R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

グーグルの呪い

富士ヒルクライムにエントリーした以上、しっかり練習しなくては。
 
富士スバルラインの五合目まで25キロ、
約2時間ひたすら登りなので、ずっとペダルを漕ぎ続けないとならない。
止まったら最後、その場からの再スタートは困難で、
自転車を押して登る羽目になる。
 
エントリーした翌日から、トレーニングを兼ねて仕事先へは自転車で行くことに。
 
土曜は年末に買ったマンションの、リフォームの確認で松戸へ。
ひさびさにリドレーを引っ張り出す。
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芝公園は桜が満開だった。
 
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6号線を目指して北上。
i-phoneのgogle-mapどおりに行ったら道に迷い、スカイツリー近辺をうろうろ。
昔のカーナビみたいにウソばかり教えられ、同じところをグルグル回って、なかなか6号線に出られない。
「グーグルの呪い」か?
 
子供のころ祖母から聞いた話
 
山村に住んでいた祖母が子供のころ、おつかいを頼まれた帰り、
街灯も無く真っ暗な夜道を、提灯持ってとぼとぼ歩いていたら、同じ場所に戻ってしまった。
 
そのあと何度歩いてもまた同じ場所に。
 
そこは神社。
 
おつかいに頼まれた油揚げを、神社の「おきつねさま」にお供えしたら、自宅に帰れたとか。
霊感が強く信心深い祖母は、朝夕の仏壇と神棚の「おつとめ」を欠かさなかった。
 
実家の近所の山のふもとに「きつね宮」というお宮があり、山桜の名所だった。
父が勤めていた工場からも近く、土曜で仕事が「半ドン」のあと、職場のみんなで花見に行った。
酔っぱらった同僚のTさんが、お宮の鳥居に小便をしようとしたのを、「バチが当たる」とみんなが止めたが、「そんなの迷信さ」とかまわず小便をした。
 
その夜、夢遊病者のように家を抜けだし、行方不明になったTさん。
家族や警察が捜すとパジャマのまま、キツネ宮の鳥居にしがみついていたTさんを発見。
「キツネ憑き」にあったTさんは、地元の精神病院に入れられてしまった。
 
そのキツネ宮のある山は、高校の部活のランニングコース。
夕暮れの山道で松の木で首をつった死体を見つけたり、
トンネルの上に腰かけてこちらを見ている、子供の霊に手招きされたり......。
 
「グーグルの呪い」からやっと抜け出したところで、警察が道路封鎖していた。
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消防署の赤バイ?
レスキューも出動していて、何事かと思ったら
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クルマが電柱を倒して、付近一帯が停電したらしい。
派手に大破していたが、運転手は無事だった。
 
やっと6号に出て、松戸を目指す。
2月の大雪のときクルマに捲いたチェーンで削られた、路面の砂利が路肩に浮いていて、ブレーキをかけるたび滑ってヒヤヒヤする。
 
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江戸川のサイクリングロードはガラガラで、走りやすい。
多摩川は自転車にランニング、散歩の人がたくさんいて、気を緩められないが、ここは気持ちよくペダルを踏める。
 
戸越まで往復80km
ほとんど平坦なのに帰宅したらヘロヘロ。
こんなことで富士を登れるのか、情けないやら不安になるやら。
 
今週は毎日平均40~50km、都内を走り回った。
 
昨日は
戸越の事務所から仕事で平和島まで10km。
そのあと渋谷の事務所まで18km
そして池袋から板橋へ12km
戸越まで20kmでトータル60km
 
たいした仕事はしていないのに、一日の充足感はハンパない。
食事が美味くてごはんもおかわり。
カロリー消費しているはずなのに、体重が減るどころかかえって増えていた。
 
週末は子供と遊びたいので、自転車は乗らない。
なのでしばらくはこの生活を続けたい。