R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

キャンプビギナーその2



キャンプ3日目は弓ヶ浜の海上アスレチックへ
 
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中学2年生から3歳児まで総勢7人だが、アスレチックは身長120cm以上からなので、一番元気な3歳児のとっちゃんは、残念ながらお留守番。
 
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大人は1時間1500円、子供は1000円で、あっというまに予約はいっぱい。
「なーんだ1時間しか遊べないのか」
なんて思ったが、これが大変な乗り物。
 
遠浅の海を100mくらいを歩いて渡り、空気で膨らませた巨大なバルーンに乗り移るが、これがけっこう大変。
軽量な子供はまだいいが、ちょっと太めなオトナたちはカラダが重くて這い上がれず、水際でジタバタしている。
 
仕方ないのでライフジャケットをつかんで引っ張り上げてやるが、何人上げてもキリが無く、ヒジがまた痛くなった。
 
とにかくどこもグラグラしていて、不安定極まりない。
子供6人に大人はナベちゃんの奥さんと私だけ。
男の子たちは自力でガンガン遊んでいて、娘も一人でどんどん行ってしまう。
娘と同い年のエレナちゃんが「こわい、こわい」というので、ずっと付添い。
一本橋がグラグラして渡れないときは、海に落ちて泳いだほうが速いが、よじ登るのに体力を奪われる....
調子に乗った娘は一番高い「氷山」(奥の白い山)に登ったはいいが、こわくて降りられず、私を呼んでいる。
こわがるエレナちゃんをナベの奥さんに任せ、娘の元へ急ぐ。
氷山に登るとたしかに高い。
先日の神津島の飛び込み台を思い出す。
 
残り時間もあとわずかなので娘を抱えたまま、「下を見ないで3,2,1!」と飛び降りる。
疲れ果てて浜に戻ると、次の回の人たちが笑いながらすれ違っていく。
そういえば我々が向かうとき帰ってくる人が、みんなゲッソリしていたような。
 
それにしてもここは刺青を入れたヤンキーっぽい男女が多い。
ルマも派手な改造車ばかりだが、ナベの奥さん曰く
「白浜のほうがヤクザが多い」
とのこと。
 
渋滞が始まる4時前に弓ヶ浜を出発した。
 
下田は週末がお祭りなので、海水浴と祭り見物のクルマで国道も県道も大渋滞。
他のメンバーが裏道を知っていて助かった。
 
そして14日(月)にママが電車でやってきた。
下田駅までお迎えに行き
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4日ぶりにママと合流。
 
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この日は子供たちが夕食当番。
みんなでカレーを作ることに
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自分たちで作ったカレーは、格別の味らしい。
 
夜はみんなで花火大会。
 
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総額1万円の花火。
ずいぶん打ち上げ花火が多いなぁと思ったら、
 
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刺青を入れた大人たちが、寝そべった腹の上に打ち上げ花火を乗せたり、打ち上げ花火を打ち合ったりと、かなりオトナゲナイ。
 
それを笑いながらはやし立てる子供たち。
こうしてヤンキーの伝統は受け継がれていくんだろうナ。
 
そして最終日
、下田水族館でイルカと一緒に泳げるという「ドルフィンスイミング」へ向かう。
 
入口ではいきなりウミガメのお出迎え。
100円でキャベツを買って与えると、あやうく指をかまれるほど勢いよく、カメが寄ってくる。
 
 
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ウェットスーツに着替え準備完了
 
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天気は曇りで今にも雨が降りそうだが、イルカが寄ってくる。
 
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狭い「いけす」でイルカと「ふれあう」。
広いところでイルカと泳ぐには、100m以上泳げないとダメらしい。
 
「イルカの肌はスベスベしていたよ!」
15分ほどしかなかったが、興奮気味に話す娘。
次は野生のイルカと泳げる「御蔵島」に連れて行ってやりたいが、泳げるだけじゃなく潜れるようにならないと無理らしい。
 
「せっかく下田に来たのだから、美味しいお寿司が食べたい」
という妻のリクエストで水族館から市内へ向かう。
と今日もお祭り、
狭い道には水族館へ入場待ちのクルマと、お祭り見物のクルマが何百台も渋滞していて、とても市街地へは行けないし、行ったら戻れないだろう。
 
あきらめて交通整理の人にキャンプ場へ戻る道を聞くと、裏道を教えてくれた。
 
寿司は食べられなかったが、キャンプ場近くのハワイアンぽいカフェで、ワンプレートのランチをいただく。
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キャンプ場に戻ると、遅く起きた子供たちが海に行く準備をしていたので、合流。
 
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沼津うまれでサーファーのナベちゃんママにボードを借りて、人生初のボディボードに挑戦。
 
体重が軽いのと波が大きいので、うまく波に乗れると50mくらい波の上を滑っていける。
今まで浮き輪でしか波に乗ったことのない娘も、これにはビックリ、というか大感動。
「もう一度やる~」
と何度も何度も繰り返し波乗りしていた。
 
「東京に帰ったらまた波乗りしたい」
というが、一番近い湘南の波では
「こんな小さい波じゃダメ!」
って言われそうで恐ろしい。
 
 
5日間の下田キャンプもいよいよおしまい。
祭りが終わる夜8時ごろを狙ってキャンプ場を出発。
あいにく雨が降ってきたが、熱川から熱海に抜ける海沿いの道は、拍子抜けするほどガラガラで、60km先の小田原厚木道路もガラガラ。
東名高速は渋滞していたが、それでも11時半には帰宅できた。
 
仲良くなったエレナちゃんがパパと週末に遊びに来たが、16日に横浜へ帰った彼らは、午後2時に出たら海沿いが大渋滞で、家に着いたのは夜10時過ぎだったそう。
 
200kmに8時間かけるなら、家から4時間で行ける神津島のほうが、近いかもしれない。
 
キャンプが楽しくなっていろいろな本を買い込んだ。
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ラリーで砂漠のキャンプはたくさんやったけど、料理を作ったり子供と遊ぶファミリーキャンプは、まだビギナーなのね。
 
下田のキャンプ場は常連さんが多く、キャンプ道具もかなり年季が入っていて、これらの本に紹介されるオシャレなキャンパーよりも、どちらかというと生活感がにじみ出る「自炊」派が多い。
 
キャンプしてみて感じたことは、毎日ボーっとしているキャンプは、やっぱり苦手ということ。
ラリーのように毎日ノルマがあったほうが、充実していて楽しいような。
 
ほんとうは下田や南伊豆、西伊豆のいろんなところを回りたかったが、どこもクルマは渋滞するし駐車場も満車で動けない。
 
そしてやっぱり下田は遠い。
渋滞して7時間8時間かかるなら、ジェットフォイルで自宅から4時間で行ける神津島のほうが、よほど近く感じる。
 
でも子供は夜遅くまで騒いて、朝は好きなだけ朝寝坊ができるキャンプが、やっぱり好きらしい。
 
そして夏休みは後半戦へ続くのであった。