R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

週5日スキー三昧

本当はデリカの3列目シートを外してもらって納車予定だったのが、シートを外すのは違法改造になるとかで、ディーラーではできず。

車中泊はしなかったのでそのままスキーに行ったけど、先日クルマ屋さんのYさんのお店で外してもらった。

点検や車検の際にワンタッチでシートが取り付けられるよう、脱着キットのボルトをつけて

かなり広大な空間が出来上がった。

今シーズンから履いているノルディカのブーツはワンサイズ小さ目で、厚手のソックスだときつくて足が痛い。

白馬のSコーチに教えてもらった、イタリアのソックスを石井スポーツで購入。

今回使ってみたけど、ひざ下まであって薄いけど寒くないスグレモノ。

バフのネックウォーマーのウールを買ってみたけど、ふだん使っているものより暖かい。

そして地元スキークラブのバスツアーで、志賀高原

夜9時に大井町駅を出発、志賀高原サンバレースキー場のホテル到着が夜中の2時。

部屋に入って仮眠して、朝7時半に朝食

今回が今シーズン初滑りツアーだけど、年末で忙しいのか参加者は20人ちょっと。

私と同室は最高齢86歳のSさん。

昨シーズンはひざが痛くて滑れなかったけど、良い整形外科の先生に出会えて、痛みはなくなったそう。

「もう知り合いがみんな{あっちの世界}へ行っちゃって、残ってるのはオレ一人」って。

上級コースのアイスバーンは苦戦してたけど、まだまだ楽しむよって。

 

野生のサルが激増して、被害が拡大中とか。

本来の目的地は白馬乗鞍スキー場だったけど、雪不足で急きょ志賀高原に変更した。

定宿の熊の湯ホテルが取れず、こちらも定宿のサンバレースキー場びわ池ホテル。

でもサンバレーも雪不足で、バスで熊の湯まで送迎してもらうことに。

62歳の私が「中堅」クラス。

60代から70代がゾロゾロいて、コーチ陣も50~60代がほとんど。

どこのスキークラブも危機感を持っていて、若者や親子連れの誘致に積極的だけど、加熱する外国人に比べて日本人のスキー離れは、かなり深刻。

今回は保育園、小学生の親子連れが数組いたので、コーチはほぼマンツーマンの手厚いレッスン。

そのぶんわれわれ中高年のレッスンは手薄になるけど、区の補助もあって2泊食事付き2万2000円(リフト代除く)は、かなりお得なので文句を言う人はいない。

さすがに熊の湯まであがると雪はあるけど、それでも全面滑走にはなっていない。

楽しいおじさんコーチ陣

土曜はくもり。

さすがに月火水でがっつりレッスンしてきたので、去年は言われてもできない(わからない)荷重のかけ方やターンの仕方が、乾いたスポンジが水を吸うように、ビシビシ響いてくる。

コーチからも「去年と別人だね」って。

テールを滑らせてターンする「昭和の滑り」から、「平成」にはなれたらしい(まだ最新の令和は遠いけど,,,,,,,)

 

お昼はゲレンデから少し離れたいつものレストランで、ピザを食べまくり

コーチたちも生徒もレストランが混まないか心配で、後半はレッスンに身が入らないw

ホテルへの帰りはバスの送迎はないので、熊の湯を3時24分発の、長野電鉄の無料シャトルバスに乗るため、30分前から並んで待ったけど、最後尾の人はギューギュー詰めでやっと乗れた。

 

温泉で今日の汗を流した後、夜は信州牛の煮込みうどん

翌朝は快晴。うれしいけど雪が降らないのも心配。

新潟や日本海側は災害級の大雪なのに、長野県側は雪不足。

今日も熊の湯へ。行きもシャトルバスを待つけど、それほど寒くない。

混んでるように見えるけど、白馬と違ってガイジン率は1%くらい。

ボーダーも少なくてゲレンデもリフトも空いていて、スキーヤーにはありがたいけど、活気は白馬のほうがある。

マナーを守らないガイジンはイヤだけど、もっと外国人を誘致しないと、志賀高原は衰退の一途をたどっているように感じてならない。

先シーズン、競技スキーに誘ってくれたH君に譲ってもらった、スラローム用のノルディカ。

今までの入門用のやすい板と違って倍くらい重いけど、ほんとうに安定感がある。

 

日曜は昼まで滑って、午後2時半にバスで東京に帰るので、4時間券で滑る。

昭和の滑りはウェーデルンが最高にかっこいいので、足を閉じてターンしてしまうが、カービングスキーで足揃えは厳禁。

この日もコーチから「もっとワイドスタンスで」と言われ続け、かなり大げさに「大股びらき」で滑っていた。

本当に最後の一本で、ワイドスタンスで外アシ側の板に思いきり体重を乗せたら、「ギュイイイイイ~ン!!!!」ってトップがたわむ(しなる)のを、初めて体感。

ターンの切り返しのとき、反発力で「スパっと」スキーが走ることも体感できた。

 

コーチや競技の人たちから「板をしならせた反発力で速く滑る」と言われていたけど、そこまで荷重をかけたことがなかったので、本当に大感動。

ターンのたびに何度も体感できて、さらに滑るのが楽しくなった。

クラブ員のなかにはクルマで来ていて、延泊する人もいて、

「もう一泊すれば?」なんて言われたけど、よく考えれば今日はクリスマスイブ。

さすがに帰らないとマズいので、思いきり後ろ髪をひかれながら、ゲレンデを後にした。

そしてまたシャトルバスに乗ってサンバレーに戻り、ダッシュで「レストラングリーン」に駆け込む。

激混みかと覚悟したけど、拍子抜けするほどガラガラ。

雪がないのでキャンセルした人も多いらしい。

とんかつ定食でおなかいっぱい。

ホテルに戻り速攻で荷造りして、最後のお風呂。

自分で運転していたら帰りの高速で眠くなるので、風呂には入らないけど、バスなので気がラク

でもバスの狭い座席では寝られないので、クルマを運転したほうがいいかな。

2時半にサンバレーを出発、高速も空いていて2度休憩しても、7時過ぎに大井町駅に到着。

7時半には帰宅できたけど、渋滞でもっと遅くなると思っていた、奥さんと娘は外食中でだれもおらず......

スキーの上達のカギをつかめたのはうれしいけど、ケーキもチキンもない寂しいクリスマスイブなのでした(T_T)