コロナで自宅待機中なので、ブログ連投
少し前にスガワラじ~じのJRMから封筒が届いた
協賛各社へのアフリカエコレースのお礼と報告だった
下の写真、右はご存じビッグタンクマガジン、
今回はハルキ編集長がプレスで同行、内容の濃いレポートを書いていた。
左はカーグラフィックの別冊「CGクラシック」
「なんで旧車の雑誌にラリーの記事が?」
と思ったが
後日、コロナで休校中の娘を連れて、歯医者さんに行った帰り道、
JRMを訪ねたらじ~じとテルちゃんがいて、
「カーグラにラリー好きな人がいるんだよ」
と教えてくれた。
CGクラシックの編集長は、そのむかし「tipo」ってクルマ雑誌で、ポルシェなんかの記事をよく書いてた、吉田匠氏だった。
フェラーリの福野礼一郎氏と並んで、メーカーにこびない文章がわりと好きだった。
先日行った東北ドライブの道すがら、高速を走る車のメーカーを娘に教えていた。
トラックの「H」のマークを見たとき
「あっ!スガワラのじ~じのクルマだ!」
って。
いただいた日野のスタッフTシャツや、イベントで毎回レンジャーを見ているので、覚えていたらしい。
「78歳の少年」
ハルキさん、うまいこというなぁ
きっとハルキさん自身、いつかこのラリーに出たいんだろうなぁというのが、文面からひしひしと伝わってくるので、興味のある人はぜひ買って読んでください。
中身が無いわりに広告だらけのバイク雑誌より、よほど中身が濃いと思う。
真ん中のライダーは事故で下半身不随の人。
サポートライダーとして仲間が2台、バイクで伴走して倒れては起こすを繰り返し、見事完走してしまった。
こう書くとただただ「すげー」と思うだけだが、実際ラリーに行ってみれば、健常者でも完走するのはむずかしい。
事実、日本人参加者も完走できたのはスガワラ&ハムラ組だけ、2輪は全員リタイアだった。
ファラオやモンゴルは一週間程度のショートラリーなので、私のようなドシロートでもマグレで完走できたが、ダカールやエコレースのように2週間以上の長丁場では、「マグレ」なんて絶対にあり得ない、シビアな世界なのだ。
そしてこんなリポートも。
その日のSSタイムや燃費、空気圧が細かく書かれている。
こんなものもらっても私にはチンプンカンプンだが、これが「ラリースト スガワラ」の真骨頂。
ラリーが終わって帰国したと思ったら、すぐフランスに飛び、実戦で得たデータをもとに、「来年の」ラリーに向けた準備を始めている。
じ~じの口ぐせは
「ラリーは準備が90%、走るのは10%」
今回はエコレースもバギーも初挑戦だったので、もはや自分の手足のようなレンジャーとは、まるで勝手が違う。
完全なプライベーターなのでスタッフもほとんどおらず、マシンもフランスのショップに任せるしかなかったが、同クラスのほかのバギーといえば、
「ノンターボはオレくらいで、あとの選手はみんなターボつけてたよ」
とか。
NAとターボ車のパワーは「倍以上」違うそうで(!?)、
「直線でも砂丘でもとにかくパワーが足りなくて困ったよ」
って。
任せたショップがラリーに不慣れだったらしく、来年はラリーに熟知しているフランスの別のプロショップで、ターボをつけて臨むらしい。
とはいえそんな不利な状況でも完走させてしまうのが、「パリダカの鉄人」たる由縁。
そして別の日に宅急便が届いた
これも毎年、協賛してくれたスポンサーや関係者に送られる、炉端焼きセット。
じ~じの出身地の小樽の水産業者さんから直送される。
私なんて「スズメのナミダ」程度の協賛しかしていないが、どんな小さな協賛にもしっかりこたえてくれる。
こんなところが40年以上にわたって、ラリーを続けてこられた理由だろう。
実力はあるのにプロとしてラリーを続けられない人が多いが、「ラリーは準備が90%」のなかには、地道なスポンサー回りも含まれる。
世間ではラリーというと
「あー、シノヅカさんが出てたアレでしょ」
程度の認知度しかない。
ヨーロッパでも「モータースポーツは貴族のスポーツ」と言われるが、とにかくおカネのかかるモータースポーツは、裕福な家庭の子供しかできないのも現実。
世界で一番、二輪四輪メーカーが多い国なのに、フランスやベルギーのように「ラリースト=英雄」という風土と文化は、100年経っても根付かない「不思議な国ニッポン」。
そんななか何百部も企画書を作って、来る日も来る日も門前払いされながら、スポンサー探しをするのは、砂漠でラリーするよりはるかに大変な仕事だろう。
下の写真はじ~じのバギーが砂漠でガス欠したとき、右側の金髪女性のカミオンに、ビバークまでロープでけん引してもらったあと、お礼にと「エキップスガワラ」の帽子とTシャツを届けたときの1枚。
左の男性もドライバーで、もちろん「世界のスガワラ」のことは知っている。
彼らにとってもアフリカで、「パリダカの鉄人」スガワラをけん引できたのは、この上ない喜びだったはず。
異様に綺麗なこの女性
じつは元「ミス・ポーランド」
ZAWADZKA MARCELINA マルセリーナでいいのかな?
現在31歳、タレントとファッションモデルで有名人らしい。
「Mlekovita DUUST」というチームで、「Mlekovita」は牛乳メーカー。
F1で「鉄人リカルド・パトレーゼ」のスポンサー、「parmalat」みたいなものかな。
「DUUST」は下着メーカーで、ここがスポンサーになって、ダカールやエコレースに参戦しているらしい。
こんな写真も
あたま ちっちゃ!
モータースポーツが好きで身長180cmのナイスバディというから、実写版「峰不二子」にぴったりかも💛
そういえば2007年のファラオにも、メルセデスのウニモグで走っていた、超美人の女の子いたな~、なんてじ~じに言ったら
「そうだよ、あのときの彼女だよ」
って??!
検索するといろいろ出てくるけど
「お前は芸能レポーターか?!」
って突っ込まれそうなので、このくらいに(^-^;
でも来年もアフリカ、来るんだろうナ~(行きたいな~💛)
それにしてもさっきのじ~じが、両脇を抱きかかえられてる写真、
この写真とダブってしまって、しかたないんですケド(^-^;