カフェしなの

TREK SUPER CALIBER改とたまに1250 GS HP

ジャパンクオリティ

赤坂に行った帰りに、ちょっと寄ってみた。

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あった

ここはホンダ本社1階のウェルカムプラザ青山
新型アフリカツインが展示されていればと思ったら、本当にあった。
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いやいや、ほんとにアフリカツインだ(じ~ん...)

がっちり床に固定されているし、ガードマンも立っているので、たぶん触っちゃいけないんだろうと思い、
「写真撮っていいですか?」
と聞いたら、
「乗ってもいいですよ」って(!♪)

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さっそくまたがってみると、車高870mm?のノーマルシートながら、シートの前側が細くなっているので、自称185cm 実際は172cmの私でもちゃんと足が着く。
さらに20mm下げられるそうなので、これなら胴長短足のおやぢでも問題なしか
(それでも心配なヤカラは、ハーレーのローライダーをお勧めする)

大柄な欧米人に合わせてやたらと遠いハンドルの、KTM990ADVや1200GSと違い、小柄な日本人にもしっくりくるのがいい。

それでもハンドルを両手で持って構えると、
ちゃんと「オフロードバイク」のポジションになっているのも、またいい。

なによりこのタンクの美しい形状は、RD03(初期型650cc)そのものじゃないか
(わかる人だけわかればよろし)。

ハンドルも当時と同じゴールドだし(リムも)、ハンドル回りやスイッチ類も懐かしい。
このゴールド仕様はトリコロールカラーのみに標準装備らしいが、トリコはもう少し「薄いブルー」にしてほしかった(わかる人だけわかればよろし)

ほとんどのインプレ記事が、「最高の出来」と褒めちぎっていたが、
それはバイクを売りたいための「ちょうちん記事」だと思っていた.

「なんでアフリカなのにXRVでなくCRFなの?」とか
「ツインといっても旧型とはエンジン形式が違う」などなど、
私を含めて往年のアフリカ乗り達には、不評を買っていたが、
今日はじめて現車を見て、私が乗っていた650(RD03)よりコンパクトに感じたし、
やっぱりこれは正真正銘、アフリカツインだった。

ハンドルを握り無意識にクラッチを握ろうとしたら、「あれ?レバーがない」、というより遠くにレバーがある
これがDCTというバイク版オートマなのか。

高校生のころ近所のお兄さんがオートマの「ホンダエアラ」に乗っていて、何度か運転させてもらった。
アチェンジしないで加速していく不思議な感覚が、とても新鮮だった。

むかしアフリカツインの後継車という触れ込みでバラデロが発売されたときは、本当にガッカリしたし、数年前に発売されたスーパーテネレの復刻版も、オフ車というには程遠い、グランドツアラーだった。

なので去年このアフリカツインが発表されてからも、
「どうせまた{オフ車モドキ}だろう」
とタカをくくっていたのだが.........

ほんの軽い気持ちで来たけど、いや~見るんじゃなかった。
こんなによく作り込まれていたら、欲しくなっちまうじゃないか。

ちょうど今朝、GSで出かけようと思ったら、先月フラットが閉店する前に充電してもらったのに、もうバッテリーがあがっていて、本当にガッカリした。

89年式なのでもう27年目、
そろそろ旧車の部類かもしれないが、こういうバイクは週末のツーリング程度で乗ってやるのが一番いい。

私のように都内のアシとして毎日ガシガシ乗る人間は、ライトも常時点灯なので、こまめに充電しないと数日でバッテリーがカラになるらしい。。
なので一日乗ったあとは充電器でチャージしていたのだが、毎朝、
「ちゃんとかかるかな??」
なんてドキドキしながらエンジンをかけるのは、本当に心臓に悪いしストレスがたまる。

DCT付きで約150万円は1200GSの250万に比べたら、格安だろう。
100万円以上するバイクが格安なんて、30年前は考えられなかったが、今までポルシェやスポーツカーをさんざん乗り継いできて、今は現行GT-Rに乗るセレブなニートのYちゃん曰く、
「5000万のランボルギーニに乗ったけど、こっちのほうが断然性能は上」
というのと同じ。

大柄で高価な1200GSに振り回されて、怖くて林道も走れないのでは、
「アドベンチャー」が聞いてあきれる。

このアフリカ、昔なら悩まず注文しただろうが(MTかDCTかは悩むところだが)、
「これを買って自分は何をしたいのか?」
と冷静になって考えた。

今は娘と一緒にいるほうが、私には貴重な時間。
(そのうち相手にされなくなるのだから、せめて今だけは一緒にいたい)

北海道4デイズくらいはこれで出てみたいが、家族と離れて一週間は長すぎる。
オフロードを走らないのにこれを買う意味が、本当にあるのか
(買ったら間違いなく走りに行っちゃうだろう)。

いちおう妻に話したら
「(GSみたいに)壊れないんなら、買えばいいじゃん」って。

家庭があるサラリーマン諸兄が聞けば、女神さまに見えるかもしれないが、
彼女もしょっちゅうメンテしているGSを、「金食い虫」と思っていたらしい。

誰も反対してくれないが家族を持ったことで、「心のブレーキ」が効いてかろうじて踏みとどまっている。

なにより自宅にガレージが無く、GSは屋根はあるが狭い軒先に停めているので、
買うとなると買い増しでなく、GSを出しての「買い替え」になる。

私をGSマニアと誤解している人が多いのには閉口するが、そもそも一部の変態的マニアのように、
「GSに乗らなきゃオトコぢゃない」
なんて脂っこい思い入れは無いが、せっかく元フラットのT君が独立したし、これからは修理代もバカ高いディーラー料金で無くなるなら、乗り続けてもいいかと思っていた。

世界で何台オーダーがあるのか知らないが、国内でも300台は予約が入っているらしいので、春から街のあちこちで見かけるようになるのだろう。

思いつきで買って後悔したり、乗りこなせず手放す人もいるだろうから、ダート未走行で程度のいいタマが出るのを待とうかな(初期ロットは不具合も多いし)。

ショールームでアフリカツインをまじまじと見ていた青年がいた。
180cm以上のがっしりした体型で、バイク置き場に停まっていた泥まみれのCRF250は、彼のバイクだった。
話すと大型バイク用品店で働いていて、偶然バイクで通りかかったらアフリカが見えたので、立ち寄ったとのこと。
「こんな大きいので林道は走れません」
とおっしゃるが、アフリカのコードネームはCRF1000、
たぶんそのCRF250からなら、何の違和感もなく乗りこなせると思うのだが。
経済的な問題はあるだろうが、私がこの体型なら間違いなく、借金してでも買うだろう(今から毎日牛乳飲んで背が伸びるなら、毎日何リッターでも飲む)。

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ここは都会の真ん中なので路駐は覚悟していたが、警備員さんに聞くと
「奥に停められますよ」と親切に教えていただいた。

ショールームの警備員さんといい、いつからホンダはこんなに優しくなったんだ。

いつまで展示されているかわからないが、パニアやウェア合わせて300万以上するガイシャを買うよりも、高いジャパンクオリティのマシンがあることを、たくさんの人に知ってほしい。

とりあえず予約はしないが、試乗できるなら一度は乗ってみたい。
津田山のA師匠がさっそく注文したらしいので、ダートで前転して壊す前に、壊さないので一度乗せてください。