今日は菅原爺のGSが新しい飼い主に引き渡される日。
あいにくの梅雨空だが、今日は持ちそうだ。
なんてったって私も爺も「晴れオトコ」♪
アフリカでもエジプトでも、一度も雨に降られたことはない
(ってここ1000年くらい降ってないらしいけど)。
爺は昨日から御殿場の別宅に孫たちと出かけ、毎年行われているイベント「トライアルごっこ」に、先生として参加されたらしい。
Tシャツの胸に自分の名前を書いたステッカーを貼っていたので、とうとう徘徊老人の仲間入りかと思ったら、ちゃんと「先生」と書いてあった。
きっと20年後も米寿のお祝いをダカールで祝っているはずだから、「まだまだ若い者には負けないよん」と、うそぶいている。
爺エスの嫁ぎ先は群馬の親方さん。遠いところご苦労さまです。
ドカにグッチと手のかかるムスメたちの養父だが、またここで清水の舞台から飛び降りてしまった、勇気あるご仁。
でも爺エスはカノジョたちほど手がかからないはずだから(たぶん)、ご安心を。
私の周りの人はすでにGSを持っている人ばかりだったので、フラットさんに展示販売してもらおうと持って行ったが、親方さんから「100Sを売ってでも買います」と連絡があったので、速攻で引き上げて爺のガレージに保管していた。
親方さんも100Sを里子に出してまで欲しかった爺エスだから、興味本位で買いたい人より思い入れも強く、大事にされることだろう。
なにより職人気質は爺と相通じるものがあり、収まるべきところに収まったのではと思う。
引き継ぎにあたり、説明をする爺と、神妙な面持ちで聞く親方。どっちもカタギに見えないのはナゼ?
新品のブロックタイヤを履いた前後スペアホイールを始め、パーツもどっさりお土産にもらったので、あと20年は大丈夫では??
こんなサインまでしてもらって(ダライ・ラマと読む)
「形見分け」?
このあと爺の家でママからお茶をごちそうになりながら、今年のダカールのDVDを見せられたりして、だいぶ「感化」されていた親方さん、
来年あたり「冒険のトビラ」、開けちゃったりして♪
そのときは謹んで背中を押させていただきます。