先日のペダルの代替え品が届いた。
右が代替え品のブラック
地味だけど走り出しちゃえば気にならない。
そして日曜はまたオザトレへ
朝4時半に起きて持参するコーヒーを淹れて
5時半に出発。
もうこんなに明るい。
今日は28度の予報だけど涼しくて、高速ではパーカを着ててもちょっと肌寒い。
そして7時前に無事オザワ邸に到着、オダジマさんといつものお寺の駐車場で合流。
20分ほど自走して第一休憩ポイント到着。
いつものように公道を占拠して寝そべる人たち
私は朝作ったおにぎりで朝食
さらに30分漕ぎ上げて、1本目のルートはオダジマさんが整備してくれた「Sトレイル」
オフ車が激坂登りのアタックを繰り返して、すっかり掘れてしまっている。
枯れ枝や倒木だらけだったのを、昨日オダジマさんがひとりで片づけたそう。
こ、こ、ここ下るの??
奈落の底へ落ちていくような.....
太いタイヤのオフ車ならなんてことない溝も、細いタイヤのMTBは走りづらいし、ペダルがひっかかったら進まないⅤ字の谷。
むかし「いわきツーリング」のパンチリエゾンにあった、水平対向エンジンのGSだと左右のシリンダーが当たって登れない、「GS殺しの谷」を思い出す。
溝のなかは岩がゴロゴロで、気を抜くとハンドルを取られて前転しそうになる。
なのでできるだけ左右の「へり」を走るが、バランス感覚が鈍い私はズルズル滑って、すぐ溝に落ちてしまう。
Ⅴ字の谷が終わると岩がゴロゴロしたガレ場と、木の根っこ地獄が待っていた。
そんな難所もニューウェポンのコナ吉くんは、乗り手に関係なく車体をグイグイ、前に前にと運んでいく(乗り手は置いて行かれる)。
以前ならブレーキで減速した木の根や岩のドロップオフも、太いタイヤと長いサス、よくしなるカーボンフレームで、そのまま飛んだほうがラクに走れることが、すこしづつ分かってきた。
とはいえ悲しいかなマシンの性能に、乗り手の技量が追い付いていないので、調子に乗ると飛んだあとが大変。
せまいルートを右に行くか左に抜けるか?
一瞬の判断ミスで木の根や岩にひっかかり、2度ほどコースアウトしてヤブに突っ込んだ。
エグい区間をなんとか抜けて大岩で休憩。
ここを「笑いながら」走れたら、レベルアップ間違いなしだろう。
ここには有名な湧き水もあるが、子供のころ見た「ウルトラQ」で、山で迷った男が沢の水を飲んで、巨人になったのがいまもトラウマに。
とりあえず飲んでも大丈夫そうなので、次回はこの水でコーヒーでも淹れてみようか。
そしてSトレイルからもう一度漕ぎ上げて、いつもの第2休憩ポイントに到着。
ガレ場の下りはバランスとりまくりで、かなりの全身運動になる。
ずーっと中腰のスタンディングなので、ただ下るだけなのにヒザがガクガク、太ももパンパン
そこからまた30分ほど漕ぎ上げるので、疲労感も倍以上に感じるけど、これもいいトレーニングとポジティブに考える。
この日もロードの自転車乗りがたくさん峠を登って行ったが、登りも軽いコナ吉は、遅いローディなら余裕で追いかけられる(注;自転車の性能がいいのであって、脚力がついたのでは決してない)
当然グループでも速い人は速く、遅い人は取り残されていく。
途中で休憩していた、どう見ても私より若いおじさんが
「若いモンにはかなわないよ」
なんて言ってるのを聞くたびに、情けなくなるやら、腹が立つやら。
「オレも若いころは〇〇だった」
なんて自分への言い訳ばかり考えず、ガシガシ鍛えて
「ジジイのくせにすごい!」
といわれるほうが、はるかにカッコいいのに。
さいわい私のまわりには、スガワラ爺をはじめ「ジジイの星」がたくさんいるので、今年60歳と言われても、
「だからどうした」
と思ってしまうけど。
(あっ、今日5月31日はじ~じ80歳のバースデー!、おめでとうございます~💛)
ゴリラでツーリングに来て、コーヒー淹れてる人とか
アマチュア無線やってるおじいさんとか
どこでも寝てしまう人も(^-^;
ここからはいつものルートをまた漕ぎ上げ。
速いローディー軍団に挑むも撃沈(*_*)
いままではトレーニングだと思って、平日も都内を自転車で走っていたが、クルマやバイクで大通りを走っていて、流れが悪いところはだいたい路肩を自転車が走っている。
「トロトロ走りやがって!」
「邪魔くせー!!」
なんて追い抜けずにイライラしているドライバーたちから、見えない呪詛の声が聞こえてくる(気がする)ので、できるだけ自転車は乗らず歩くようにしているが、そろそろジョギングでも再開しようか。
そしていつものオザトレルートを下って、これもいつもの休憩ポイントで小休止
さっきのSトレイルがハードすぎたせいか、コナ吉がたのしすぎるのか、いつものオザトレがラクに感じて、みんなやたらペースが速い。
ふだんはブレーキングするガレ場もノーブレーキで突っ込んで、あやうく「飛びそうに」なったり....(*_*)
クルマでなくGSで来ているので、万が一ケガすると帰りが大変。
なので無理は禁物なのに、とにかく前に進もうとするコナ吉に背中を押され、ついハイペースに(ウデが無いんだから本当に気を付けないと)
歳のことは言いたくないけど、間違いなく目は見えなくなっているし、反射神経も鈍くなっているのは間違いない。
なのでどうしても
「あと何年たのしめるか?」
「走れるうちに走らないと」
と、つい無理してしまう。
そして無事下山し、これもいつもの光景
その場でもぎたての夏ミカンをいただく。
大汗かいたカラダにビタミンⅭが沁みわたる~
帰りは交換してもらったペダルをお店に届けて
今までのペダルよりほんの少し幅広になったので、グリップ感が増したこともペースが上がった要因かも?
もとはピザ屋さんだったそうで、自転車屋さんとは思えない外観と内装。
ここはサイクリストのメッカなので、この日もたくさんのローディが走っていた。
帰りのSAでコーヒー休憩。
この時点でまだ12時半。
緊急事態宣言中だけど、SAは大混雑
帰宅してシャワーを浴びて、洗濯しながらお昼ごはんを食べて、夏ミカンをむく。
朝は早いけど半日遊べて、往復の高速代が2000円+ガソリン代が1000円は、ほんとうにコスパがいい。
オフ車が荒らしまくってハイカーや林業関係者から、町役場に苦情が来ているらしい。
私もむかしは「そっち側」だったので、エラそうなことは言えないし、どんどん走れる場所が減っているバイク乗りの気持ちも分かるが、荒らすだけで整備しないオフローダーやジムニー乗りは、反省しないなら淘汰されても仕方ないだろう。
ハイカーは高齢者が多いので、オフ車もマウンテンバイクも見分けがつかないらしいので、バイクもMTBもまとめて「走行禁止」に、ならないことを祈るしかない。