R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

青雲の志

書店では売られておらず、年間定期購読のみの販売なので、知らない人のほうが多いだろう。
人間学を学ぶ月刊誌」とうたう通り、論語孔子孟子日本書紀や幕末の志士たちなど、いにしえの教えをもとに現代人が、今をどう生きるかを説いている
なんていうと難しそうだが、慣れないとたしかにむずかしい。

アイドルのグラビアもないしマンガも無い。
自称コラムニストというヤカラの、中身のないコラムも無い。
ちょっと見方を変えると右寄りなこの本を、なにがきっかけか忘れたが、10年近く定期購読していた。

編集部の方とも仲良くなり、
「すごい日本人がいるので、ぜひ取材して欲しい」
とスガワラじ~じを推薦し続けていた。
現代のベートーベン」ともてはやされた、「サムラゴウチ某」なんてペテン師は取材されるのに、いつまでたってもじ~じの記事は載らず.....

いいかげんアタマに来て購読を辞めてしまったのが、2年ほど前。

と、先週うめさんとアドベンチャーの引き取りに、電車で埼玉の原サイクルに向かう途中致知出版のBさんから電話をもらった。

「sinaさんおひさしぶりです。実は1月号でスガワラさんの記事が出ます」
私がリクエストしていたことを、ずっと覚えていてくれたBさん。
「私の力不足でなかなかお応えできず、すみませんでした」
とも。
あとでじ~じにメールすると、一週間ほどして自宅ポストに「致知」が入っていた。

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ゴディバ社長のシュシャン氏が表紙を飾り、彼とじ~じの対談だった。

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フランス人でありながら弓道に魅せられ、その精神をビジネスにも応用し、ゴディバの売り上げを飛躍的に伸ばした人として、テレビやメディアに取り上げられたのを、見たり読んだ人も多いのではないか。


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じ~じがよく言う
パリダカは人生の学校」
というたとえが、ここでも紹介されている。
必死におカネを稼いで仕事を辞めてまでして、1度だけパリダカに出た人は多い。
私などは実際にパリダカを見に行って、「自分には無理」とあきらめたクチなので、偉そうなことは言えないが、30年以上連続出場するというのは、ハンパなことでは達成できないことを、致知読者の30万人が知ってくれて、そこから講演会や支援の輪が広がってくれることを、願ってやまない。

41歳で入学して35年、75歳になってもまだ卒業できない、折り紙つきの「劣等生」かもしれないが、こんなすごい人がそばにいたから、私も無謀な挑戦が出来たと思う。
本当に砂漠で死ねたら本望なんだろうナ、このおじいちゃんは。
(でも生きて帰ってきてネ)。