっくり走ることができないので、オザワさんに代わってもらい下る。
なんとか里に下りられたので、トレックとEVILをレヴォーグに積んで、ヤマザキさんにメール。
自宅にいるというので、オザトレから外環道経由で90km走り、千葉へ。
近所の駐車場で待ち合わせ。
いつものようにチャッチャと作業開始
トレックのホイールをEVILに移植して、作業完了
トレックのタイヤ交換と、チタンスポークの注文もお願いした。
去年から彼ら有志が始めた、群馬のトレイルツアーの整備用に購入したが、そのポテンシャルの高さに感動したとか。
テストが終わった1号機は、すでに買い手が見つかったそうで、改良型2号機もオーダー済みとか。
自転車業界はロードもMTBも、カーボンフレームはベトナムで作っているらしいが、コロナでロックダウンしているので、世界的にパーツが品不足とか。
当初2か月待ちだったオーダーが6か月待ちになり、いまでは「入荷未定」も多い。
ある自転車屋さん曰く
「悩んだらとりあえず買っておかないと、いつ入るか分からない」
は、けっして営業トークではないらしい。
トレックをオザワさんが買ってくれるなら、電動MTBもいいかもしれないが、
「オザトレの坂が登れなくなったら引退する」
と誓ったのに、お気軽e-bikeでまた底なし沼にハマりそう(@_@)