昨日は横浜マラソンだった。
土曜は大雨だったが、日曜は快晴。
絶好のマラソン日和である。
前回の東京マラソンは大雨で、日比谷では雪が降った。
そういえば１０万円のチャリティ枠が全然埋まっていないらしい。
１０万円で３０００人よりもせめて５万円で５０００人にしたほうが、ハードルが低くてすぐ定員に達すると思うのだが。
チャリティに馴れていない日本人には、なじまない制度だと思うし、１０万円出して雨や雪にふられたのでは、あまりにも悲し過ぎる...............。
今回は妻と娘も応援に来てくれるが、朝８時半までにゼッケンをもらいに、スタートの山下公園に行かなければならないが、そこからスタートの９時４５分まで時間がありすぎる。
晴れていても海に面した公園は寒いので、病み上がりの妻と娘はゴール予定時刻の10時半ごろ来てもらうことにして、私だけ７時半に出かけた。
池上線に乗ったとたんいきなり「中目黒で起きた人身事故で東横線が止まっている」とアナウンスがあった。
いろいろ迂回していく方法を考えながら自由が丘に着くと、運行再開していてひと安心（といっても急行はなく全て各駅停車で時間がかかる）。
一緒に走るＹさんらと氷川丸の前で合流。
昔、知人が働いていたので、バイクで来てはお茶を御馳走になったホテルニューグランドも、ひさしぶり。
「練習してない」とか「体調がイマイチ」とか、おたがい走れない「言い訳（？ｗ）」をひとしきり言い合っていると、９時半のハーフの部がスタートした。
一緒に参加した自転車仲間のＨさんは、なぜかハーフにエントリーしていた。
「みんなハーフかと思ったのに」って、ちゃんと確認しましょうネ♪
Ｙさんに誘われて初めて出たのはもう２０数年前のこと。
そのときは３０００人くらいだったのが、今はハーフだけで３２００人、１０キロは５３００人の合計８５００人！
応援の人やスタッフも合わせれば１万人以上はいるだろう。
今回１０年ぶりくらいの参加だったが、どうりで山下公園は大勢の人であふれていた。
自転車のイベントもすごい人気だが、ランニングはお金がかからないので若い人が本当に多い。
スタートのマリンタワー前。この時点で３０００番くらいか。
風邪をひいては治るの繰り返しで、本当に練習していない。
おまけに重たい娘を毎日抱っこしていたら慢性の腰痛になり、靴下を履くのも痛くて足が上がらない。
ぎっくり腰になると痛くなる「腸腰筋」を痛めているのが、自分でも分かった。
仕方ないので金曜土曜と二日続けてパパイヤ整骨院に通い、「１時間だけ走れるようにして」と、無理言って治療してもらい、体中に「井」マークのスパイラルテープを貼って臨んだが、最悪はリタイアしてバスに乗せられても仕方ない。
今回は１ｋｍ１０分、６０分完走が目標だったが、こちらがまだ３キロのところで、もうトップグループが白バイに先導されて折り返してきた。
彼らは１０キロを３０分で走るのでこちらの倍の速度。本当に速い。
７キロくらいまで様子を見ながら走ったが、意外に苦しくないことに気づく。
ひょっとして自転車に乗るようになって、心肺機能が強くなったのかもと思い、少しづつペースを上げてみる。
携帯アプリの「マイマップマイラン」でペースを見ると１３．５ｋｍ/ｈだった。
やっぱり無理したら足が痛くなってきたが、あともう１キロなのでがんばって走る。
ゴール手前の沿道で妻と娘の姿を探すが、観客が多すぎてなかなか見つからない。
あきらめてゴールラインを超えたとき、時計は１時間１０秒だった。
なんとか走れて満足。やっぱり気持ちがいい。
実はシューズも先日新調したまま風邪をひいて走れず、今日がぶっつけ本番。
なので靴ずれしては大変と、かかとにバンドエイドを貼っていたが、なんとか大丈夫だったようだ（完全にナメテいる）
ゴール手前の沿道に戻って、やっと妻と娘に会えた。
待っている人がいると思うと、思いもしない力が出るものだ。
Ｙさんらは５３，４分ですでにゴールして、集合したところで待っていてくれた。
と、２０キロを走っているはずのＨさんもいる（？？）
聞くと１０キロのチェックポイントでタイムオーバーにより失格、本当にバスでゴールしたらしい。
１０キロ５７分の制限時間を６０分と「勘違い」していたそうだが、そもそも１０キロ５０分くらいで走れないと、その先の１５キロの関門も難しかっただろう。
とりあえず１０キロは走れたんだから良しとして、来年リベンジしましょう♪
終わってからのお楽しみ、中華街に昼食を食べに行く（本当にこれが楽しみで走っている）
この日は中華街も「ジャージの街」と化していた。
毎年この日は混むからと、事前にＹさんが予約してくれた見せに行くと、すでに何人かが並んでいた。
「萬来亭」
地元の人に聞いても「サービスは悪いけど味はいい」と評判の店。
本当に美味しくて、娘はチャーハンが出たとたん「キャ～❤」と歓声を上げて、バクバク食べていた。
左の「枝豆の炒め物」だけを食べに、Ｙさんの友人は東京から食べにくるらしい。
ビールも飲んでおなかも一杯。
外では相変わらず大勢並んでいるので、さっさと店を出て中華街をブラブラ。
Ｙさんらと別れてから、妻が行ったことがないというので、バーニーズ・ニューヨークに立ち寄る。
マラソンを走ったあと記念にここでネクタイを１本買うのが、「ならわし」だったが、今はほとんどネクタイをすることもなくなった。
相変わらずスニーカーでは場違いな「気取った店」
お客もみんな「こじゃれた」格好をしていて、普通のデパートとは違う異様な雰囲気。
ひと回りしてトイレでオムツだけ替えて、さっさと店を出た。
だんだん足も痛くなってきたので、観光もせずに帰る。
帰宅してシャワーを浴びたらまた睡魔が襲ってきた。
ベッドに横になったとたん記憶がなくなり、起きたら笑点が始まっていた。
そういえば昨日で５０歳になった。
「ひ孫」を抱くまでは死ねないので、１００歳まで生きるとしてやっと人生折り返しか。
特別なにも変わらないが、これからもおだやかに生きていけたらいいと思う。
