R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

日高とジョーさんとクリテリウム

先週の水曜だったか木曜だったか、モンドモトに立ち寄ったら
 
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イチカワくんがなにやら準備中
今夜から日高2デイズに「サポートで」向かうそう。
もうそんな時期か。
 
選手でなく裏方に回って数年。
「ホントは走りたいですけどネ」と、ちょっとさびしそうだった。
 
日高は7月の北海道4デイズで初めて行った。
 
北海道は札幌に数回、函館に一度しか行っていないので、
テレビの旅番組やニュースで北海道が話題になっても、いまいちピンとこなかった。
今回北海道行ったことで、アタマの中で地理が少しわかってきたら、
北見市で○○事件」とか、「富良野で○○開催」などのニュースを見るたび、
親近感が湧くようになった。
 
大雪山は紅葉」なんてニュースを、昨日見たばかり。
日高も朝晩は冷え込むのだろう。
 
日高2デイズの宿泊場所、日高山荘にも泊まったので、コースは知らないが(ゲロいんだろうけど)雄大な風景は想像できる。
 
土日でレースしてフェリーに乗って、明日あたり帰京するのだろう。
たった二日間のために倍以上の時間を使うことが、もったいないのかそれに見合う経験なのかは、走った人にしかわからないが、彼らも忙しいなか毎年行くのだから、やっぱり楽しいのだろう。
 
スリックタイヤ履いていたので、
「モタードに転向したのかな?」
なんて思ったら、
「タイヤの山がないだけです」って.....
 
あぶないから気を付けて
 
 
自宅の上を借りていたジョーさんが、転職で大阪に行った。
 
ジャマイカ人のお父さんと日本人のお母さんの間に生まれ、横浜で育った彼。
ずっと外資系企業で働いていたが、数年前リストラされて以来、やっと勤めた会社が半年で日本撤退とか、別企業に身売りされてリストラされたりと、この数年間は本当に不遇の時期が続いた。
急な面接に対応できるよう、バイトも日払いのガテン系ばかり。
うちの家賃も10か月くらい滞納するが、新しい会社に勤めると3か月くらいで返したりと、波乱万丈な人生。
 
身寄りがないのだから生活保護でも受ければと思うが、それだけはしたくないらしい。
昔も母子家庭や貧しい家は生活保護を受けていたが、周りにわからないようひっそり暮らしていた。
今は保護を受けながらパチンコやギャンブル通いの輩も多いというが、働くより生活保護がいいと思うようになったら、人間はおしまいだろう。
ヤヒロさんの職場に人が集まらないのも、うなづける。
 
 そんなジョーさん
「もう会社勤めはこりごり」と、以前働いていたイタリアの宝飾メーカーと個人契約。
自分で日本全国のデパートに「行商」していた。
最近やっと某航空会社の機内販売と、通販チャンネル会社と契約ができ、
「さあこれから」というところに、今回の大阪ばなしが舞い込んできた。
 
彼がスイスの某腕時計メーカーにいたときの部下で、ヘッドハンティング会社を興した女性から、
「ホテルの朝食会で異業種交流会があるので、行ってみたら?」と誘われた。
 
いろいろな人に会えば行商の販路拡大になるかも?と出かけたところ、大阪から来た会社社長に気に入られ、「ぜひ一度大阪に遊びに来て」と誘われた。
 
ジャマイカンハーフゆえ色黒で、スキンヘッドのジョーさん
ビリー隊長かウェズリースナイプスに似ていて、スーツがよく似合う。
「ひょっとしてオレをゲイと思ったのか?」
なんてこともアタマをよぎったが、55歳で独身、
親に結婚を反対されたお母さんが、親類から勘当されて結婚したので、身寄りは誰もいないし(ジャマイカは一度も行ったことが無い)、失うものは何もない。
 
「ヤラレそうになったら逃げればいい」と(!)、
関西のデパートに「出張」したとき、大阪に寄ってみた。
 
事前に連絡してからいったら、社長や会長、その他ほとんどの役員に紹介され、
「ぜひわが社に来てほしい」と言われたとか。
 
帰京して私にその話をしたジョーさんに、
「そのひとたち、{しっぽ}なかった?」って、まじめに聞いた(キツネかタヌキに違いない)
「そういえばしっぽは確認しなかったなァ.....」と、まじめに心配するジョーさん。
 
この会社は100年続く物流会社で社員も7000人以上いるらしいが、海外事業部が弱いので経験豊富なジョーさんに、白羽の矢が立ったらしい。
 
55歳で入社しても5年で定年、大阪は知り合いもいないので、またクビになったら今度こそホームレス.....。
 
そんな心配を洗いざらい先方に話したら、
「役員待遇なら定年はないし、ぜったいクビは切らない」とのこと。
なので行く決心をした。
 
あとで紹介してくれた彼女に報告したら、
「実は先方から貿易に強い人を頼まれていて、ジョーさんのことは先に紹介していた」とのこと。
知らなかったのはジョーさんだけ。それで合点がいった。
 
とりあえずまた10か月分、家賃はたまっているが、がんばって返してくれることを信じたい。
 
ジョーさんが引っ越した部屋のリフォームを、ペンキ屋のワダケンにお願いした。
土曜日に弟と仕事に来たので、近所の「麺や月光」へ。
 
「今日はスープがうまく作れなかったので休みます」
なんて札がたまに出ている店だが、今日はやっていた。
 
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一番人気のドロッとした魚介だしスープを頼む。
これを毎日食べたら病気になるだろうが、久々に食べるとやっぱり美味い。
 
事務所に戻ってみんなでコーヒーを飲んでいたら、ひさしぶりにヤヒロさんがやってきた。
10年前はモンドイチカワくんらと毎週走っていて、モンゴルやファラオも一緒に行った仲だが、数年前から実家の仕事が忙しくて、バイクに乗るヒマがない。
 
100GSは「ドア・オブ・アドベンチャー」主催者のY原さんに嫁ぎ、
ファラオ用に買ったHPNはマニアの人へ嫁入りした。
 
ヤヒロさんの家業は地下鉄関連工事を請け負っているので、仕事は終電後の夜中から明け方。
日曜も明け方まで働いて、帰宅して犬の散歩や掃除、洗濯してたら、一日が終わるって.....
世間では就職難とか仕事がないとか言ってるわりに、いくら募集しても仕事が夜の肉体労働だと、全然集まらないのが悩みのタネとか。
 
アベノミクスで景気は上向いているというが、こういうところに人が来ないのでは、本当に景気がいいのか疑問に思う。
 
「早く嫁さんもらいなよ」といつも冷かしていたが、昼夜逆転の暮らしではよほど理解のある女性でない限り、むずかしいとか.....。
 
そんなヤヒロさんが持って来たのは
 
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去年初開催で好評だった(らしい)「さいたまクリテリウム」の、ポスターとDVD
 
ツール・ド・フランスの選手たちが大宮駅周辺の市街地コースを、クリテ形式でレースするというもの。
「ついこのあいだやったのに」と思ったら、もう1年たっていた。
ヤヒロさんは地元の商工会議所から、スポンサー集めをさせられているらしい。
 
協賛金10万円の「個人プラチナスポンサー」は、「抽選で」本コースを自転車で走れるらしい。
東京マラソンのチャリティ枠10万円だって、金さえ払えば走れるのに、こちらは抽選で外れたら走れない.....
ってブランド物には大金を惜しまない日本人を、ナメてるとしか思えない。
(しかもあと40日しかないし......)
 
初開催の去年は20万人くらいの観客が集まって、「大盛況」だったらしいが、
選手や家族、恋人までファーストかビジネスクラスで、ホテルもスィートの条件付きでは、5000万くらい赤字とか。
いち地方自治体が手におえるイベントではなく、東京都がお台場あたりで開催するべきと思うのだが、さいたま市は今年もやるらしい。
 
私は興味がないので、地元さいたま県民で自転車乗りのワダケンに、
自転車屋さんで宣伝して」と持って帰ってもらった。
ガンバレ、ワダケン!