R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

備えあれば...

 
 
 
先週のこと、元津田山ブラザースSさんから
「アドベ用のツアラテックパーツ、要るなら譲るよ」
とメールが。

8月は娘と遊びすぎたので、9月の仕事がない......

「すぐ行きます」と電話して川崎の自宅にお邪魔した。

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BMW用のトルクスレンチも持っていない私。
アフリカツイン時代から作業はいつもSさんにやってもらっていたが、なにせ暑がりのSさん
「午前中なら日陰で作業ができるんだよね」
とのことで首都高から東名に乗って急いで行ったが、11時ではもう日当たりサンサンだった.....(スミマセン)

取り付けたパーツはエンジンガードとフレームをつなぐ「バー」

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取り付け前
 
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取り付け後

これがあると無いとでは、転倒したときシリンダーへのダメージに、天と地ほどの差がある。
Sさんが代理店をやっている「Machinart」の「X-Head」は、転倒でヘッドが割れるのを防ぐパーツだが、それでも激しいクラッシュだとエンジンガードが変形して、ヘッドを押しつぶしてしまう。

私も立ちゴケしたときガードがほんのちょっと内側に入っていて、このバーを付けるのにSさんが苦労していた。

GSの純正ガードはツアラテック製らしいので、これも標準装備にすればいいと思うのだが、そうではないらしい。
アドベを買ってすぐ当時の「ツラーテックジャパン」にオーダーしようと思ったが、
カタログ落ちしていたような。

「オーダーしても最低半年は待たされる」
悪名高いツラーテックジャパンが代理店を辞めるというウワサもあったので、
オーダーを躊躇していた。

最近「大型セロー」G650カントリーを入手して、「もうアドベでダートは走らない」宣言をしたSさんなので、今回パーツを譲ってもらうことになった次第。

わたしも先日のGSキャンプミーティングで、アドベで初ダートを走ったとき、
こんな重たいバイクで走るウデも自信もないことを、思い知らされた。

あいかわらずヒジは痛いが、もし完治したらこのバーを付けたアドベに、アナーキーワイルドを履かせて、キャンプ道具を積んで林道ツーリングしてみたいというのが、今の私の密かな野望なのだ。

ツラーテックも「ツアラテックジャパン」として再スタートしたらしい。
先日のGSキャンプで代表の水谷さんをお見かけしたが、第一印象は
「胸板が厚い人」
だった。
身長は私とさほど変わらない170cmくらいだが、胸板の厚さがハンパない。

海外のエキスパートライダーもみんな厚い胸板と、「せむし男」のように異様に盛り上がった背筋を持っているが、これくらいの筋肉が無いと暴れるマシンを押さえつけることは出来ないのだろう(小さな巨人ガストンも厚かった)。
水谷さんのライディングを見なくても、そのスキルが分かる気がした。
 
こわいもの見たさでショールームも覗いてみたいが、物欲おやぢに火が付くのがコワイ.......。


もうひとつ、Sさんから譲ってもらったもの
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使っていたテントが雨漏りしたので、次に何を買うかSさんに相談したところ
「買ったけど一度も使ってないから、譲るよ」って。
 
むかしからバイクにもギアにも、独自のこだわりを持っていたSさん。
彼が選んだものなら見なくてもいいので、補強バーと一緒に購入させていただいた。
 
 
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やっぱり新しいポールはいい。
使いこんでゆがんだポールと違い、「スルスル、カチンカチン」と小気味いいほど簡単につなげられる。

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両面が開閉できるので出入りしやすそう

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この2本のポールが広い天井を作ってくれる。

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フライシートをかぶせて完成。
「THE NORTH FACE」のネームは側面にくるようだ。
パタゴニアが今のようにメジャーになる前、ノースフェイスはアウトドア小僧のあこがれのブランドだった。
私もバイクに乗るときはバイク用ウェアは着ないで、ノースフェイスの登山用ゴアジャケットを着ていた。

そしていつものように機能チェック

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合格らしい。

下が以前使っていた「ダンロップVL3」
上がノースフェイス
ほとんど同じサイズ。
ポールをもう5cm短くしてくれれば、アドベのサイドパニアケースにすっぽり入るのだが、そのぶん折りたたむポールが増えてしまうので仕方ない。

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はやくキャンプしたくてウズウズしてくる。
とりあえずセローに積んで、むかし初めて一人で林道ツーリングしたときのように、奥多摩か丹沢あたりでゲリラキャンプして来ようかナ(Sさん行きましょう❤)