R1250GS カフェしなの

R1250GS、事故で廃車から買い替えました

ツインカム

フ○ットのUさんから、オーダーしていた新しいパニアケースが入荷したと連絡をいただき、取りに行った。
思えば20年目の私のGSは、付いているパニアもたぶん20年物で、今まで無理やり荷物を詰め込んだり、あちこちぶつけたりして、かなり歪んでいたので、そろそろ買い替えどきだったか。
新品が届くまでのあいだ、普段使わない右側の大きなパニアを付けていたが、こっちもアルミの「わく」がかなり歪んでいて、スムーズに閉まらなくなっている。
なにより右側にでっぱりがあると、都内の渋滞すり抜けには神経を使い、左側パニアの必要性を痛感した。
 
新品はやはりヨイ♪♥
イメージ 1
「バフッ」ってきっちり閉まる(ってあたりまえだけど)
イメージ 2
バンドも伸びてないし。
これは大事にしよう(たぶん)
 
おっ
イメージ 3
1200の試乗車ってことは
イメージ 4
見かけは旧型と変わらないけど、めっぽう速いらしい。
 
数年前1200GSが発売されたとき、まじめに購入しようと思い、ハンコ持ってフ○ットさんに行った。
 
試乗車をお借りして環七を1キロほど走ったところで、「こりゃヤバすぎる」と買うのを断念。
 
ふだん乗っているOHVのGSが、事務所から渋谷まで20分とすれば、1200なら15分で行けてしまう。
ハンドリングも軽快で加速もすごいし、なによりブレーキもめちゃくちゃ効くから(ドラムに比べりゃ当たり前か)。
 
そのぶんリスクが大きくなって、馴れてしまえば渋谷まで10分で行こうとするし、いずれ大事故を起こすなアと思ったのが、やめた理由だった。
 
その後、神奈川の大井松田のコマツ試験場で開催された、ビッグオフの走行イベント「ビッグバード・ミーティング」で、フ○ットさん提供の1200GS試乗会があった。

ご自由にどうぞと言われても、ノーマルタイヤの200万を越える新車で、ダートを走ろうという猛者はおらず、ブースの展示車両になっていた。
フ○ットの名物営業マン、I川さんから「sinaさん、誰も乗ってくれないからちょっと乗ってよ」と言われ、一度は固辞したが、「転んでもいいから」と言われ、それじゃと乗ってみた。
 
ふだんはコマツのブルやダンプのテストコースになっている、1周3キロほどのコースを、ゆっくり走ってメインストレートに戻ってくると、知り合いらから「開けろ開けろ」の大合唱。
調子に乗ってアクセルを開けたら、上りのコーナーで思い切りリアが滑り大転倒.......。
 
その後、割れたシリンダーヘッドからオイル漏れしている、「キズモノ」になったGSは、今度は誰も遠慮することなく「試乗」してくれたそうだが、I川さんのうらめしそうな顔を、今も会うたび思い出す。
I川さん申し訳ない......。
 
あれ以来新車が出てもフ○ットさんから、「試乗しますか?」と声をかけられた記憶がない(そういえば今回も......)。

Uさん大丈夫、もっと速くなったことは分かってます。だから乗らないのでご安心を。
あれ以上速くなったら、自制心のめっぽう弱い私にはホント、キケンです。

でも「ツインカム」とか「DOHC」って言葉に、男の子は弱いんだな.......

イメージ 5
 
こんなカタログに、今まで何人の「いたいけな」オジサンがだまされたことか.........