R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

名車

東京マラソンで感動したことをもう一つ。
ゴール後に「久光製薬」の社員の方たちが、ランナー全員に「エアサロンパス」を無料で配っていた。
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昔、ホノルルマラソンのスタート前にも、久光製薬の会長さんが、秘書らしき男性二人が背負った大きなバッグから、ランナー一人一人にサロンパス(当時は貼るタイプ)を配っていた。
http://runnet.jp/award/detail.php?_num=9
(中富会長は最高齢ランナーとして表彰されています)

毎年配っていたので大したもんだなぁと感心したが、20年以上経った今も、企業がその精神を受け継いでいたことに感銘を受けた。

今日、菅原爺と電話で話した。
「そろそろ大型バイクも扱いづらくなったし、台数も増えてしまったので整理しようと思う」とのこと。
パリダカに出場する往年の名ドライバーはオフロードバイク乗りも多いが、60歳以上のライダーが事故によるケガで、今年のダカールに参加できなかった知り合いが数人いたそうで、自分も競技を続けるなら負担の軽いバイクにしようと思われたらしい。

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このポスターは1983年の第5回パリダカで、BMWで優勝したユベール・オリオールを記念して、パリじゅうに貼られたものを、爺が保管していた。
私が事務所を移転した際に、コピーしてお祝いにいただいたが、まんなかのサインは2002年にオリオール氏が、オーガナイザーとして来日した際に書いてもらったもの。
私も98年のダカールにプレスで参加したときは、オリオール氏に本当にお世話になった。

このGSは爺がヤフオクで落札したときはパリダカだったが、大柄なタンクとカウルは大げさだったので、マックスフリッツSさんが持っていた、ノーマルタンク&カウルと交換してもらった。

外装もかなり「ヤレて」いたのでエンジンを降ろし、フレームをブルーに、タンクや外装も塗装し直し、エンジンはフラットで整備して、サンドブラスト仕上げまでした上に、軽量化のためチタンボルトに交換している。
ゼッケン100はこのオリオールのマシンをオマージュした。

T63を履いたスペアホイールもセットであり、オンオフ、目的によって履きかえることも可能。
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BMWバイクスの表紙にもなったので、バックナンバーでご覧あれ。
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ガストンとも親友だった爺がBMWを持つのは、ごく自然な流れ。
なのでこのバイクへの思い入れはことさら深く、大事に乗ってくれる人がいたらお譲りしたいとのこと。
急いでいるわけではなく、ヤフオクに出す気もないので、興味のある人はご検討を。