日曜は都内の仕事で20km先の荻窪まで。
東京はまだ自粛中で遠出できないけど、都内なのでトレックで向かう。
自宅を出て環七を経由して、環八をひたすら北上。
甲州街道近くは普段なら大渋滞だけど、クルマは多いけどわりと流れている。
でもやっぱり路肩走行は怖い。
申し訳程度の自転車専用レーンは狭いうえに、停車中のクルマも多いので、走行車線にはみ出さないとならないけど、ギリギリに走るクルマが多いので、ヒヤヒヤしっぱなし。
かといって歩道を走るのも、歩行者が多いので気が引けるし、「自転車は車両」らしいので、狭い路肩を走るしかない。
スーキャリ(スーパーキャリバーの略)には、手元のレバーで前後サスを同時に固定できる、便利な機能が付いているので、ダートはフルサスにして、舗装路はロードレーサー感覚で走れるのがいい(タイヤは太いけど)。
ヨランダネフらトップのクロカン選手は、サスロックは使わないそう。
ペダルを漕ぐとサスがフワフワして、パワーロスする印象だけどホリウチさん曰く
「彼らは鍛えぬいた体幹で乗車姿勢がブレないので、ハードなペダリングでもサスが沈まない」
そう。
ただでさえ体幹はおろか、腹筋背筋もヨレヨレなのに、コロナ自粛ですっかりナマッたカラダでは、このロック機構が本当にありがたい(体幹鍛えろよ)
5分で用事を済ませて帰路へ。
このまま舗装路を走ってはブロックタイヤが減るし、クルマが多て危ないので、横道にそれて多摩川へ向かった。
シートを敷いて宴会中の人や、散歩の人、家族連れなどそれなりに人は多いけど、みなさんちゃんとマスクをして、たがいに距離をとっている。
日本がなぜコロナ患者や死者が少ないか、欧米メディアが疑問に思っているとか。
アジア人特有の免疫とか、ドイツの100倍厳しいと言われる(根拠不明の)解除基準ももあるかもしれないけど、行列はちゃんと距離を開けて並んで待つし、法律で規制しなくてもマスクはするし、お店も自粛しているし。
もう今は死語になったと思っていた「道徳心」が、まだこの国に残っていたことが、日本が感染者が少ない理由なんじゃないかな。
「道徳」なんていうと「軍国主義か!?」なんて目くじら立てる人がいるけど、自主性を重んじるという欧米は、法律や銃で規制しないと言うことを聞かないのに比べれば、ある意味「従順な」日本人だから、パンデミックにならなかったと思ったり。
移民や低所得者が暮らすスラム街がないことも、日本の感染者が少ない理由のはず。
人口のわりにまだ感染者が少ない(と言われている)インドやアフリカ、南米などは、食うや食わずの貧困層が狭い家に大家族で暮らし、テレビも無いのでコロナも知らない。
病院はおろか医師もいない地域が多いうえに、役所への出生届もないのでは、そもそも住民の数も把握できていないし、不衛生からパンデミックになっても、治療するすべがない.....
のんびりお散歩している家族連れも多いので、自転車で驚かさないように、できるだけひと気の少ない川に近いところを走る。
登りは一切ナシ、ひたすらフラットダートだけど、自粛でなまったカラダにはかなりキツイ。
でも下りもないぶんずーっと漕ぎ続けるのは、かえっていいトレーニングかも?
約60km走って「戸越銀座」に到着したころは、もうヘロヘロ
いやいや今日も大変な人出だが、みなさんちゃんとマスクして、「なんとなく」距離をとって歩いている。
最近の夜の日課。
歩いて10分の公園に家族で行って、だれもいないことをいいことに「木登り」したり、鬼ごっこをしたり.....
自転車で疲れた足にムチ打って、娘と鬼ごっこ。
やっと東京も解除が決まったが、いつも通りの生活に戻るのは、まだ時間がかかるんだろう。
よくわからないけどスーパーキャリバー、たぶんいいバイクです。