書店では売られておらず、年間定期購読のみの販売なので、知らない人のほうが多いだろう。
なんていうと難しそうだが、慣れないとたしかにむずかしい。
アイドルのグラビアもないしマンガも無い。
自称コラムニストというヤカラの、中身のないコラムも無い。
ちょっと見方を変えると右寄りなこの本を、なにがきっかけか忘れたが、10年近く定期購読していた。
編集部の方とも仲良くなり、
「すごい日本人がいるので、ぜひ取材して欲しい」
とスガワラじ~じを推薦し続けていた。
現代のベートーベン」ともてはやされた、「サムラゴウチ某」なんてペテン師は取材されるのに、いつまでたってもじ~じの記事は載らず.....
いいかげんアタマに来て購読を辞めてしまったのが、2年ほど前。
「sinaさんおひさしぶりです。実は1月号でスガワラさんの記事が出ます」
私がリクエストしていたことを、ずっと覚えていてくれたBさん。
「私の力不足でなかなかお応えできず、すみませんでした」
とも。
あとでじ~じにメールすると、一週間ほどして自宅ポストに「致知」が入っていた。
ゴディバ社長のシュシャン氏が表紙を飾り、彼とじ~じの対談だった。
じ~じがよく言う
「パリダカは人生の学校」
というたとえが、ここでも紹介されている。
必死におカネを稼いで仕事を辞めてまでして、1度だけパリダカに出た人は多い。
私などは実際にパリダカを見に行って、「自分には無理」とあきらめたクチなので、偉そうなことは言えないが、30年以上連続出場するというのは、ハンパなことでは達成できないことを、致知読者の30万人が知ってくれて、そこから講演会や支援の輪が広がってくれることを、願ってやまない。
41歳で入学して35年、75歳になってもまだ卒業できない、折り紙つきの「劣等生」かもしれないが、こんなすごい人がそばにいたから、私も無謀な挑戦が出来たと思う。
本当に砂漠で死ねたら本望なんだろうナ、このおじいちゃんは。
(でも生きて帰ってきてネ)。