前回の事故で改めてドラレコの必要性を痛感。
万が一、自分が死んでしまったら、いくら相手が悪くても「死人に口なし」。
今回は相手のクルマにもドラレコがあったから良かったが、付けていない人は多いし、そんな人に限って危ない運転をしているような。
なのでせめて自分だけでも付けておきたい。
前のGSはキジマ製ドラレコだったが、今回はハラさんの勧めでミツバ製。
レコーダー本体はシート下に収納
フロント側のカメラは、前回は目立たないようにとウインカー下に付けたが、事故後の映像を見ると目線が低すぎて見づらかった。
クルマのようにバックミラーあたりがベストだが、バイクは無理。
なので少しでも「上」に付けたくて、工場長にライト上のカウルを丸く加工してもらった。
さすがプロの仕事、違和感がまるでないし、映像はスマホで見られるが、高さもバッチリだった。
リアも前回はウィンカー下で見づらかったので、ナンバーの真下に取り付け。
こちらも高さもちょうどいい。
ダートを走れば飛び石で壊れそうだが、これでダートを走る予定は1ミリも無いので、大丈夫。
2019年の前モデルは、シガーライターにヘラソケットをつないで、USBケーブルから充電したが、2022年モデルはUSBジャックがそのまま使える。
今回は重くて邪魔なエンジンガードを付けなかった(ガードはオプションなので)
ヘッドガードは今回も、Sさんが代理店の「X-HEAD」を付けたので、ぶつけてヘッドカバー割れを防いでくれる(100GSのときは岩にぶつけたり転倒して、ヘッドを何度か割ったので)。
上から見てもそのスマートさが際立っている。
今回の事故で傷ついたヘルメット。
キズはついたが猛スピードでぶつかったわけでもないので、まだ使えるだろうと腹サイクルに持参したら、
「こんなのかぶっちゃダメです。ヘルメットは絶対買い替えて下さい!」
とハラさんからきびしいお言葉をいただいた(そ、そーなのね)。
今回は携行品損害の保険も出るので、ヘルメットも買い替えようと、向かった先は
ライコランドTOKYOBAY東雲(しののめ)
1年ほど前にヘルメットとB-COMを、ここで買ったばかり。
なぜかわからないけどブログの写真が消えている(@_@)
Amazonやネットで買ってもいいけど、やっぱり現物が見たいし、スタッフの対応がとてもよかったので(往復20キロのプチツーリングもしたかった)
平日なのでお店も駐輪場もガラガラ。
ヘルメット売り場のスタッフかと思って、声をかけたらなんと清掃のおじさんだった。
それがこのおじさん、やたらと詳しくておどろいた。
今のヘルメットはSHOEIの「JーCRUSEⅡ」
収納式のバイザーがウリだけど、私は度入りのサングラスをしているので、使ったことが無かった。
今度のGSはホワイトベースなので、ヘルメットも無難なホワイトでいいかな。
ならばバイザーが無いぶん少し安い、「J-FORCE IV」でいいかと思ったが、お店にもメーカーにも希望のサイズは在庫が無く、店頭にあるぶんだけらしい。
おじさん曰く
「国産がウリのアライはコロナで生産が追い付かず、人気モデルは半年待ちもザラです」
とのことで、アライのコーナーは陳列棚がスカスカだった。
SHOEIも注文してもいつ入るか分からないし、そのあいだに在庫も売れてしまうだろう(来月にはほぼ全メーカー値上げらしいし)
なので店頭にあった同じ「JーCRUSEⅡ」のブラックを購入した。
B‐COMを移設してもらい、セットアップもやってもらった。
去年は無料だったフィッティングサービスは、原料高の影響で3300円とか。
前頭部にちょっとすき間があったので、去年はスポンジで埋めてもらったが、有料と聞いたとたんあら不思議、ジャストフィットじゃないですか(@_@)
ホワイトのバイクにどうかな?と思ったが、よく見ればカウルとタンク以外は、フレームもシートもタイヤもエンジンも、ほとんどが真っ黒。
心配するだけ杞憂だった。
今回気になったのがワイヤレスのエアバッグ
ヘルメットの付け替えをしてもらうあいだ、エアバッグを見ていたら、またさっきの掃除のおじさんに会った。
エアバッグについて聞くと、これもやっぱり詳しい。
「ひょっとしてライコランドの社長が、身分を隠して調査してるんじゃ?」
なんて思うほど(「社長さんですか?」って聞いたら「違います」って(*_*))
ヘルメット売り場のスタッフさんに聞いたら
「スタッフじゃないけどなんでも知ってる{知恵袋}みたいな人です」って。
こちらはMOTOーGPでもおなじみの、元祖ダイネーゼ
私もラリーのときプロテクターでお世話になった。
10年前は20万以上したものが10万を切っているが、ネックは一度でも作動したときの交換費用。
毎回36000円+送料はやっぱりハードルが高い。
今使っているヒットエアはワイヤーが面倒だけど、万が一作動してもガスボンベを自分で交換できるし、ボンベも1000円くらいで買えるので、ツーリング先でもスペアボンベがあれば安心。
こちらは後発のアルパインスターズ
オフブーツはずっとアルパインスターだったので、個人的にはこっちのほうが身近に感じる。
来月には体感会もやるらしい。
価格はこちらも税込みで10万を切るが、作動したときの費用はダイネーゼより高い。
おじさんに
「どっちがいいんですか?」
って聞いたら、小声で
「後発のアルパインスターのほうが、プロテクションの範囲が広いです」
って。
帰宅してネットで調べても、「アルパインが今はおススメ」らしい。
当然ダイネーゼも黙ってはいないはず。
次期モデルはさらに高性能で、価格も安くしてくるんだろうナ。
どちらにしてもヒットエアと違い、ジャケットの下に着られて、なにより軽量なのが、ワイヤレスのいいところ。
愛用しているヒットエアが、とてもアナログに感じてしまう。
ライコランドから自宅まで下道で12km、
湾岸道路は一般道なのに、高速と勘違いしたトラックやトレーラーが、ガンガン走っているので恐ろしくて仕方ない。
すり抜けもせずクルマの流れに逆らわず、なんとか無事帰宅してグッタリ
SHOEIはヘッドセットを付けるベースプレートがオプションであり、ベルクロで留められるのでスマートなのがいい。
「J-CRUSEⅡ」には曇り防止の「ピンロック」も、付属でついている
使わないけどあれば便利な、収納式のバイザー
MTB用に買ったSMITHのサングラスが、一番使い勝手がいい。
サングラスレンズが外せるので、暗くなったら取ればいい。
いろいろ傷害保険にも入っているので、万が一の事故のときは、修理代も保険で賄えるはず。
首まわりのプロテクションが無いのが心配なので、もしこれを買ったらネックブレースを付けようかと思ったが、メーカーの説明に
「首周りを固定すると、かえって衝撃が大きい」
とか。
それにMOTOーGPやレースで必要なら、とっくに首周りの保護もやっているはずだろうと、納得。
マフラーや改造パーツに高いカネを使っても命は守れないが、エアバッグなら100倍有効なのは間違いない。
「バイクで死んだらシアワセ」なんて1ミリも思わないし、ケガもしたくない。
最近急にお笑い芸人や芸能人の、「なんちゃってバイク乗り」が増えたが、インフルエンサーの彼らにこそカスタム自慢でなく、エアバッグの必要性を宣伝して欲しいし、装着率が高まれば価格も当然、安くなるはず。
でもカッコばかりの「なんちゃって野郎」ばかりだから、無理な注文なんだろうな。