R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

バイクウェアの猛暑対策

先週木曜日、「帯状疱疹」のワクチン接種をしたら、筋肉注射のせいかウデが痛くて仕方ない。

土曜日、猛暑のなか仕事で2時間ほどバイクに乗ったら、帰宅してダルくなった。

マンションの契約を家具も何もない「その部屋」でやることになり、テーブルと折り畳みチェアをGSに積んでいった。

 

暑いので首には凍ったネックホルダー、ヘルメットのなかには小さいアイスノン(?)を仕込んでいったけど、帰宅して水シャワーを浴びても、熱っぽさとダルさが取れない。

ワクチンの副反応か熱中症か分からないけど(ひょっとしてコロナ?)、熱も38度あるのでそのまま朝まで寝てしまったら、スッキリした。

 

そしてガソリンの値上げが止まらない。

戦車並みに燃費の悪いアメ車に乗ってる知り合いは

「リッターいくらなんてもう気にしないようにしている」

って。

リッター300円になっても好きな車に乗る

このくらい振り切っていれば、値上がりも気にならないんだろうけど、小市民の私はGSのハイオクでもドキドキしてしまう。

 

スキー仲間のH君から

「納車に2年待ったGクラスが1月あたりやっと納車になるけど、300万くらい値上がりするってディーラーに言われました」

と、私に意見を聞いてきた。

2年前の見積もりでは1600万だったけど、諸般の値上がりで300万高くなるとか。

しかも1月には再度値上がり予定とかで、たぶん500万はアップするので、2000万はゆうに超えるそう

それでもベンツのなかで「ゲレンデバーゲン」というGクラスは一番人気らしく、彼が断わればすぐ次に待っている人に、権利が移るらしい。

子供がいないヒロサク夫妻は、ふたりとも「それなりに」収入があるし、彼らが住む都内でも高級住宅が立ち並ぶエリアでは、ベンツやBMWカローラなみに走っている。

なかでもGクラスは特に人気があるようで、若い奥さんや女性が狭い住宅地の道路を、ハンドルにしがみつくように「おっかなびっくり」、走っているのが当たり前の光景。

 

なので「高いから」とあきらめても、毎日のように近所でゲレンデを目にするので、

「あのとき買っておけばよかった」

と後悔するのは必至。

しょせんクルマなんて趣味の乗り物だし、彼ら含めて「見栄とステイタス」を満たすもの。

悪路なんて絶対走らないのに、ゲレンデやレンジローバー、ポルシェカイエンなどの高級SUVが売れているのも、そんな理由だろう。

なので

「あとで後悔してストレスになるより、買えるなら買ったほうがいいんじゃない?」

とアドバイスしたけど、私ならデリカを買うだろうナw

 

そして熱中症対策に「今さら」だけど、メッシュジャケットを買いに、東雲のライコランドへ。

バイクで行くだけで熱中症になりそうなので、夏休みの娘を「ドライブ行こう」と誘って、ひさびさにレヴォーグで出動。

メーカー各社でいろいろなメッシュジャケットを出してるけど、インナーにエアバッグを着る私には、とりあえずヒジのパッドだけあればいいが、どのジャケットにも胸と背中にパッドやプロテクターが付いて、かなりゴツイ(取り外せるけど)

完全なフルメッシュが欲しいけど、「余計な」プロテクションのために生地が厚いものばかり

イメージとしてはこんな感じ(むかしの松坂慶子は本当にきれいだったなぁ)

網タイツじゃないけど

むかしラリーでダイネーゼのメッシュのプロテクターを着ると、周りから

「いよっ!愛の水中花!」

と冷やかされたけど、もうすっかり定番になったような。

さすがにこれだけ着て街中を走ると、ちょっと変な人だけど、こんな感じの「サラッとした」メッシュジャケットがいい。

この暑さのなかバイクで来ている人もチラホラ

ガテン系の人が着ている「空調ジャケット」も考えたけど、停まると涼しいけど走行中は風が抜けないそうで、バイクは暑いとか。

F1マシンのドライバーは、ヘルメットとウェアの中を冷却水が循環するとか。

これはRSタイチが出した、チューブで冷却水を循環させるもの。

www.rs-taichi.com

かなり画期的な商品だけど、レビューを見ると

「数時間たつと冷たくない」

「専用の液がこぼれてシャツがべたつく」

「毎回ボトル1本600円はコスパが悪い」

など、あまり評判は良くないみたい。

このボトルを腰に付けて走るのも、ちょっと邪魔かなぁ

F1のように冷却水を強制的に循環できるなら、ボトルでもなんでも背負うけど、やっぱり「メッシュ」が最強かな。

のどが渇いだたのでひさびさのドクターペッパー

これ、45年前の高校生のころ「ミスターピブ」という名前で、長野県北部で売られていた。

コカ・コーラは長野県の観光地でテスト販売して、売れるか判断すると誰かに聞いたことがある。

当時も同じ味なので、いつのまにか店頭から消えていたけど、東京でドクターペッパーを飲んだとき、

「あっ、ミスターピブだ!」

と十代の甘酸っぱい記憶がよみがえった。

 

「これだ!」というメッシュジャケットが無かったので(みんな暑くなる前の7月に買うので、今ごろ来ても遅いらしい)、インナーを買ってみた

冷感インナーにメントール成分のスプレーを吹き付けることで、効果が倍増するらしい。

このあと横浜に行く用事があったので、シュッシュと吹きかけて走ってみた。

長袖インナーの上にエアバッグを着て、ジャケットなしでそのまま走る。

う~ん、通風性ゼロのエアバッグベストを着ているので、かんじんの胸まわりは1ミリも涼しくない。

ウデももっとシャバシャバ吹き付けないと、ヒヤッとしないみたい(ボトルもってくればよかった)

そのかわりヘルメットのインナーは、このあと3時間メンソールが効いて、冷たいというより「痛い」くらい。

せっかくなので新横浜のナップスにも寄ってみた。

コミネのメッシュが1万円台でよかったけどサイズ切れ(たかがメッシュに3万も出す気にならない)

この手の派手なメッシュは売れ残ってるけど、これだけは買う気にならない。

帰り道、ワークマンがあったので寄ってみた(人生初ワークマンかも)

workman.jp

3990円でメッシュジャケットが買えると、かなり話題になったらしい。

案の定、在庫は無し。お店のおねえさんが他の店舗の在庫を調べてくれたけど、SとMしか残っておらず、今シーズンはもう作らないとか。

どうせワンシーズンで着つぶすつもりなので、来年は販売と同時に2,3着、買ってやろうか。

かわりに冷感インナーを購入。

900円のもあったけどこの1900円でも、昨日のライコランドの3分の1の価格に驚く。

次はこれにスプレーして効果を見極めたい。

 

帰宅してネットを見たら(「真夏のバイクウェア」で検索していたから、勝手にアップされるみたい)、ワークマンで水循環ベストが発売されたらしい

www.youtube.com

レビューを見るとさっそく買った人から

「2時間でぬるくなる」とか「これで1万6000円はコスパ悪い」なんて、辛口コメントが。

 

スガワラ爺のGSを買った舘林の親方からは、

「マックスフリッツのメッシュがいいですよ」

と言われたけど、マックスはオシャレなぶん、ウォッシャブルレザーのパイピングが要らない。

ウォッシャブルと言っても毎回洗ったら、レザーがボロボロになるし、すり切れたレザーほどビンボーくさいものはない。

maxfritz.jp

もう暑い夏はバイクに乗らないのがいいに決まってるけど、電車は嫌いだしクルマは駐車場の心配と、なにより渋滞がいやなので、どうしてもバイクになってしまう。

ストーンズの歌の

「it.s only Rock`nroll (but I like it)」

じゃなくて

「it.s only Maotorcycle (but I like it)」

たかがバイクだけど、やっぱり好きなんだよな。

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