R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

将来が心配

先日のペダルの代替え品が届いた。

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左がスピンドル(軸)が動かないスーパーブルーニモデル。

右が代替え品のブラック

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地味だけど走り出しちゃえば気にならない。

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そして日曜はまたオザトレへ

朝4時半に起きて持参するコーヒーを淹れて

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5時半に出発。

もうこんなに明るい。

今日は28度の予報だけど涼しくて、高速ではパーカを着ててもちょっと肌寒い。

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そして7時前に無事オザワ邸に到着、オダジマさんといつものお寺の駐車場で合流。

20分ほど自走して第一休憩ポイント到着。

いつものように公道を占拠して寝そべる人たち

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私は朝作ったおにぎりで朝食

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さらに30分漕ぎ上げて、1本目のルートはオダジマさんが整備してくれた「Sトレイル」

オフ車が激坂登りのアタックを繰り返して、すっかり掘れてしまっている。

枯れ枝や倒木だらけだったのを、昨日オダジマさんがひとりで片づけたそう。

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こ、こ、ここ下るの??

奈落の底へ落ちていくような.....

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太いタイヤのオフ車ならなんてことない溝も、細いタイヤのMTBは走りづらいし、ペダルがひっかかったら進まないⅤ字の谷。

むかし「いわきツーリング」のパンチリエゾンにあった、水平対向エンジンのGSだと左右のシリンダーが当たって登れない、「GS殺しの谷」を思い出す。

溝のなかは岩がゴロゴロで、気を抜くとハンドルを取られて前転しそうになる。

なのでできるだけ左右の「へり」を走るが、バランス感覚が鈍い私はズルズル滑って、すぐ溝に落ちてしまう。

Ⅴ字の谷が終わると岩がゴロゴロしたガレ場と、木の根っこ地獄が待っていた。

そんな難所もニューウェポンのコナ吉くんは、乗り手に関係なく車体をグイグイ、前に前にと運んでいく(乗り手は置いて行かれる)。

以前ならブレーキで減速した木の根や岩のドロップオフも、太いタイヤと長いサス、よくしなるカーボンフレームで、そのまま飛んだほうがラクに走れることが、すこしづつ分かってきた。

とはいえ悲しいかなマシンの性能に、乗り手の技量が追い付いていないので、調子に乗ると飛んだあとが大変。

せまいルートを右に行くか左に抜けるか?

一瞬の判断ミスで木の根や岩にひっかかり、2度ほどコースアウトしてヤブに突っ込んだ。

エグい区間をなんとか抜けて大岩で休憩。

ここを「笑いながら」走れたら、レベルアップ間違いなしだろう。

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ここには有名な湧き水もあるが、子供のころ見た「ウルトラQ」で、山で迷った男が沢の水を飲んで、巨人になったのがいまもトラウマに。

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とりあえず飲んでも大丈夫そうなので、次回はこの水でコーヒーでも淹れてみようか。

 

そしてSトレイルからもう一度漕ぎ上げて、いつもの第2休憩ポイントに到着。

ガレ場の下りはバランスとりまくりで、かなりの全身運動になる。

ずーっと中腰のスタンディングなので、ただ下るだけなのにヒザがガクガク、太ももパンパン

そこからまた30分ほど漕ぎ上げるので、疲労感も倍以上に感じるけど、これもいいトレーニングとポジティブに考える。

この日もロードの自転車乗りがたくさん峠を登って行ったが、登りも軽いコナ吉は、遅いローディなら余裕で追いかけられる(注;自転車の性能がいいのであって、脚力がついたのでは決してない)

当然グループでも速い人は速く、遅い人は取り残されていく。

途中で休憩していた、どう見ても私より若いおじさんが

「若いモンにはかなわないよ」

なんて言ってるのを聞くたびに、情けなくなるやら、腹が立つやら。

「オレも若いころは〇〇だった」

なんて自分への言い訳ばかり考えず、ガシガシ鍛えて

「ジジイのくせにすごい!」

といわれるほうが、はるかにカッコいいのに。

さいわい私のまわりには、スガワラ爺をはじめ「ジジイの星」がたくさんいるので、今年60歳と言われても、

「だからどうした」

と思ってしまうけど。

(あっ、今日5月31日はじ~じ80歳のバースデー!、おめでとうございます~💛)

 

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ゴリラでツーリングに来て、コーヒー淹れてる人とか

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アマチュア無線やってるおじいさんとか

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どこでも寝てしまう人も(^-^;

 

ここからはいつものルートをまた漕ぎ上げ。

速いローディー軍団に挑むも撃沈(*_*)

いままではトレーニングだと思って、平日も都内を自転車で走っていたが、クルマやバイクで大通りを走っていて、流れが悪いところはだいたい路肩を自転車が走っている。

「トロトロ走りやがって!」

「邪魔くせー!!」

なんて追い抜けずにイライラしているドライバーたちから、見えない呪詛の声が聞こえてくる(気がする)ので、できるだけ自転車は乗らず歩くようにしているが、そろそろジョギングでも再開しようか。

そしていつものオザトレルートを下って、これもいつもの休憩ポイントで小休止

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さっきのSトレイルがハードすぎたせいか、コナ吉がたのしすぎるのか、いつものオザトレがラクに感じて、みんなやたらペースが速い。

ふだんはブレーキングするガレ場もノーブレーキで突っ込んで、あやうく「飛びそうに」なったり....(*_*)

クルマでなくGSで来ているので、万が一ケガすると帰りが大変。

なので無理は禁物なのに、とにかく前に進もうとするコナ吉に背中を押され、ついハイペースに(ウデが無いんだから本当に気を付けないと)

 

歳のことは言いたくないけど、間違いなく目は見えなくなっているし、反射神経も鈍くなっているのは間違いない。

なのでどうしても

「あと何年たのしめるか?」

「走れるうちに走らないと」

と、つい無理してしまう。

 

そして無事下山し、これもいつもの光景

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その場でもぎたての夏ミカンをいただく。

大汗かいたカラダにビタミンⅭが沁みわたる~

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帰りは交換してもらったペダルをお店に届けて

今までのペダルよりほんの少し幅広になったので、グリップ感が増したこともペースが上がった要因かも?

もとはピザ屋さんだったそうで、自転車屋さんとは思えない外観と内装。

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ここはサイクリストのメッカなので、この日もたくさんのローディが走っていた。

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帰りのSAでコーヒー休憩。

この時点でまだ12時半。

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緊急事態宣言中だけど、SAは大混雑

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帰宅してシャワーを浴びて、洗濯しながらお昼ごはんを食べて、夏ミカンをむく。

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朝は早いけど半日遊べて、往復の高速代が2000円+ガソリン代が1000円は、ほんとうにコスパがいい。

オフ車が荒らしまくってハイカーや林業関係者から、町役場に苦情が来ているらしい。

 

私もむかしは「そっち側」だったので、エラそうなことは言えないし、どんどん走れる場所が減っているバイク乗りの気持ちも分かるが、荒らすだけで整備しないオフローダーやジムニー乗りは、反省しないなら淘汰されても仕方ないだろう。

イカーは高齢者が多いので、オフ車もマウンテンバイクも見分けがつかないらしいので、バイクもMTBもまとめて「走行禁止」に、ならないことを祈るしかない。