R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

セブリング

セブリングと聞いて「12時間耐久レース」と即座に答えられる人は、かなりのレース通。
先日、所用で菅原爺の家に行ったとき、11月1日に泊った富士山の近くのホテルが、F1のときは大渋滞になった話しをしたら、爺とママが「昔行ったアメリカのセブリング12時間レースでは、サーキットへの道を朝の入場時と帰りの退場時、警察が完全な一方通行にするので渋滞しないよ」と言っていた。
たしかに合理的。
日本にもそのくらいの鷹揚さがあれば、渋滞も無くなって富士のF1ももう少しできたかも、なんて思ってしまうけれど、そこは文化の違い、永遠にかなわぬ夢だろう。

セブリング12時間耐久レースはルマンやデイトナの24時間レースと並び、「世界3大耐久レース」と称せられるほどのメジャーレースで、現在はアメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)の開幕戦がここで行われていて、アウディが優勝している。
イメージ 1

イメージ 2
でも我々におなじみなのは、やっぱりこのガルフ・ポルシェ♪ く~カックイ~

今年のモンゴルにスズキエスクードで、はるかコロンビアから参戦したグスタボ&アンドレ兄弟は、「リダ・コール」というコロンビアで100年続く老舗の自動車販売会社の一族とのこと。

彼らは4代目ですが、初代創業者はあのT型フォードを南米で初めて輸入販売した人とか。
イメージ 3
この兄弟(小さくてよく見えないけど、赤い人はたぶん奥さんかと)。
菅原爺が訪ねたときに、「食事に行こう」とクルマに乗せられ、延々と山を登った先に彼らの山荘があり、専属シェフの料理をごちそうになったそう。

彼らは日野自動車の株主でもあり、レンジャーの現地生産もしていて、なぜかコロンビアではバスはフロントエンジンでなければならないので、荷台をバスに架装したレンジャーが、コロンビアでは普通に走っているんだとか。

SSERの「菅原爺の手紙」にも紹介されているのでご覧あれ
http://www.sser.org/text/letter/letter_008_090319.htm

広大な本社ショールームには、なぜか昔パリダカに出た日野レンジャーが、きれいに整備されて飾ってあり(兄弟はパリダカ&レンジャーの大ファンとか)、爺が運転して市内を走り回ったそう。

T型フォードのあとアメリカから輸入したクルマの中には、こんなトラックもあった。
イメージ 4
マックトラック
イメージ 5

このトラック、当時では画期的なベルトドライブ。

本田宗一郎もこれを参考にエスロクを作ったかは分からないけど、アメリカもこのころのチャレンジスピリットが続いていれば、極東の小国に負けることはなかったのでは。
イメージ 6

男は黙ってサッポロビール....。

ジジネタ(時事ネタではありません)が増えたので、書庫に「スガワラ」を追加しました。店主敬白